相変わらずの平原が続く。
周囲に高い木がないので風がモロにぶち当たる。
向かい風は本当に嫌いだ。
上り坂なら後で下り坂というご馳走が待っているが、向かい風だけは、何をやっても報われない。
ここから107Km行くとクックと言う小さな町がある。


オーストラリア大陸横断鉄道のために出来た小さな町だ。
ナラボー平原全てに聞こえる声で
「ようこそココへ~クッククック~」
と歌ったが、その後の歌詞を知らないので、早々とこの看板を去った。
絶壁のすぐ側にテントを張る。あまりにも眺めが素晴らしかったからだ。


なんて青い空だろうと思っていたが、南極へ続くこの海はもっと青かった。
翌朝起きてもっとカンドーした。
すんげーいい日の出だった。
ホントにスンゲーいい眺めだぁ。