おはようございます。

中部校 ふさのです。


インフルエンザが猛威を奮っているようです。

これから忙しくなる時節、

皆さまどうぞご自愛ください。


さて。


まるで結びの言葉で始まりましたが、

今朝はこれらの「定型」について少し。


メールやLINE、メッセンジャーが主流の今日この頃。

頭語に始まり、

時候の挨拶を述べて「からの~」本題です。


     *「 」をつけたところは、

          最近?話し言葉で折々耳にする、

          特徴的なアクセントの強調表現でお読みく           

          ださい。


そして終わりは、

結びの挨拶と結語で締めるのが定型。


普段これらを読み書きする機会のない方には、

甚だ面倒で「意味がわからない」ことかも知れませんが、

例えば第三者として手紙を読んだ場合、

頭語と結語で、2人の関係(特に上下)が分かったり、性別が推測されたりしますし、

時候の挨拶からは明確に季節が(月も)わかります。


但し、定型にも「前略」と書いて端折る略式がありますので、

この場合は季節感はなくなりますが、

少なくとも書き出しで上下関係くらいはわかるはずです。


和歌や俳句をひねるように、

敢えて、日常生活にも言葉の季節を感じたい

慌ただしい師走です。


草々