新年あけましておめでとうございます。

 

南大阪校の藪下です。

私が、南大阪校代表になる前に、個人的に

発達相談をしていた頃の事です。

一番多かった相談は、

「お正月や結婚式など、出席するのが辛いです」

 

この相談が一番よく聞いて、回答していたように

思います。特に小さいお子様の場合は、じっと

している事が出来なくて、心ない言葉を浴びせられる。

 

「どうしたらいいですか?」

 

私は、行かなくていいです。

とそう回答していました。

「じっとしていなさい」と言って止められるものなら

止まっているでしょう。では、どうやって返事したら

良いでしょうか?とも相談を受けました。

 

「熱が出ました。うつるかもしれません。

ご迷惑をかけますので」でも何でも良いです。

そういう風にアドバイスしていました。

また、それも断れないと言うお母さんには

「言われないようにするメイク」を教えて

いました。どんなメイクやねん?と思うかも

しれませんが、そういうメイクは美容部員を

していたので、私にとっては簡単なアドバイス

でした。

 

さて、昨日に我が家。

どういう訳か?私の兄妹の子どもも、主人の

兄妹の子供やその子供も、優秀すぎるのです。

なので、どうしても

 

「通知表どうだったの?」

と聞かれます(笑)

もうええ加減、そこの評価は身内でも察して

下さいなぁ・・・。と思いながら、静止して息子を

見守っていました。

 

すき焼き。

カニ鍋。

ステーキ。

 

食べたい人は、その場所で食べる。

義母は、沢山の御馳走を用意してくれて

いました。

息子は、すき焼きが良いと、子供達も

大人もすき焼きが人気で、そこで、息子は

大勢の大人や子供がいる中、

お箸の数、卵の数、お椀の数を数え

「はい、どうぞ」と配る。

 

義母は優しい人なので、私にも座ってて。

と言う人で、息子はそういうおばあちゃんを

見て、手伝っていました。

 

「たまご足りない人、いますか~?」

とまた声をかけてあげる。

相変わらずコミュニケーションの取り方は

自分の話を中心でしたが、それでも

誰かと話しをしようと頑張っている中で、

他の子ども達は、ほとんど喋らない訳です。

 

食べる時もきちんと座り、野菜嫌いだった

息子はしっかり野菜も自分で取って食べて

いました。舞茸なんて食べれたのね。

 

終わった後は、皆の食器を全部台所に持って

行く。それは私が促しましたが、それでも

文句を言いながらも最後までやり遂げる。

 

数年前までは、お正月の集まりが苦痛で

仕方なかったのですが、親戚の方から

「偉いね~」と成績以外の事を誉めて下さる。

 

「僕は、家で色々お母さんがしなさい。って

ゆうねん。だからやってるねん」と言う(笑)

 

今、まだ小さい子で、多動が酷くてこういう場

にいつ堂々と行けるのだろう・・・。

また何か言われるのだろうか?

と悩んでらっしゃるお母さん。

彼等の力は大人が思っているより持って

います。いつもそう書くと、

 

「藪下さんの子は軽度やからそう言えるねん」

と言われていますが、小さい時は凄い子だった

事は恩師のやまもと先生も御存知です。

そう言われた子でも彼等らしく、その年齢らしく

出来る事が増えてきます。

 

「どうせ出来ないから」と諦めないであげて

下さい。簡単に大丈夫です。とは言いません。

私も必死です。

だけど、きっと毎年出来る事。

健常児より出来る事は、沢山あります(^-^)

 

今年もどうぞ、宜しくお願い致します。