齋藤智裕著 

KAGERO】を

読みました!

 

 

この本は、

仮面ライダーカブトで世にでて

 

 

映画【BECK】や

 

 

黒執事】にも主演

 

 

シンガーソングライターの絢香

 

 

結婚した、人気俳優の

水嶋ヒロ

芸名も肩書も伏せたまま

本名の齋藤智裕

ポプラ社小説大賞に

原稿を投稿し

1200以上の応募の中から

見事大賞受賞!

 

もの凄いベストセラーとなるが

ゴーストライターじゃないの?

これ、水嶋側がポプラ社に

売り込んだ企画では!?

などと、話題になったり

また、タレント高評価するも

書評家や編集者、作家からは

否定的な意見が多かった!

 

私は、当時全く興味が湧かずで

今や、その存在すら忘れてましたが

読書漫画

バーナード嬢曰く。 』2巻で

 

 

取り上げられて興味を持ち

作中でも書いてあった通り

定価1400円が110円で

ブックオフで売られたのを

入手した次第ですが!

 

字も大きく!

文章も読みやすく

200数ページ一気に読めました!

 

額の借金を抱えた男・ヤスオ

自殺しようと登ったビルの上で

知り合った、裏社会の臓器提供グループ

『全日本ドナー・レシピエント協会』の

一員の男・キョウヤと出会い!

臓器提供の報酬

田舎の両親に送る契約を結ぶ話!

 

トラブルで

自分の心臓を移植される人物と

遭遇してしまうのですが

 

これが

ダジャレを連発し(主人公もそーだが)

寿司をシースーとか言いそうな

脂ぎったガハハ系の親父だと知ったら

ガック死したり

 

と権力があり

沢山の人を殺してる

犯罪者だったら?

自分の身内を殺した犯人!?

プーチンの様な独裁者!?

などと、それを受けて

色々な展開が

繰り広げられるのでは?

と思う中!

アカネと言う生まれた時から

病弱な天使のような少女

彼女になら命をあげても良いと

思うくだりが・・・

ベタだなぁ~と

思ったりもしますが

 

これが処女作としたら

確かに凄い才能!

映画化もされた

陰日向に咲く

劇団ひとり級では!

 

 

クレープのように薄いスリッパの底」など

物の表現がユニークで面白いの!

 

 

『生きてたら良い事ある』など

などは戯言

どうせ、燃やされるなら

せめて金に換えて両親に!!

と思った主人公が

年齢と身体の状態をみて

だいたい、これくらいですね!

と提示された自分の金額の見積もりに

えーもうちょっと上げてよ!』と

死ぬ人間が交渉する場面など

もし、こんな組織があれば

絶対に、こんなやり取りが

ありそー!が描かれてます!

 

も昔、もーあかん!

人間やめます!何なら

大阪城から飛び降りて

くれよう!!

などと思って、天守閣に

行った事もあるです

キョウヤが、死にたがる主人公に

もし、このまま飛び降りたら

遺族に、どんな迷惑を及ぼすか等を

語るくだりなど

読んでて、身に沁みました!

 

通、小説を読むと

それっきりな事が多いですが

暇だったのか今、3周目であります!

プロレス関連の本じゃないのに

サクサク読めるのです!

ぜひ、次作も読んでみたいんですが

14年たち

未だ、出てません!

何故!書かない水嶋ヒロ!

 

俺は待ってるぜ!!

   【完】