これはサディク・カーン ロンドン市長の発言です。
ヨーロッパ人に、「テロは日常生活の一部」だということに慣れるべきだと言うのです。
この発想こそ、西洋の価値観と相容れない、イスラム社会そのものではないかと思います。
カーン市長はテロや犯罪にとても理解のある人です。
何しろ、テロリストの集会で演説したり、アメリカ9.11テロの共謀者や首謀者側の代表挨拶を行ったり、ムスリム団体を標的にした2つの反テロ法を糾弾したりで、どう見ても犯罪者の代弁ばかりしているからです。
だからでしょうか?テロや犯罪と戦うトランプ大統領を蛇蝎のごとく嫌い、訪英をしつこく反対し、トランプ大統領の入国制限令の説明がIS(イスラム国)に似ていると批判しています。
(トランプ大統領はテロを防ぎたいのです。テロリストの温床があり、管理が出来ていない国を制限対象国にしたら、たまたまイスラム教徒の国が多くなったというだけです。それを、ISが西洋とイスラムは相容れないと言っていることと同じだとウルトラ解釈をして批判しています。)
自分がロンドン市長に当選するとすぐにアメリカに行き、シンクタンクの会合で大ファンであるヒラリー・クリントンの“応援”演説をしているのですが、そこでも持論を展開していました。
《私たちが、西洋の価値観を持ったムスリムはいるのだと「肯定」しなくてはいけない。
社会を分断しようとする人たちや過激派、テロリストは、〈西洋の価値観とイスラムは相容れない〉と言っているのだから、私たちが西洋の価値観を持ったムスリムが可能だと「肯定」しなければ、(ムスリムの)若者達をそちらのグループへ走らせてしまう。》
こういう意味のことを言っています。黒塗りだらけの公開公文書同様であるメインストリームメディア報道しか知らない人には、一見「なるほど」となるかもしれません。
カーン市長は自分は西洋の価値観を持ったムスリムであると自負していて、自分の存在が西洋の価値観とイスラムが相容れるものだとの何よりの証拠だと思っているようですが、私は、この人の存在こそ、イスラムによる欧州侵略の何よりの証拠だと思います。
カーン市長の持論通り彼らを迎え入れ、福祉を与え、共存を信じてを「肯定」してどうなったのか?
先進国が第三世界へ、ヨーロッパがユーロビアへ、ロンドンがロンドニスタンへ変身です。
さて、今まで紹介したように犯罪と親和性の高い移民系ムスリム市長が治めるロンドンですが、その犯罪データが公表されました。
2015年∼16年と2016年∼17年の 11月から10月で比較しています。
(カーン市長は2016年5月に選挙で市長に選ばれました。)
殺人が 27.1%
若者の殺人が 70%
深刻な若者の暴力が 19%
強盗が 33.4%
侵入盗が 18.7%
窃盗は1万件以上増えて 33.9%
ナイフ犯罪は4千件増えて 31.3%
レイプは 18.3%
銃犯罪が16.3%
大々的に報道されるテロだけではないんです。
移民がその社会ごとやって着て治安が悪化するというのはこれを見ても明白です。
お陰様でロンドンはニューヨークよりも危険な都市となりました。
そして、酸攻撃(アシッド・アタック)が急増しているロンドンは、
一人当たり世界で一番酸攻撃が多い都市
になったのです。以前、ロンドンの酸攻撃の酷さを記事にしたことがあります。
英国がバングラディッシュ・パキスタン・インド化している?アシッド・アタックが急増!!
現付自転車で配達する配送員が、ロンドンにはいくつかのナイフ攻撃と酸攻撃が蔓延するNO GO ZONEがあり、給与が下がっても遅い時間には行かないようにして自衛しているそうです。
(リンク先には地区の名前が出ていますから、関係のある方はご覧ください)
Sadiq’s London: Knife Crime, Gun Crime, Theft, Burglary, Rape, Homicide all MASSIVELY Up
昨年9月からの”新犯罪評価基準”では、公共物の破壊、自動車犯罪、燃料窃盗などの軽犯罪は捜査を中止できるようになっているそうです。
しかし、ヘイトクライムは必ず捜査するように指示されているそうです。
英ロンドン:数千件の軽犯罪が放置される一方、ヘイトクライム対策は強化されている模様(海外報道翻訳所)
また、ロンドンのバスや地下鉄、鉄道では「反イスラムフォビア」キャンペーンが行われています。
この写真は昨年10月の記事からですが、ロンドン警察は200ものイベントを計画してるようです。
このキャンペーンではイスラム教徒に対して、イスラムフォビアと思われるヘイトを受けたら報告するように促しています。
イスラム化する動きは次の件でもわかります。
アルカイダ系テログループの一員で、カダフィ政権下で非合法とされていたため、英国に難民としてきたリビア人(父親)の息子(本人)がマンチェスターのコンサート場でテロを決行したことを覚えていると思います。男家族全員がジハーディストで本人は死亡、父親と3人の兄弟はすべて逮捕されました。(参照記事1 2)
これ、英国政府は正式にテロとは認めましたが、宗教的動機がなくヘイトクライムではないという結論をまとめました。 宗教的動機から来る憎悪しか見えないんですけど・・・
UK Government: Ariana Grande jihad bombing in Manchester “not a hate crime,” “not religiously motivated”
当局がどんなに机上で言葉をいじって、「ヘイトではない」 「西洋の価値観とムスリムは一体化できる」と言おうと、事実に合っていないことなのです。
「移民そのもの」なのに「移民じゃない」というのと同じように、実態に合わない言葉で大衆を言いくるめるのは不誠実です。
NHK同様偏向報が酷いBBCのお気に入り女性歌手、以前もフランスのジャングルに取材に行き「英国民を代表して謝ります」と言って非難された人が、またもや”ムスリム移民によって暴力を受けた女性達は、いずれ、(イスラム教徒達が存在しなくとも)暴力を受ける運命(there’s a strong possibility)にあった。”と言い非難の嵐だったそうです。
移民の犯罪に巻き込まれたのは運命?英女性歌手、謎理論を主張し物議を醸す(海外報道翻訳所)
この女性歌手リリー・アレンは金持ちで危険な目に遭わない人です。
人災と、火山噴火や雷のような天災とを同列視して、自分には関係ないからと人災を呼び込むのです。
SPもつかず、日々の糧を稼ぐために少々危ない目にも合わないといけない庶民たち、移民を入れることによって治安が悪化、自分の安全を守るためにまた取られる税金が上がる、この理不尽さを政治家が作り出すことに、どうしてストップをかけられないのでしょうか。
これこそ「茹でガエル」なのでしょうか。
大々的に報道されるテロだけが治安悪化の目安ではありません。
毎日のように、自分の周りで、ゴミ箱、自転車が放火され、車上荒らしや車の盗難があり、窃盗、強盗、銃刀事件、酸攻撃、頼みの警官まで襲撃される、こういうのがあったら・・・そして終わりが見えないなら、耐えられなくなります。
これは悪循環を生みます。
この環境は元からいた住民には不快で、移民には歓迎する環境となりますので、前者は出生率も下がるでしょうし後者は上がります。
自国のレベルが下がる移民を受け入れるとどうなっていくのか、最後に、英国以外の国から2つの記事を紹介しておきます。
この3ヶ国に共通するのはアフリカ人やイスラム移民を大量に入れたこと!です。お忘れなく!
「世界で一番権力のある女性」の足もとを揺るがす難民問題ドイツはこのまま内側から崩壊するのか(2018/01/12 川口 マーン 惠美)
どうなっちゃったの?人権大国 真打、スウェーデン!人権大国の「内戦状態」 (ナンミンウォッチ)