旧磐戸小学校檜澤分校小鹿野町三山の謎の洋館紹介です。



檜沢分校は群馬県の南牧村、上野村から塩ノ沢トンネルを越えた先、県道45号線沿いにあります。








県道の側道(旧道)から敷地内に入るスロープがあります。




奥の一見民家に見えるのが校舎。



左手、ブランコとジャングルジムの間の石碑は、檜沢分校建築?記念のようです。




右から縦読みで「檜澤分校○○○○念」
○は読めません。
下の小さい文字はどうやら出資者の一覧のようです。小さな集落ですが、ずいぶん出資者が多い印象。年代はわかりませんでした。


校舎。この角度からでもまだ民家っぽいですね。



玄関がかろうじてただの民家じゃない雰囲気。


二宮金次郎さんがここが学校であることを何より雄弁に物語っています。



左側にあるもう一つの玄関。



左側面。


左側面は民家に接していて、県道に出られる細い階段があります。


再び正面から。
玄関から中を覗くとまた入り口が?

昭和12年が刻まれたコンクリの柱。


側面に切れ込みがあるので、国旗掲揚用の棒を建てるための柱かな?


ブランコなんですが、作りが古いですね。
フレームはリベット打ちです。



県道に上がると正門が有りました。



『檜澤分教場』です。
創立当初は分校ではなく分教場だったようです。
初めて見ました。




正門から校舎を見下ろす。
正門から見下ろす校舎も珍しいですね。


正門隣の民家?かな?いい雰囲気です。



その隣の建物とは屋根がこんなにひしめくように重なり合っています。
繋がってはいないようですが。


何度もこの県道は通過してますが、こんなお宝、全然気づきませんでした。



続いては、国道299号、
小鹿野町三山地区にある謎の洋館
赤谷温泉にほど近い所です。




国道からはこんなふうに見えます。




旧道に回り込むと、一段高いところに立つ洋館。



小さいですが学校っぽいですね。
でも学校跡であることを示す石碑などは見当たりませんでした。今まで訪問したところは必ずあったのに。




玄関。



三分の一に切り取られた消防の紋章のような飾りが。


左側面に回ると雨戸があって縁側のような。
この一面は学校っぽくはないですね。







電話番号は59番。
国旗掲揚用の棒を指す金具のようなものが柱につけられています。


なんでしょうね?この建物。
小鹿野町のメインからは離れていて、ちょうど分校があってもおかしくないとこなんですが。
しかし、遊具やグラウンド、二宮金次郎さんもない。


右手にあるボロ小屋。物置なあ?と思いきや、


南便所。


南があるなら北便所もあっても良さそう。
敷地内はもとはもっと広く北側(建物左手)はグラウンド?講堂?があり、その端に北便所があっても良さそう。

学校なのか、そうでないのか。

敷地内には新しい鉄柱と鐘が。
消防のホースを垂らして干すための設備にも見えます。鐘は消防の鐘?



やっぱり消防署だったのか?

謎の洋館です。

ご存知の方、教えてください。