2月頭から稽古がスタートしたタイタニックですが、先日無事に千秋楽を迎えることができました!
あー、楽しかったなぁ~
作品自体はとても悲しいお話ですが、それを吹き飛ばすくらいに底抜けに明るい仲良しカンパニーになりました!
22人のキャスト全員で、垣根なく作り上げられた関係性は、ちょっと奇跡的な時間でした。
そして、この作品を愛し、僕を起用してくれた梅田芸術劇場の関係者の皆様、そして演出家のトムに深く感謝したい。
そして、このとてもデリケートな作品を、妥協せず歩み続けてくださったバンドメンバー、スタッフの皆さんに感謝しています。
およそ100年前に実際に起こった悲劇を取り上げたこのミュージカル「タイタニック」。
もちろんこの悲劇を実際に経験した人間は舞台上にはいません。
でも、だからこそ「知ろうとする気持ち」を燃やし続けなくてはならないという思いで向き合いました。
それは、亡くなった方、生き残った方、そしてその方々の遺族に対して、最大限の敬意と共に、その魂を決して軽んじることのないように演じるために、絶対に必要なプロセスだと信じていたから。
(なんだか難しい表現になってしまった)
僕に何ができたかは分かりませんが、精一杯タイタニック号の上で生きたつもりです。
観劇くださった皆様に、何かを持って帰っていただけていたら、役者として嬉しい限りです。
いつかまたこの作品に役者として出会えたら嬉しいです。
それにしても、ホントにサイコーの仲間に出会えたこと。僕の宝物が増えました(*^^*)
一人一人のことを書いていったらキリがないくらい、ホントーにみんなサイコーです!!!
心から、ありがとう!
さぁ、新たな一日にSail On!!!
そして、ホントに最後の最後に一言だけ。
タイタニック号の沈没事故で亡くなった1517人の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。