ショーは野口先生の作・演出。

作品名の前についてある見出しは、Winter Spectacular。野口先生のスペクタキュラー・シリーズ第6弾とのこと。今回は、雪組100周年を記念しての、お祝いムードいっぱいのショーです。


開演前の幕。

キレイです。

雪の美しさがうまく描かれているなと。

作品紹介※公式HPから引用


100周年を迎える秘境のホテル“FROZEN HOTEL(フローズン・ホテル)”に、素敵な冬の休日を過ごそうと世界中から宿泊客が集まってくる。

このホテルには100年に一度花を咲かせるという“雪の花”があり、その開花を見た恋人たちは、永遠に結ばれるという。」

ちょうど公演時期がクリスマスからお正月なので、そういう雰囲気の場面が盛りだくさん。


クリスマスってワクワクしますよね。赤と緑の飾りとか、サンタ帽とか、イルミネーション、クリスマスケーキにクリスマスプレゼントとか。

そんなクリスマスの楽しみがいっぱい詰まったショーです。


ちょっぴりストーリー仕立てのショー。

彩風さんがFLOZEN HOTELの支配人で、夢白さんが宝塚歌劇団の娘役AYA。

朝美さんがサンタクロースJr.で、和希さんが神父、縣さんがDJという配役。


縣さんの役がDJというのを見て、ん?クリスマスにDJ?!って??と思いましたが、面白い内容です。


音彩唯さん、紀城ゆりやさん、華世京さん、華純沙那さんのコックチームはフレッシュに、

DJの縣さん率いる娘役さんたちは大人っぽく、

諏訪さきさん、野々花ひまりさん中心の日本チームは和風に、

神父の和希そらさん率いるシスターたちは厳かに、

サンタクロースJr.の朝美さん率いるサンタガールたちはキュートに、

夢白さん率いるタカラジェンヌチームは華やかに、

というチームごとのカラーもそれぞれで楽しいです。


彩風さんは良いトップさんになったなと感じられる存在感。スタイルが良いので、何を着ても似合いますね。

夢白さんとのコンビもお似合いで、

ダンスバトルのカップルぶりも微笑ましいです。


真っ白なドレスの夢白さんに、赤い飾りをみんなが付けて行って、クリスマスケーキが完成していく場面も可愛らしいです。


和希さんがしっとり歌う場面も、踊る場面も見ごたえあり。


朝美さんはサンタクロースJr.、はい、Jです。

朝美絢といえば、Jですよね。ぴったりです。


お正月の歌「一月一日」に合わせて踊る場面も、なかなか皆さんカッコいい。

和風なメロディに乗せて踊る、夢白さんの男前っぷりにご注目ください。

夢白さんは、あの美しさで、どんな役でも思いっきりやってくれるのが気持ちがいいですね。


ラインダンスは鏡を使った演出あり。雪の花という場面も美しいです。


雪組さんも100周年かぁとか思ったら、涙が出てきました。

彩風さんが歌うフランク・ワイルドホーン氏による新曲「SNOW FLOWER WILL BLOOM」の場面で、はらりはらりと涙が出てきました。


最近すぐ泣いちゃうんです(;ω;)

疲れてるのかな…。私。


そして、主題歌は耳に残ります。


「FLOZEN HOLIDAY 

 冷たい風に吹かれても

 FLOZEN HOLIDAY

 心はずっと温かいから」


寒い日が続きますが、この歌を思い出して、

がんばれそうな気がします。


もう一回観たかったなぁ、雪組公演。