絵本の紹介がなくなって久しい私のブログ…
そんなブログですが、今でも新規でフォロワーになってくれる方がいて、なんだか申し訳ない気持ちでいます。
そんな今日はひさしぶりに絵本のお話。

佐々木マキさんの「ぶたのたね」シリーズ。読み聞かせするととても子どもたちが喜ぶ1冊でした。
ナンセンスものは読み聞かせしない!という方もいらっしゃいますが、子どもたちが無条件に笑顔になれる本ならば読んでもいいのでは?と私は思います。

「ぶたのたね」
「またぶたのたね」
「またまたぶたのたね」



と3冊あるのですが、
続きのようで続きじゃない。
同じようで同じじゃない。
3冊ともでてくるおおかみは
同じおおかみなのか、
同じきつねはかせなのか、
お話の出だしも、
ありえない展開も3冊ともほぼ同じ。
終わりかたもほぼ同じ。
なのに、どれも面白い。
同じだけどちがうという面白さ。
繰り返しの妙と、佐々木マキさんの絵と文がぴったりなんですよね。
木にどっさり「ぶたがなっている」という絵づらだけでもうおかしいんですけどね。
(佐々木マキさんは他にも「似てるけどちがう」展開のお話を書いています。以前ブログでも紹介したはずなのですが、うまく探せずリンクできずごめんなさい)



そして昨年でた新作

「あやしいぶたのたね」


たしかに「あやしい」たねでした笑笑
きっとどの子も喜ぶだろうな、と思いましたよ。

ただ、仲良しの現役の学校司書のお友だちから、今は読み聞かせはできないんだよ〜ときいています。
当たり前だったことが当たり前じゃなくなって、3ヶ月。いや4ヶ月?
この「今」が「当たり前」になっていくのかな…。