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2017年10月5日木曜。
待ち焦がれていた愛知病院の初診日!!
ただ願うことは
「早く痛みから解放されたい、病名がわかれば治療ができる!」
ということだけ。
朝一番に予約してあったので、見慣れた通勤渋滞の中、喜び勇んでハンドルを握りました。
さて、病院に到着すると私のように紹介状のある患者は別口でスムーズに通してもらえ、指示された待合所で順番待ちをしました。
長年ボランティア活動で出入りさせていただいていた馴染みの病院ですが、その時の楽しい雰囲気と違い、愛知県下でトップレベルの優秀ながんセンターらしい貫禄を感じます。
広々としたロビーのような待合所には立派なテレビ画面がいくつも設置してありました。
しかも、一般のテレビ番組が放映されているものと院内のインフォメーションが表示されるものが交互に設置され、設備が充実していることを垣間見た気がしました。
そんなテレビ画面を眺めていると、我が「パステル和アートの会」が院内の地域緩和ケアセンターで定期開催させて頂いてるパステル画体験会のお知らせも流されているではありませんか!
(これが長年させていただいてるボランティアです。)
画面端には私の描いたサンプル画も!
一気に励まされました。
さて、順番が回って来て診察室に入りますと、そこは以前ラジオにゲスト出演してくださったG先生の診察室でした。
互いに照れくさい空気が一瞬流れましたが、ひとまずご挨拶して本題に入りました。
ここでG先生がおっしゃるには、
「悪性腫瘍なのは間違いない」
「進行が速いので早急に検査を進めなくてはいけない」
「検査項目が多くなりそうだし、結果が出るのに日数がかかる。一刻も早く検査を始めましょう」
ということでした。
勿論、即OKです。
G先生は各部署にすぐ電話を入れてくださり、半ば無理矢理、検査予約を手配してくださいました。
つまり、初めての検査入院決定です。
数時間の猶予をいただいて一旦帰宅し、持ち物の準備と仕事の調整をして、病院に戻りました。
この日に経験した検査は
採血
胸部レントゲン撮影
生検
CT撮影
造影剤使用のCT撮影
の5種類だったと思います。
今までFMおかざきのがんに関するコーナーをお聴きの皆さんや、リレーフォーライフジャパンに参加経験のある皆さんなら聞いたことのある語彙ばかりでしょう?
この時、病気の痛みは継続してましたが、今まで教わってきたことを我が身が経験するのだという好奇心と、もうすぐ苦痛の犯人がわかることの嬉しさの方が先に立ってしまい、ただワクワクしていました。