LOF教育センター山口校 鈴木です。

 

昨日に引き続き、寒い朝でした。

大寒波の襲来に体温調節に苦戦しております。

 

 

小規模校の強みを期待して転校してはみたものの

今、息子は小規模校の弱みに苦しんでいます。

 

誰か一人と仲良くなれば、その輪は一気に拡がっていき

たくさんの仲間と出会えますが

誰かとのトラブルも、同じく噂となって学校中を駆け巡り

翌日には、学校中の周知の事実となっています。

 

人の口に戸は立てられぬ

 

何かを言われるわけではないけど、

前日にはなかった、周りの距離や温度差に疎外感を感じずにはおれません。

 

それでも、登校すると

名前も知らない同級生や上級生から励まされることもあります。

 

私も同じ経験がある。

それも、何回も。だから、全然心配しなくていいよ。

環境を変えたいと思っているかもしれないけど、

転校は考えない方がいい。

しんどいと思うけど、そんな時はいつでも私に相談して。

 

先輩からのアドバイスに励まされ

気持ちを汲んでもらえたと。

 

学校は行っておいた方がいいのは分かる。

勉強は少しずつでもやっておいた方がいいのも理解できる。

一人で卑屈にならなくて済むよう、忘れ物にも気を付けよう。

休憩時間は読書をして過ごす。

何かあったら保健室へ。

 

学校では

誰かからの指摘を受けなくてもいいように努め、

トラブル回避のため、人とは関わらない。

 

下校時間まであと何時間。

分で換算したら、あと何分

秒で換算したら、あと何秒と

指折り数え

 

自宅への帰り道は、こんな毎日に意味があるのかと自問自答し

明日は休もうと心に決める。

 

それでも翌朝になれば、先輩の言葉を頼りに

もしかしたら楽しいことがあるかも知れないと

少しの期待を持って登校する。

 

 

そんな日に限って、心無い言動に傷付いて帰宅。

 

集団にいるから傷つくこともある

でも、集団にいるから分かってもらえる瞬間もある。

 

 

何とか立て直そうとする息子に私は何がしてやれるだろう。

 

暖かい部屋で帰りを待つ

美味しい食事を用意する。

息子の気が落ち着くまで話を聞く。

 

 

「元の学校に帰れ」と言わないで。

 

息子を波立たせないでと、心から祈る。

 

 

社会で生きていくのは本当に大変です。