ポルトガル領マデイラ諸島マデイラ島
ニューイヤーの夜景
大西洋の真珠と呼ばれる
美しい島
世界最大級の
大晦日の年越し花火が有名です
ドバイのニューイヤー花火は
レーザー光線やら
噴水やらで
とにかくキンキンギラギラ
ド派手な祭り！って感じだけど
マデイラ島の花火は
壮大で幻想的な華やかさ
島全体が黄金に
ライトアップされる中
島全方向360度から
花火が打ち上げられる感じで
さらに港に停泊してる船が
一斉に汽笛を鳴らすので
祝福の光と鐘に
包まれる感じになります
さてさて
「今年はこんな一年です」
新年になると
そうした占いがたくさん
出てきますね
未来は
誰にも分からないけど
まあ、占いはたいてい
いいことを言うから
占いを見ると
不安な自我は安心しますよね
だけどそうした一時的な
その場しのぎの安心で
本当にいいの？
今日はそんな話です
不安と安心の無限のモグラたたきゲーム
「今年はこんなラッキーがありますよ」
って占いとかで言われると
自我はホッと安心しますよね
でもそれって
一時的な
その場限りの安心じゃないですか？
自我は恐れがベースだから
しばらくすると
また不安になるんです
だから
次の不安を解消するために
別の占いをチェックする羽目になります
で「この占いの人も
いいことがあるって言ってる」と
また一時的な安心を得ても
どこまで行っても
不安→安心→不安→安心→不安→…
の永遠の無限ループです
占いに限らず
多くの人が
この無限ループ上にいます
占いが人によって
スピリチュアルや
自己啓発や
願望実現や
癒しや
成功法則や
ビジネスなどに
置き換わっているだけで
不安→安心→不安→安心→不安→…
のループをぐるぐると
回っていることに
変わりはありません
一時的には
癒しや気づきが起きたり
あるいは
望む何かを達成したりして
安心を得れても
また何かの拍子に
おさまったはずの不安が
ひょっこり顔を出すでしょう？
やってもやっても
安心と不安を繰り返す
無限のもぐらたたきゲームです
これは、時々見かける、
業界で活躍されている方や
メソッド提唱者の方々の
SNSやブログなどでの
自己開示でも明らかです
日頃、
「人生全て思い通り！」とか
「全ての願望が叶う！」とか
うたっている方が
ある時パタっと
更新が途絶えたり
更新頻度が
ガクッと落ちて
しばらくすると
「実はしばらく大きな不安に
陥ってました・・・」とか
「実はここ何ヶ月か
落ちて苦しんでいました・・・」とか
「でも復活しました！」みたいな記事を
目にしませんか
あれれ？
ずっとうまくいく
人生思い通りになるメソッドを
提唱してなかったっけ？
みたいな矛盾を感じるわけですが
要するに
その人もモグラたたきの
無限ループを抜けてないだけなのです
そしてたまたまその時
自分の不安を解消して復活した方法を
新たなメソッドとして
発売する・・・
こうしてモグラたたきの無限ループは
拡大し続けます
念のために付け加えると
そうしたメソッド提唱の方々を
ディスっているわけではなく
世の中のほとんどの人が
モグラたたきの無限ループ上にいることに
気づかず
自我の錯覚をして
勘違いして人生を送っている
っていうことです
それだけ自我の錯覚は
巧妙なのです
自我の錯覚は
脳のトリックなんですが
まんまと脳のトリックに
私たちは騙されているのですね
そして私も
脳のトリックに気づかず
長年勘違いしてた一人ですけどね
でも勘違いしたままだと
次の占い、次のメソッド、
次の癒し、次の法則・・・と
手を替え品を替えで
安心と不安のモグラたたきの無限ループを
ずっとぐるぐる、ウロウロしちゃいます
「自我」が
脳の錯覚だと気づく
それまで
モグラたたきの無限ループは続きます
安心を手に入れようとしても
一時的な安心しか
得られませんが
自我がそもそも
錯覚なのだと見抜いてしまえば
自我の錯覚とともに
不安も消えます
手に入れようとしなくても
最初から安心しかなかったと
その時ハッキリするのです
まあモグラたたき人生も
アドレナリンが出まくって
アップダウンの激しい
エキサイティングな人生ではあると思いますが
もうそんなアップダウンは
十分やったよ
モグラたたきも
散々やったよ
それより安らぎを
スタンダードにしたいよ
という心持ちならば
まずは自我の錯覚を
見抜いていきましょ
アンナ
P.S.
自我の錯覚を見抜くことについて
こちらにまとめました
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