4/5(金)東京ドーム

巨人 1-2 DeNA

 

 

1点ビハインドで迎えた

9回の裏 巨人の攻撃

 

一死1,2塁の場面

 

バッターボックスには

坂本勇人

 

マウンドには

DeNAの守護神

山﨑康晃

 

 

坂本は山﨑の1球目に手を出した。

 

 

わかる。

 

 

なぜなら

坂本の好きなコースだったからね。

 

 

ただ、ちょっとだけ

坂本が思ったより

ボールが高かったはず。

 

 

結果、サードの正面に転がり

ダブルプレーに終わる。

 

 

ゲームセット

 

 

総評として

一言で言ってしまえば

点を取ってやれない打線が悪い

それに尽きる。

 

 

先発の戸郷については

調子は悪くなかったし

7回を2失点で抑えたんだから

責められることはない。

 

 

と、普通は、ここで終わる。

 

 

でもね、

戸郷はエースと呼ばれ

開幕投手を任される立場になった。

 

 

だから続きがある。

 

 

ここからは

「戸郷ゆえの評論」だ。

 

 

開幕から1週間が経ち

先発ローテも1周した。

 

 

戸郷が投げるということは

相手も開幕投手

 

 

つまり、監督が

「今年はコイツと心中する」と決めた

 

エースピッチャーが

マウンドに立つ日だった。


 

この間隔が崩れなければ

戸郷は常に

エースと投げ合うことになる。

 

 

昨日の試合

DeNAのエースは東

彼も良かった。

 

 

つまり

投げ合う相手もいいわけだから

 

そんなに簡単に

点を取ってもらえなくなる。

そう思っていた方がいい。

 

 

だったらどうするか。

 

 

相手に点を与えたらダメってことさ。

 

 

しかも昨日は先制点をもらった。

つまり、勝ちにいく試合だった。

 

 

あえて、マイナス点を言うならば

昨日の戸郷は「不用意」ですよ。

 

 

まず、

新人の渡会に対する攻め方

 

 

7回表

4番打者の牧に盗塁され

 

 

それが尾を引いたのか

その後にタイムリーを打たれた

関根に対しても同じことが言える。

 

 

これからは

1つ勝つことがしんどい、

そんな試合が続くだろう。

 

 

だから、あえて言うよ。

 

 

戸郷よ、

2−1で負けるな。

1−0で勝たなきゃ。

 

 

頼みましたよ。

 

 

そして最後に

巨人のバント問題。

 

 

いや、問題ってこともないけどさ。

 

 

昨日は9回

先頭バッターの門脇がヒットで出塁して

無死1塁

 

 

続く、丸

初球からセーフティバントを試みたが失敗

ランナーを送ることができなかった。

 

 

丸が奇をてらって

自らやったのであればいい。

 

 

でも仮にサインであるとするならば

ちと堅実すぎやしないかと。

 

 

とは言え、大前提として

バントはちゃんとやってもらわないと

困るけどね。

 

 

最近、スポーツ報知で

「自己犠牲」と言う言葉を目にする。

 

 

その言葉を聞くと

V9時代にセカンドを守った

土井正三さんを思い出す。

 

 

本当は土井さんも好きに

打ちたかったけれど

 

その後の

王さん、長嶋さんの打席を活かすために

自分の生きる道を探して

たどり着いたのが「バント」だった。

 

 

それを「自己犠牲」と呼んだが

ちゃんと役割分担があったわけさ。

 

 

今で言うなら

門脇や吉川がバントするのと

主力がバントするのとでは

意味合いが違うと思うよ。

 

 

スタンドのお客さまは

王さん、長嶋さんのバントを

見たかっただろうか。

 

 

勝つことは大事

でもシーズンは始まったばかり。

 

 

活気あふれる阿部野球に

期待していますよ!