濱:喃語の初ライブっていつくらいだったの?



















 

りゅーさん:大学の軽音楽部が使ってたスタジオで初ライブでした。

 






















濱:あ、喃語はもう大学の頃からやってたのね。

 






















りゅー:そう。

最初はゆらゆら帝国のコピーバンドだったんだけど、途中でLightning boltのコピーとか他の事もしだして、オリジナル作るようになってあんな感じになりました。


そこら辺から軽音の定期的にやるブッキングライブみたいなのに出るようになりましたね。

 

























濱:Lightning bolt良いね。メンバーはじゃあ同級生でやってたんだ。


















 



りゅー:ギターボーカルは一個上で、ベースが一個下。

元々ベースは違うメンバー(これも女性)で、仏像を彫るっていう理由でバンドを辞めて持ってるベースは川に沈めたらしいです。

 

















濱:ボーカルの人も変わってそうだよね。

 


















りゅー:変です。かれこれ十年以上の付き合いですが、未だに彼を理解することが出来ない。

音楽的な感覚も趣味も全然合わないし。

















 

濱:爆

















 

りゅー:そもそも変拍子あまり好きじゃなくて、本当はもっと分かりやすい音楽やりたいんですよ。

めちゃめちゃ上手くなったら宇多田ヒカルのバックで叩きたいです。

 



















濱:けど、喃語はりゅーに合ってると思うよ。

the hatchもだけど。ハッチはどういう経緯で入ったの?


















 

りゅー:喃語のライブを見てたハッチのベースがヘルプとして誘ってくれて、ずっとヘルプのつもりでいたんだけど知らないうちになんかの雑誌に載ったときに正式メンバーとして名前が載っていたのでメンバーになったんだなとその時思った笑



















濱:あるあるだね。笑

ハッチといえばアルバムリリースおめでとうございます。

 


















りゅー:ありがとうございます。




















◾️ドラムの音作りに7時間、スネアに1時間半笑

この音源の為に鳴るドラムセットにしていくみたいな。

(今年の9月にリリースされた1st album"Opaque Age")
























濱:今回のアルバムの自分的にこだわった部分はありますか?

 


















りゅー:今回のRECの為に機材を色々買って、シンバルを全部ライドにしたんですよ。

 

















濱:全部ライド面白いね!

 
















りゅー:ライブも最近は20のメインのライドと、下手にミディアムライド、上手に状態が良ければハコに置いてあるライドそのまま使ってます。


Soultone Cymbalsっていうゴスペル御用達のシンバル会社があるんですけど、そこのアーティストがライドを結構クラッシュ側に置くんですよね。


セッティングの偏りが凄くて、小さいスタック(重ねシンバル)が何個かあるだけで、あとは全部ライドみたいな。



Soultone Cymbals

http://www.soultonecymbals.com/

















 

濱:最近インスタで海外のゴスペルドラマーの動画見てたらそうかも。明るいサスティーンを嫌う傾向かもね。

 


















りゅー:ゴスペルチョップの人達はシンバルも一つの音符として捉えてる気がする。

 

















濱:フィルも凄い詰め込むからねぇ。

それにしても全部ライドは凄いね、瞬発力要らない、的な考え(笑)

















 

りゅー:けど野外フェスだとそれが仇となってシンバルの立ち上がりが遅い分惑わされましたけどね。

 

















濱:ライジングとジョイン両方出た札幌のドラマーってりゅーくらいかもね。野外は耳栓おススメ!

他にこだわった所はどこでしょう?

 


















りゅー:音作りですかね。


ドラムの録りが音作りも含めて2日間だったんですけど、初日の7時間はドラムの音作りでした。スネアだけで1時間半(笑)


ボーカルのミドリがそこらへんは明確な目標があって、彼が一番良しとするトーンとサスティーン、ハコ鳴りまでをチューニングとミュートで再現していくという作業でした。


ガムテ使ったり、ジェルを使ったり、フロアタムの下に毛布引いたり。


この音源の為に鳴る、ドラムセットにしていくみたいな。

 

















濱:ミドリは何者なの?笑

















 

りゅー:彼はミュージシャンのなかでもトラックメーカーに近いかも。


自分の中で曲の構成は全て出来上がっているようなコンポーザータイプですね。

彼の音を出すために動いているのがプレイヤーの私たち。

 

スネアなんか皮の張り直して一番のローピッチからどこが正解かってところまでずっとやりました(笑)

















 

濱:そこまで指示出来るのが凄い。

















 

りゅー:スナッピーの噛みが甘いとか、バターのトーンが高いとか、倍音が鳴りすぎる、とかっていう注文も曲全体の構成が頭にあってのことだと思う。


ライブとかも結構シビアで、スネア緩んだから気持ちちょっと張り気味で行こうかなってキュッと締めたりしたら「スネアの音変えた?」ってすぐ言われる。

















 

濱:俺が女性だったら絶対彼氏にしたくないタイプだわ笑

(レコーディングの際に利用したセット)

 



























続く。


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