人はなぜゲームをやめてしまうのか? | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

人はなぜゲームをやめてしまうのか?

 この4月から大学院生として、ゲーム研究者としてのキャリア形成を狙いつつ、ゲームデザインを大学で教えるという多重生活を送っている。で、ネットへの書き込みが疎遠になっているのだが、一か月半が経過して、何とか生活のリズムも掴めて研究に励む毎日を送っている。

 で、今まで書いたことのない論文を書かなければならないのだが、その最初に題材に選んだのが、2012年のDiGRA-J夏季研究発表大会で、経験則として語ってしまった「プレイヤーがプレイしていたゲームを途中でやめてしまう理由」だ。


 というわけで、多くの人に「続けていたゲームを途中でやめてしまった原因」のヒアリングをしている。数千規模のデータが集まれば、その分析からゲームを続けなくなる理由が明らかになる。既に得た情報から、ゲーム自体に原因がある場合、ゲームを取り巻く環境に問題がある場合、リアルがゲームのプレイより大切な場合など様々あることがわかった。より正確な内容にするためにも、皆さんも情報を寄せていただきたい。


 内容は「年齢性別、対象のゲームタイトル、やめた理由」で、タイトルが異なれば1人でいくつでも答えてほしい。例「55男、パズドラ、1ゲームの戦闘回数が増えた」「55男、ダークソウル、何回やっても突破できない場所で挫折」などのように、理由は簡潔な方がまとめやすいかな。また、年齢性別は傾向を分析する手がかりとするもので、必須ではないけど、できれば教えてください。色々なゲームについて知りたくもありますが、特に同一タイトルに対する多数の情報は正確さが上がるのでうれしいです。

 このエントリーのコメントとして、あるいはツィッターで@evezoo宛てにツイートしてください。皆さんからいただいた情報は分析しまとめて、8月のDiGRA-Jの夏季研究発表大会で口頭発表する予定です。