神戸新開地の
湊川公園に
劇場(テント)をおったて
劇団 唐組が公演を行う！
演目は紀伊国屋演劇賞、
読売演劇大賞演出家優秀賞、
鶴屋南北賞、読売文学賞受賞。
84歳の御大 唐十郎は出ないが
南河内万歳一座の座長
内藤裕敬が役者で出演
これは、絶対に観なければと
決めた私は、大阪中央図書館で
戯曲本を借り
仕事の合間に、まるで自分が
出演するかの如く
読み込み
さらに、数年前に
宮沢りえ、磯村勇斗、
愛希れいか、風間杜夫ら
豪華キャストを集め！
蜷川幸雄演出で舞台化された
バージョンの予告動画などを
チェックし
他にもネットで拾える情報は
全て検索しまくる
吉田豪スタイルで
これ以上、ないくらい予習を
して臨んだ！
と、言うのも26年前
某劇団にいた時に
稽古場の近くの扇町公園で
紅テントを張り公演をされた
同劇団の公演を勉強がてら
観に行き(自腹)
終演後に、天下の唐十郎に
差し入れ品を
楽屋に持って行く
ミッションを
与えられた！
レジェンドにご挨拶出来る機会を
ド下っ端の私に与えて頂いたのは
嗚呼花の応援団の南河内大学の
モデルになった大学卒の8ビットの
容量の頭脳でも理解したが
何も準備をせず観に行くと
目の前で繰り広げられる
想像を絶する舞台の内容が
全くもって理解できず！
※隣の席に座った劇団の
先輩M下氏に聞くと
『俺はワカラン！』と
ガッツ石松ばりに
即答される！
これ、もし楽屋で
舞台の感想を聞かれ
とんちんかんな事を言ったら
数々の喧嘩武勇伝を持つ御大に
ボコボコにされる。。。
私はそのまま
故郷岐阜へ逃げようかと
涙が止まらなかった次第！
※携帯電話で前日公演を鑑賞した
同期の女性に感想を聞き、それを
自分の言葉に置き換えて何とかセーフ
そんな事もあったのと
最近、毎回映画館で気が付くと
寝てしまう
クリストファー・ノーラン監督の
オッペンハイマーも
全く興味なかった画家
モネの生涯を調べて
行ったモネ展覧会も
過去イチで興味深く鑑賞出来
非常に楽しかったのもあったんですが
難解とされるアングラ芝居！
国策で干拓された長崎県諫早湾で
魚が獲れなくなった
通称ギロチン堤防の問題に
天草四郎(キリシタン)
伊藤静雄(詩人)
島尾敏雄(小説家)も絡めた本作品が
今回、面白いくらいわかり
(と言っても私レベルだが・・無視)
もはや詩(ポエム)の様な台詞の洪水を
浴びた私は映画ブルースブラザースの
神の啓示を受けたジョンベルーシー状態に！
昔、森高千里が
勉強はしないより
した方が良い
と歌ってましたが
50歳手前になって痛感する毎日で
ございます！
この舞台は、神戸公演は今日までですが
この後も
岡山、長野、東京と
回って行くので➡コチラ
ぜひ、事前に勉強してから
ご覧になられるのをお薦めします！
非日常のマクー空間の様な
何ともタラマン世界を体験下さい！
【完】