おはようございます。

 

広島校の高橋です。

 

 

昨日、息子の6年生で学ぶ場所

について教育委員会と校長先生と

私達夫婦で話しあいの場が設けられました

 

 

息子は1・2年は他県の普通級に在籍

この頃、知的障害とわかり

基礎を身に付ける目的で

地元に引っ越し3年~5年まで支援級に

在籍しています。

ずっと6年では普通急に戻したい

と担任の先生にはお伝えしていました。

 

 

現在は3年生の終わりのあたりを学んでいます

 

 

話合いの結果を先にお伝えすると

『学習内容に穴がある以上は6年生で

通常級は難しいです。

中学生でも難しいかもしれません。』

 

 

私達夫婦は

なぜ6年生で戻したいのかを丁寧に

お伝えしました。

 

想いは伝わりました。

 

けれど

 

カリキュラム上の問題の壁が本当に高い

 

 

「6年生で普通級に上がるためには

残り5ヶ月で2年分のすべての教科を

学ぶ必要があります」

 

 

それは、現実的ではない

 

 

そもそも、知的障害なので、

全ての理解を求めてはいないこと

をお伝えしました

 

 

皆の中で、みんなの会話を聞き

話に混ざりながら、言語理解力を上げる

わからないことは多々あるかもしれないけれど

「教えて」と聞いたりすることで

周りの子の情緒も育つきっかけにもなることなど

 

 

この子がしんどいのは国語と算数だけ

なのです

 

 

行動面の問題もなく「みんなは優しい」と

うまく生活も出来ています

 

 

では、国語算数のみ支援級で他普通級で

のお願いは、「システム上難しい」

支援級在籍児は生活科として

その子のレベルの理科、社会、家庭科や

体の仕組みなどを学ぶことに

なっているのだそうです。

 

 

普通級に在籍して、

国語算数のみ通級という形も

通級のシステムが行動の問題がある子

に対してなので、対象ではない

 

 

「前例がないお願いをしているのは

充分わかっています

けれど、一歩踏みだしていただけないでしょうか?

教育委員会と学校と親で

協力してこの子を育てたいのです

家庭で、出来ることは何でもします

凸凹とよく言いますが、

皆さん凹ばかりなんとかしようとしますが

凸も伸ばしてやりたいんです

常時ではなく、時々支援員の先生や

ボランティアの方などで、教室を回って

様子を見てもらう

この子にだけではなく、クラス全体を

見て、困りのある子に少し声をかけてくださる

それだけでも違います」

 

 

けれど、行動面に問題がないので

支援員の見回りは約束できない…

 

 

今の学習面の困りがずっと続くとは

限りません。

AIやICTの発達も進み困りが困りでは

無くなるかもしれません

今後、身に付けることは社会性であり

人間にしかできないことしか職業として

残っていかない

そういうことのスキルを身に付けるのは

多くの子どもの世界で育つのがいいのです

 

 

 

傷つくことや涙を流す日も

もちろんあることでしょう

世の中に出たら、ざらにあります。

そういう場面で、どういう行動に移すのか

どうやって気持ちの整理をつけていくのか

そういうことも、今の小学生の段階から

まさに、スモールスッテプで

獲得していかないと

凄いスピードで世の中が回っているので

間に合わないと考えています。

 

 

 

自分の意見を言えるように

その為には、思考力が大事になり

言語力が必要になる

 

 

今の環境の中で最大限

この子が伸びるためには

先生との協力なくしては出来ません

支援級在籍ならその環境の中で

どう私達親が出来ることを

していくのか

詰め込み学習ではなく

この子を最大限まで伸ばす

『覚悟』はとうの昔に出来ています!

 

 

 

こういう話合いの場に

主人も一緒に行くのは

ご心強いです

 

 

主人が確認してくれたことは

①学習の穴が問題ならば

 不登校のお子さんが登校出来る

 ようになっても、その間の学習の

 穴は関係なく自分のクラスに

 戻れますね?

 それはなぜでしょうか?

②カリキュラム上の学習が出来た

 とする定義は何でしょうか?

 

私がしないような質問を投げかけて

くれました。

 

 

最終的なお願いは、

今の支援級と普通級の割合いを

少しでも普通級よりにしてほしい

ということになりました。

 

 

学校側の配慮として

普通級の体験をさせていただくことに

なりました。

 

 

どちらの学級にもメリット・デメリットは

ありますし、お子さんによっても

適した環境はあります。

 

 

私の場合、前学校で、

「戻りたいときに、普通級に戻れる」

と確認したうえでの決断にも

関わらず、今こんなに苦労しています。

 

 

これから、入学される方には

地域性もあるので、ご自分の目で

自分のお子さんがどこで学ばれるのが

よいのか、しっかり見ておいてほしい

と願いますクローバー