カンヌ映画祭で

グランプリを獲り

アカデミー賞では脚本賞を獲った

フランス映画

落下の解剖学

152分の長い作品でしたが

ドクタースリープの名前を

頂戴する私も

珍しく寝る事も

トイレに行く事もなく

最後まで楽しめました!

 

 

る、雪山のポツンと

一軒家の前に

一人の男性死体が!?

 

一見自殺!

しかし、調べの結果

地面に打つ付けられた

跡以外にも

別のダメージの跡があり!

 

発見者は、その子供

容疑者は、その

 

自殺なのか?

奥さんが殺したのか?

 

と、言った1件ミステリー映画で

ポスターもそんな感じですが

実は、町山智浩氏曰く

日本向けのポスターで

実は、法廷劇であります!

 

最後に判決が下されるのですが

こんなトリックがあったとか

実際は、自殺なの!?他殺なの?が

真相は明かされないまま

エンディング!と言う

黒澤明の羅生門的な

真相藪の中

スタイルであります!

 

映画を観た後

聞いた

ライムスター宇多丸師匠や

 

 

町山智弘さんも言ってますが

 

 

まさにミステリと言う勿れ

な作品であります!

 

 

妻はベストセラー作家として成功!

事件の日も、彼女を尊敬する

学生が自宅に来て

インタビューされる!

 

一方夫は

事故で息子が小さい時に盲目になり

俺のせい!?と悔やんでいる!

小説家になりたいが全く書けず!

 

夫婦の間で、社会的な立場も

経済的も格差が生じる!?

 

旦那は、法廷でも再生される

家のPCで録音していた

夫婦喧嘩の音声を

聴いてて凄く辛いです!

 

私も、子供の時

両親が言い争ってる場面や

母親と祖母が言い争ってる

嫁姑なバチバチバトルの場面を

観て嫌な気持ちになったモンですが

これを聞いて

法廷で証言をしなくてはならない

この息子さん!

心中お察しいたします!

 

しかし。。

この喧嘩の模様を録音し

証拠として残す夫が

この妻を困らせてやろうとした

壮大な嫌がらせ劇では!?

そんな気もします!

 

私は結婚した事はないですが

お互い好きになって

一緒になったのに

段々と、嫌になってしまうって

だなぇ~と思ってしまい候!

 

この主人公を演じた

女優さん

ザンドラ・ヒュラーは、監督に

実際に殺したのか殺さなかったのか

答えを聞かされない

まま演技をされたとか?

同じく今年のアカデミー賞で

国際長編映画賞や音響賞を受賞した

関心領域』でも

主演をされてます!

 

 

 

また、登場する愛犬が

良い演技をしてます!

 

 

ガチで子猫物語

ムツゴロウさんばりに

無茶して撮影したの?

と思わせる演出が光る!

ラスト近くにある場面はシビレマス!

 

もし、機会あればご覧ください!

 

 

 

   【完】