天使喫茶vol.1@LOFT9 | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

今日はわれらが楓フウカちゃんとekomsのサクライケンタ社長(以下社長と表記します)によるアコースティックデュオ、「天使喫茶フウカとサクライvol.1」というライブイベントに行ってまいりました。会場は渋谷LOFT9。





両者は誕生日が同じ11月10日ということで、毎年フウカちゃんの生誕祭は社長と合同で行われることが多く、昨年もソロコーナーで何曲かデュエットしてました(その時の記事はこちら)。


こういう催しを独立して行ってはどうかという話になり、今日こうして実現した次第。





今日はそこそこ良番、入場して最上手の最前席に収まりました。








入場時に番号札をもらって(僕の札は6番でした。6階担当のフウカちゃんの番号……しまった、これ特典会で言うの忘れた)、着席してその番号で飲食物を注文するスタイル、精算はライブ終了後に。本日のスペシャルメニューは上の通り、フウカちゃんと社長に因んだ品目。2品目からはオーダー毎に1枚ずつ抽選券がつきます。これは後ほどプレゼント抽選会で使うとのこと。とりあえずいろいろ注文しました。



客入れBGMにビル・エヴァンスが流れるなか、「ジャジーな雰囲気で」(社長談)イベント開始、前半がトークコーナー、後半がライブ。


トークコーナーは社長とフウカちゃんが互いに質疑応答する形式。お互いの第一印象(フ=自分に興味なさそう/社=田舎の子)、クマリデパートで好きな曲(フ=夏へのとびら&ぶどう/社=なっちゃうよ)、自分が影響を受けた人(フ=ママ/社=スティーヴ・ライヒ、デヴィッド・リンチ)……てな感じだったかな。あと、オフレコ情報が社長の口からいくつかこぼれ出る。近日発表とのこと。物販卓でマネージャーの山本さんが何度も大きく手でバツ印を作っていたのが印象的でした。


その後、プレゼントコーナー。フウカちゃんからは自作のリュック、及びヘッドドレスとアームウォーマー(片腕分)、社長からはCDクマリデパート1と2の見本盤、いずれもサイン入り、合計3名に。ワクワクしましたが僕は残念ながらハズレ。どれも見知った人に当たったようです(そもそも今日は見知った人しか来てないような……全部で100名ほどでした)。




そして一旦ブレイクの後にライブ。セトリは下の通り。



1.  夏へのとびら(クマリデパート)

2.  ノーワンダーランド(Maison book girl)

3.  jyuuryokuno-niji(ILIE)

4.  春〜spring〜(Hysteric Blue)

5.  アクアリウム(楓フウカ/七瀬マナ)※マナちゃんパートを社長が担当



4以外は全て社長作の楽曲。昨年の生誕祭のようなフウカちゃんの弾き語りはなく、彼女は歌唱に専念。4はフウカちゃんのママからのリクエストだそう(今日、会場にいらしてました)。


トークコーナーでは終始フニャフニャした感じだったのが、ライブになると最初の一声で場の空気を一瞬でコンサート会場に変えるフウカちゃんの実力を目の当たりにして、今更ながら惚れ直し……いや、お見それしました。歌が上手いとか、声が良いとか、そんな単純な言い回しでは表現し尽くせない、複雑玄妙な味わいが彼女の歌唱にはある。来て良かったと心から思えるライブ、vol.2以降の開催も視野に入れてるとか、是非ともお願いします。


ライブ終了後、唐突にハッピーバースデーの歌。今日のスペシャルゲストはsayshineことekomsのスタッフ、ちゅーるさんでした。明日が誕生日とのこと、おめでとうございます。またネコちゃん〜みたいな曲、よろしくお願いします。


【追記 ご本人のポスト】


(フウカちゃん、本編で何か落としては拾ってということを何度か繰り返してたけど、ここで使う誕生祝いのクラッカーでした。思い出してみるとその時の慌てようが何とも可憐でした)


それにしても社長、ライヒとかリンチとか「重力の虹」とか、いかにもアーティストらしいご趣味。



重力の虹、といえばやっぱりコレですよね。




僕が買った初めてのライヒのレコードはこのナンサッチ盤でした。80年代の半ば頃。


客席から声も上がってましたが、リンチといえばツインピークス、ということはTVシリーズの最終話に登場して1曲歌ったジミー・スコットなんかもお好きなんでしょうね。




そしてデヴィッド・リンチがお好きならこの辺の小説もたぶんお好きなはず、こんど直接ご紹介したい。(ステマ)




そして特典会。フウカちゃんは通常レギュ、社長は現金(0.5k)でチェキ。上のような次第で社長とも話してみたい気持ちはあれど、それはまた席を改めて。今日はもちろんフウカちゃんに集中。






2枚出しで2ショとソロ。今日のライブがよかったことと、昨日のshowroomでエビ中の「手をつなごう」を歌ってくれたことについて、いずれも感慨無量だったことを小声で伝える。この会場での特典会はヲタクの皆さんの注目のなか、舞台上で行われるのでやっぱり少し恥ずかしいんですよ、特に今日みたいに推し被りの人が多い時には。




これは彼女に話したことではないけど、帰り道につらつら考えてみると、今日、僕がこのライブに足を運んでフウカちゃんの歌を聴いて一緒にチェキを撮って……という一連の行動は、なんだか大昔から決まっていたような、ちょっと不思議な感覚を持ちました。魔法にかかる、というのはこういうことを指すのでしょうね。この感覚、今後もしばらく大切にしたいと思います。






一夜明けてこのブログを投下する前に、あらためて思う月日のながれとその感覚。あれからもう7年経ちました。