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シンクロニシティについて「あらゆる存在は、全体の部分であり、部分の全体でもある、ホロンという性質を持っている。」と語っているのは「ホロン革命」を書いたジャーナリストにして哲学者アーサー・ケストラー。

部分から全体に通じるには、細心の注意を払いながら自分を認識することが不可欠です。
自分を省みると明確なのは「細心の注意を払い続けることが苦手」なこと。細心の注意をしていながら、「まあ、いいか」と完結してしまうことです。これが細心の配慮をしていながらも、現実にしていないことを最近よく思います。
今後は「まあ、いいか」をゼロにします(笑)そう決意したから大丈夫。

かたつむりの自分は、抱えた家を守りながら歩くために、かもめのジョナサンの師が言い残した「愛にもとづいた行動を続けなさい」を守るのです。

シンクロニシティ。偶然のように見えて偶然ではなく必然。偶然と必然の垣根を越えて惹き合った結果、ついに実現を生み出す力は、どのようにしてもそこに辿りつく強い想いから生まれる。強い想いとは準備することなのです。なぜ準備すればシンクロニシティが生じるのかというと、みんな繋がっているから引き寄せることができるのです。


ライフスキル講座


シンクロニシティは、優れたマネジャーの得意技になることがあります。「あらゆる存在は、全体の部分であり、部分の全体でもある」からです。チームメンバーのひとりひとりと深くコミットしていれば自然な結果です。その効果は危機管理にも発揮されます。

危機管理がうまくできない原因は思い込みが働いているからです。個人の価値観のぞの実態は決めつけといい直してもいいものが多いのは、自分が育ってきた環境に培われたものだからです。10人いれば10の価値観、言い換えると「決めつけ」があるため、柔軟に見通すことができないのです。決めつけは自分の価値観ではなく、他者の思考を受け継いでいることに注目しましょう。そのために「枠からはみ出さない行動という鎖を断ち切る」ことができないでいるのです。かもめのジョナサンが語った重要なこと「思考の鎖を断ち切れ。そうすれば肉体の鎖も断ち切れる」ができない原因がそこにあります。



人生が複雑なら、シンクロニシティが働くように、人生をシンプルにしましょう。
かたつむりは家と自分でかたつむり。家を抱えて歩いているので、すべてが手元にあります。
人生もひとつだけに集中してシンクロニシティが働くようにします。
方法はシンプル。なんでもするのではなく、人生の本質に迫ることだけに集中するだけです。

なんでもするのではなく、人生の本質に迫ることだけに集中するとは、気ままにことを運ぶことではなく、意志決定をして、意志を自在に働かせるためです。そのために本質に迫ること以外は除去する。
その最大の目的は潜在意識をポジティブにすることです。
潜在意識の大半がネガティブである場合が多いので、顕在化した目的、目標がポジティブであっても、ネガティブな潜在意識に引き下げられる。この状態は途方もなく大きな抵抗勢力を自分の内側に持った状態です。

ところがシンプルにして、ゴールを明確にすると、ゴールから逆算が可能になります。一方あれもこれも抱えた状態だと知らず知らずに成り行き任せになり、ゴールが不透明になり逆算ができないばかりか、多忙に追われてしまい、やることが多すぎてもう手に負えない状態なり、意志とは関係なく進んで行くようになります。


潜在意識