いつかの岸辺に跳ねていく
加納朋子
幼なじみ護と徹子のお話。
前半は、護の視点
護サイドから、
子どもの頃からの徹子とのあれこれが語られていく。
どちらかというと、YAっぽい展開で、青春ものなのかなぁという感じ。
護がいい奴だってことも、徹子がこれまた優しい女の子なんだなぁということが充分わかるんだけど、物語が大きく動くわけではなく、フンフンとどちらかというと呑気に読んでいたら…
後半、徹子の視点になって
「!?」となります。
前半の護ターンはすべて伏線だったんだ〜と。
徹子に護がいてくれてホントによかった!と読み終わっての感想。
まさかの根津くんがあんなに活躍するとは思わなかった笑。
それにしても、「堅利(カタリ)」、て嫌なやつにはびっくりさせられる。でも実は現実にもこんな嫌なやつ、いるのかな。