【映画】インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
先行上映を見てきた。ディズニーシーができた時から「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー/クリスタルスカルの魔宮」があったように記憶しているから、2001年頃から噂されてた作品になる。
スピルバーグ・ルーカス作品は昔から好きで、インディアナ・ジョーンズはシリーズ2作目のTemple of Doomを、日本での封切り前に、ロサンゼルスのチャイニーズシアターで見たくらい。それがもう四半世紀前くらいだから、本作がハリソン・フォードで見られるとは思っていなかったのだが(笑)。
ここからネタバレ含む
今回の舞台となるのが1957年。遠藤が生まれたのが59年なので、いよいよ身近な時代の出来事で、アステカのオーパーツである水晶髑髏(形違うけどね)、ロズウェル、ナスカの地上絵と出てくれば、映画のラストがスピルバーグの77年作品「未知との遭遇」とかぶるのが容易に想像できる。
むしろ、77年と現在の30年間の映画制作の技術の進歩を楽しんだ感じだ。
役者では1作目以来の登場となる、カレン・アレンが・・・昔萌えただけに悲しい姿になっているのかと思ったら、魅力あるオバさんになっていて安心した。スピルバーグという監督さんは、女性の魅力を引き出すのが上手だと遠藤は思っている。
74年のメル・ブルックス作品に「ヤング・フランケンシュタイン」という、わざとモノクロで撮影された作品があるが、博士の助手役で登場するテリー・ガーという女優さんがとても可愛い。と思ってたら、同じくこの作品を見て気に入ったとかで、彼女を「未知との遭遇」の主人公の奥さん役で登場させている。
これがまた別の魅力があって良かったに違いない。F・F・コッポラが82年の自主製作的作品「ワン・フロム・ザ・ハート」に起用している。一度有明でやったテニスの大会にゲスト出場してた・・・ま、どうでもいいや。
シリーズのファンには久々の作品らしく、そこここに旧作を知っている前提のネタが仕込まれているのも要チェック。冒頭で一見して、あの時の倉庫だと知れる場所では、ちゃんとチラ見せしてくれてるし、途中で現れた若造が「マックは犬の名前だ」という時点で、彼の正体はわかるし。
予習までする必要はないくらい、初めて見る人でも楽しめると思うけど、シリーズファンなら必見!
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作中にナスカの地上絵が登場する。遠藤も自作品ではゆかりのなるモチーフなので気になったわけだが・・・、劇中で登場するような見え方の場所は実際には存在しないと思われる。
確か、クモの地上絵の近くには森なんかなかったはずだし。CGってずるいな(笑)