Salmon Gumsに着き、バーでビールを飲んでいると一人のオヤジが話し掛けてきた。
「目の前のチャリンコはお前のだろ?」
「そうだ。」
「サイクリストなら足の筋肉凄ぇだろ?」
「たいしたことないよ」
「ちょっと触ってもいいか?」
「いいよ」俺は気安くOKした。
駄菓子菓子、内腿から3本目の足の近くを触ってきやがった。
うげげぇヤヴァイ予感しかしない。
「ビールは一杯しかやらんのか?」
不屈な笑みを浮かべて聞いてきたが、おぉタカれるゼと思い
「飲みたいんだけど、高いから一杯しかのまない。ゆっくり飲むよ」
「ビールは一気にのむもんだ。奢ってやる。さぁ呑め!」
・・・しめしめ・・・
ビールを3杯ご馳走になったが、
「今夜、俺の家に泊まっていけよ」とキリ出してきた。
晩御飯にステーキでもゴチになろうかと思ったがヤバイかなぁと思い
「もう、C.P.にチェックインしたから…」とウソ言って断わった。
ナンパされる女の子の気持ちが少しだけわかったような気がした。
あーでもステーキ喰って逃げちゃえばよかったかも...