埼玉県南西部の古い建物巡りツーリング の巻

古い洋館や木造校舎、なぜか惹きつけられますよね。

秩父エリア近辺で、そんな魅力的な建造物をバイクで繋ぎながら走るツーリングもいいものですよウインク
もちろんワインディングもしっかりあります。

今回は、嵐山、皆野町、秩父市、大滝村の歴史的建造物、旧木造校舎を巡ります。


自分で発掘したものも一部ありますが、多くはアメブロのブログで知ったものです。
ブログで情報発信されている方々、感謝感謝でございます。


今回は全体像を紹介して、建物の詳細については別のブログで。


まずは、嵐山幼稚園。
園内には、
日本赤十字社埼玉県支部旧社屋
が移築され残っています。







オレンジの屋根に水色と白の外壁。そこに赤い赤十字マークが映えます。




うーん、カッコいいデレデレ

幼稚園の園舎として使われている「現役」ですが、日曜日祝日以外は、職員さんの案内で内部を見学できます。


続いて、旧小川小学校下里分校。
嵐山幼稚園から小川町方面に直線距離で3、4キロ。
アニメ「のんのん日和」の舞台になったそうです。




カフェがありますが行った時は混んでたんでスルー。
さすがアニメの舞台になっただけに車と人が多くて、賑やかな木造校舎でした。

人気で車が多い割に、駐車場は砂利で狭いのがハーレーには困る。


次は秩父市北東部の吉田へ。

下里分校からは、古い和の建物が軒を並べる小川町市街を通ります。こちらの女郎鰻の老舗がまた良い雰囲気ですが、狭い市街地なのでチラ見しながらスルー。
いつか、鰻を食いに来たい。。でも高い。
小川を抜けて、定番の道の駅東秩父和紙の里で一休み。
と、ここから
ワインディングタイム!
天空のポピー畑」を抜ける峠を超えて、皆野町を抜け、赤平川南岸地帯を、何号って識別番号があるのかどうかわからない町道市道を通って吉田地区へ。

吉田小学校近く、旧武毛銀行本店
こんな田舎になぜ?って感じの立派な建物。




そのすぐ50メートル先には、
秩父菊水酒造
立派な蔵と煙突がカッコいい。





電話番号が2番!

武毛銀行はこの酒造会社のための銀行だったのか?
そうであれば合点がいきますが不明です。


県道37、71とちょっと走って、上吉田地区。
旧上吉田中学校




現在は、埼玉機器(株)の工場になっている模様。よって校内には立ち入ることができませんが、裏に回って間近には見れます。
「和・て〜ら」というピザカフェがあります。


続いて小鹿野へ。


県道37を進み国道299も横切って三峰方面へ。
県道367と分岐するところにある
近藤銘醸




立派ですねえ♪。


ここで県道367へ進み3、4キロ進んだところ、
旧両神小学校大谷分校へ。

道路から校舎裏側を見ると二階建て。



校庭へ続く斜道を登り、正面から見ると一階建。




斜面に造築された校舎は2階が玄関の作り。
テラスが残っていて、素敵ですね。


367を戻り37を再び三峰方面へ。
国道140にぶつかったら山梨方面へ2、3キロ。
旧光岩小学校
現在では養護学校になっています。
校舎の優しくて華やかな色合いがいいですね。こんな学校に通ってみたい!



なお、この校舎の元の色合いは裏側の壁に残されたこの色だそうです。






続いて、三峰神社へ登ります。
目的は神社では無く、三峰神社すこし手前、山中の廃に向かいつつある集落の分校、
旧大滝小学校三峰分校です。 







ここは、、、
ほんとにひっそりとしている。
校舎のカーテンも残り、校庭には遊具も。
ここだけ時間が止まったようです。
集落からも少し離れていて、周りは森しか有りません。
ここに通う子供達は、どんな思いで学んでいたのか。。自分がそんな事を憂う筋合いはまったくありませんが、しかし涙が出るような思いがします。

戻って三峰口駅へ。
こちらも昭和の古いままの建物です。





そろそろ秩父へ戻りましょう。


国道140号を秩父方面へ走り、
道の駅あらかわへの入り口を過ぎたら、次の信号で左折して県道72へ。140と荒川を隔てて並走する道ですが車少なく林の中を走る快走路。
巴川橋を渡る県道209で対岸に。140号にぶつかる手前で左折して県道73につながる上町通りに入ります。
うっかりすると気づかず通り過ぎてしまいそうですが、白い洋風の家が。素敵だ〜。


実際住んでる個人住宅なので、反対側にバイクを止めて素早くワンショット。

その先には、立派構えの和のお宅。渋い!




秩父市街中心地にはもっともっと古い建物があるんですが、そちらはまた別の機会にじっくりとウインク

さて、建物巡りはまだ続きます。

国道299に入り、飯能方面へ。
国道沿いなのにほとんど気づかれませんが、左手の横瀬小学校




鉄筋校舎とともに。古い木造校舎も残されています。オレンジ屋根クリーム色の校舎、素敵ですね!
横瀬小の子供達、幸せですね。


次、みんな大好きな芦ヶ久保道の駅に。
バイクを止め、川を渡ったところに
旧芦ヶ久保小学校
残念ながら入れません。門から眺めるだけ。



芦ヶ久保駅に登る階段途中、木の枝の向こうにチラリと見えます。




さらに進み、正丸駅を過ぎて線路を潜った先、299号沿い右手に見える木造校舎はみなさんご存知かと。
旧南川小学校です。
※なんと、自分で写真撮っていませんでしたチーン


南川が有れば北川もあるだろうと探された奇特なお方がいらっしゃいまして、実際有ります!
西吾野駅方面に入っり山の中に入っていくと、
旧北川小学校





少し前まで、小さな分校はあちこちに有ったんですね。

今回紹介した他にも、もっと奥まで行くともっともっと小さな旧分校もあるのですが、流石にハーレーで訪れるのはキツいので、紹介はしないでおきます。



ちなみに、299号をトンネル手前で名栗方面へ向かえば、犬伏峠のキレッキレなクネクネ道を超える楽しいルート。
そして名栗エリアには、
旧名栗郵便局もあります。





今後、各建物の詳しい写真をアップしてブログを綴ります、多分(^^;;

また、秩父市街にも有形文化財指定含めて古い建物が残っていますので、いずれ紹介します。