仲が良くても、悪くても、母親と娘の関係は難しいですね。
根本的に仲を悪くしたい娘はいないんですよ。母親には誰より愛されたいし、可愛いねって言って欲しいものです。

でも母親だって人の子、母親自身が十分に愛されて育っていないと、娘をどう愛していいのか分からないのです。

愛する、愛されることは、経験で学ぶしかありません。
誰も教えてくれないので、経験で学ぶしかないのです。だから愛されなかったと感じた場合はとても厄介です。学びようがないのです。

そこでいくつになっても「育てなおし」が必要になります。
愛されるってことがどんなものなのか、肌で感じるのが一番早いのです。そして怒りを解放していき、最終的には親を赦すしかありません。

赦すとは会話すると思われるかも知れませんが、そうではありません。二人で気持ちいいことすればいいのです。手っ取り早いのが美味しいものを食べる。温泉が好きなら温泉に行ってまったりする。
赦しと愛することは、同じなのです。

当たり前ですね。赦さない状態とは拒否する状態ですから「断絶」です。愛するとは受容であって一体感があります。ですから自分を愛するとは自分を赦すことだし、他者を赦す場合は愛することなのです。

親もまた愛されなかったから、子どもを愛せなかったのです。負の連鎖をどこかで止めるには、自分がするしかありません。自分が幸せになりたいはずですから。

これは基本で、実際には複雑なパターンがたくさんありますので、間違った愛され方をする場合もあります。その場合も母親が愛する形をとりながら、怒っているのです。この場合、娘は愛されていると思いながら、実は不幸になっていくことがあるので、注意が必要です。






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