新年あけましておめでとうございます。
 
LOF教育センター 山口校 鈴木です。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
 
お正月三が日も終わり、
本日から仕事始めの方も多いことと思います。
 
私にとっての仕事始めとも言える
ブログ投稿はやはり
沖縄合宿を終えて〜その後〜の内容と
させていただきたく思います。
 
今回、やまもと式療育冬季沖縄合宿に
インストラクターとしてのスキルアップ、
親としての学び、
課題のあるわが子の療育
と、盛りだくさんのテーマを詰め込んで
わが子3人と共に参加いたしました。
 
わが家の年末年始は
主人の実家、私の実家を渡り歩きますが
移動中や、入眠前には決まって
沖縄合宿でのフィードバックが
子ども達の方から出てきました。
 
そして決まって、
「また、行きたい。」
と、言います。
 
合宿なので、皆と共に行動ですし
集団生活なので、日常よりは制約も多いです。
好き嫌いや、やりたくないの選択も
もちろん制限されます。
 
細かなルール決めはありませんが、
自然とお互いがお互いを気を付け、
何かに気を配る空気が常にある状態です。
 
そんな合宿を子ども達は
居心地が良かったと口々に言います。
 
 
昨日、自宅に戻り
今朝から通常モードの生活が始まりました。
 
意識したいのは、やはり昨年末の
沖縄合宿での経験です。
 
規則正しい生活、
皆で食事の準備に後片付けです。
 
合宿前に思っていたわが子の困りごとが
合宿を終えて振り返ってみると
私の困りごとであったこと。
また、集団生活の中での人との関わりや
療育プログラムから見えた
子ども達の良さや新たな困りごとは
生活全般の見直しをするきっかけとなりました。
 
そして、合宿で何よりも子ども達を成長させたと思えるのは、役割を果たす喜びです。
 
 
複数の指示や、課題が重なると
何から手を付けて良いか分からなくなってしまう長男
 
段取りが上手で、要領もよく
一見すれば、困りなどないように見られがちですが、
一つでも苦手な事があると 
途端にペースダウンしてしまい
何も手につかなくなってしまう次男
 
 
長男は見通しが立たない困りで、
次男は先が見えてしまうからの困り
 
そんな2人の変化には特に驚いています。
 
 
家庭では両者とも指示がないと
何もしようとしなかったのですが
 
長男が野菜を切っていると
次男が切った野菜を入れるボールを用意します。
 
次男がお皿を洗っていると
長男が洗い終えたお皿を拭き始めます。
 
合宿中は、「何か手伝うことはありますか?」
を連呼していた2人です。
 
また、いつもなら
野菜を切れば、「おれも切りたーい。」
お皿を洗えば、「早く代わってー。」
の関係です。
 
単一の作業を一連の流れとして見ることが出来ているのです。
 
困りがあるから と諦めるのではなく
一つ一つの経験値が
自信となり、次のステップに繋がるのだと
感じました。
 
 
そして私は
合宿中に教わった言葉「俯瞰する」を
実践中です。
 
高い所から見下ろすの意ですが、
比喩的には
一歩引いて、大枠で捉える
客観視するという意味合いも含まれるかと思います。
 
手も口も出すのは最小限で。
 
年頭にあたり、
今年の抱負としたいと思います。
m(_ _)m