すみません、先にアップした『裏窓』のほうにも書いたのですが、ちょっと体調不良で、更新の手が停まってました。

 

最終回オールラストを前に、煮詰まっていたと思われてるかも~と気になりつつ、(笑)

先週末より、布団ひっかぶって寝てました。

とりあえず、ちょっとだけ手を入れたので、アップさせていただきます。

 

頭痛だけならまだしも、今回、目の奥が集中的に痛くて・・・ ← いわゆる左右ガチャ目の“強度近視”+乱視っていうタイプです。

また、眼鏡屋さんに行くのかな?

あ、眼科が先かな?(笑)

文字を読んだり、書いたりするのがしんどくて。。。

若干、お返事が遅れてるモノなど・・・大変申し訳ありません。

もうちょっとお待ちくださいませ。


気圧の変化に弱い方、結構いらっしゃると思うんですが、かくいう私もそんな一人です。

皆様、ご自愛くださいませ。

 
 

これは、4/4で~す 。

(1話を4分割しています。)

『ハピネス』 12話1/4のレビュー ※ネタバレ

『ハピネス』 12話2/4のレビュー ※ネタバレ

『ハピネス』 12話3/4のレビュー ※ネタバレ

 

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

ハピネス  해피니스

【Episode 12】4/4

 

**************

場面変わります。

少しだけ、時間は戻します。

※おそらく、セボムが、ヒョンギョンたちから、自分がいない間の出来事を聞いていた、まさに、その頃だと思います。

 

~地階 スポーツジム~

講師控室にそうっと、忍んで入って来たのは、サンヒです。

 この女豹さん、狙った獲物は逃しません。

ノートパソコンを奪いに来たのね。

 

タオルを頭から被せられ、手錠で棚にくくられているジュヒョン。

なんだか、この体勢、デジャビュ。。。

感染してたスンボムやボラムを思いだすね。

 

テーブルの上には、ノートパソコンが。。。

 

そっと、ノートパソコンを持ち上げると同時に、ガシッとサンヒの手を掴むジュヒョン。

 

ジュヒョン「おい!サンヒや。。お前が来るってわかってたぞ!」

サンヒ「オッパ、放してよ。開放されたら、話をしましょうよ」

 

その時、「鍵もなしに何をしてるんですか?」と背後から、ヨンオクの声が。。。

振り返るサンヒ。

サンヒ「あ、棟代表ニム。助けてください。私、ただ、この人を助けに来たんです」

見え透いた嘘をいうサンヒもサンヒだけど、手に、ダンベルを持ってるヨンオクはなんなの?

 

ジュヒョン「おい、気でも違ったのか?」

 

ジュヒョンを睨みつけながら、ダンベルをテーブルに置くヨンオク。

 

ヨンオク「今こそ、あの刑事野郎を亡き者にすべきじゃありませんか? あの女(セボム)が逃げ出した今、あいつ(イヒョン)を排除しないと・・・」

鬼気迫る口調のヨンオク。

ジュヒョン「あ、あんたは、刑事を殺せって言ってるのか?」

 

ヨンオク「あの男は、感染者なんですよ。さぁ、これ(ダンベル)を使えば、自由になりますよ。私はただ、そう言ってるだけですよ」

 

サンヒを掴んでいる右手を見ながら、考えるジュヒョン。

 

まさに、天秤にかけるっていうのはこういうことです。

 

 

~501号室~

ヨンオクたちに盗られそうになっていた食料を、戸棚に戻していくイヒョン。

こういう、細かい描写が、イヒョンの出来すぎな、人となりを・・・って、もう最終回なので、その辺は十分わかってます。ゲラゲラ

 

その時、「助けてください」という女性の悲鳴が外から聞こえてくる。

慌てて、外に飛び出すイヒョン。

ああ、よかった。それでも、バットは持っている。

 

エレベーターホールにくると、ジュヒョンがサンヒを人質に取り、ナイフで狙っている。

そして、廊下の端でしゃがんでいるヨンオク。

 

イヒョン「オ・ジュヒョンさん、落ち着いて、ウ・サンヒさんを放すんだ」

 

ヨンオク「チョン・イヒョンさん。。 未感染者を全員殺して、病気のせいにすればいいんですよ」

ジュヒョン「その通り。全部、怪物のせいにすればいい」

 

イヒョン「感染者じゃなく、アンタたちこそ、本当の怪物だ!」

 

ジュヒョン「喉が渇いてるんじゃないのか?」

サンヒを盾にしながら、徐々に近づいていくジュヒョン。

サンヒの腕にナイフで傷をつけ、血しぶきがイヒョンにかかる。

悲鳴を上げるサンヒ。

 

ジュヒョンに突き飛ばされたサンヒを受け止めるイヒョン。

凄まじい新鮮な血液の誘惑と戦うイヒョン。

 

ジュヒョン「誰が本物の怪物なのか、見せてもらうとしよう」

 

サンヒを横に追いやり、ジュヒョン目掛けて、思い切り、バットを投げるイヒョン。

とっさに、しゃがみこみ、ことなきを得るジュヒョン。

なんで、無駄に反射神経いいのよ!ムキー

 

イヒョン「さぁ、行くんだ」

腕から血を流しているサンヒを階段室に押し込むと、

501号室に戻ろうと走り出すイヒョン。

 

イヒョンが投げたバットを掴みあげ、追いかけるジュヒョン。

 

それを笑いながら、高みの見物をしているヨンオク。

 

もう地獄絵図って感じです。

 

~501号室~

間一髪、501号室に逃げ込んだイヒョン。

 

バットで、玄関の扉をどんどんと叩きまくるジュヒョン。

 

リビングのソファに飛び乗り、毛布をかぶって、じっと衝動が収まるのを待つイヒョン。

私、偏頭痛の時は、ほぼこれに近いです。光がダメなんです。

 

玄関の外では、「チョン・イヒョン、チョン・イヒョン、血の匂いが恋しいだろ!」と怒鳴りたてるジュヒョン。

ジュヒョン「我慢なんかするな! お前の人生、ずっと我慢のし通しだったんだろ! チョン・イヒョン、出てこい!!」

なんとかして、イヒョンを自分のラインまで引きずり下ろしたいの?

結局、ジュヒョンが、ここまでイヒョンを憎むのは、性悪説の自分と相容れない存在だからってこと?

 

毛布をかぶったまま、みるみるうちに、黒目が小さくなっていくイヒョン。

 あまり、キャプチャーしないようにしてましたが、狂人病の発作姿は、ハロウィンの、ゾンビコスプレみたいなものだと思って、視てました。

 

 

~5階廊下~

 

ヨンオク「なんで(誰も)、私に聞かないんだ? 私のマンションだ。私のいう事を聞け~っ!」

半ば、発狂寸前、いや、半分、狂い始めてるヨンオクが一人で叫んでいる。

 

そこへ、階段室から、ひたすらイヒョンの下に急ごうと、セボムが駆け込んで来ました。

 

悲鳴を上げて、セボムに掴みかかってくるヨンオク。

びっくりするセボム。

 

もちろん、セボムに敵うわけなどなく、簡単に押さえ込まれます。。。

 

セボム「しっかりしてください。 棟代表を捕まえに来たんじゃありません」

がくり・・・と膝をつくヨンオク。

 

ヨンオク「あんたたちが、私の主人を殺したんだ。私は、感染者を捕まえた、そして、まだ、無感染なんだよ。マンション代表にふさわしいだろ!」

セボム「ええ、わかりました。あなたが刑務所から出て来た時には、あなたに投票してあげますよ」

あなたに投票するという一言で、おとなしくなるヨンオク。

 

 

その時、501号室の前で、「出てこい!」と叫んでいるジュヒョンの声が聞こえてくる。

 

ヨンオクをその場に残し、501号室に向かうセボム。

 

ジュヒョン「おい! もうすぐ変わるぞ、わかるだろ、俺だってな、発症してみせるからな!」

もう言ってることがめちゃくちゃです。

 

猛烈な怒りとともに、ジュヒョンを本気で蹴り飛ばすセボム。

壁際まで、吹っ飛んだジュヒョン。

 

ジュヒョン「お前も死ね!」

うぉ~っと唸り声をあげてますが、別に、狂人病の症状が出て来たわけじゃありません。

 

思いっきり、金的するセボム。

 

おとなしくなるジュヒョン。

 

その隙に、鍵をあけて、家の中に入るセボム。

扉開けっぱだけど、大丈夫かな。

 

~501号室 リビング~

毛布にくるまっているイヒョンを発見するセボム。

必死で耐えているイヒョン。

映像で見るだけでも、シノビない。。。

 

 

そっと、その腰や肩に手を当てるセボム。

セボム「ヒョナ・・・・」

 

優しく、落ち着かせるように、何度も手でさすり、そして、静かに毛布を取り去るセボム。

 

セボム「ただいま・・・」

イヒョンに、セボムの声は届かない。

唸り声をあげながら、必死に耐えるイヒョン。

 

セボム「私ね、家は誰と過ごすかが重要だ・・ってアンタが言った時に気づいたの。これからは、あんたと一緒にいるからね。(あんたも)私と一緒にいてね」

 

少しずつ、落ち着きをとりもどしてきたイヒョン。

 

ようやく、セボムのほうに視線を向ける。

セボム「あんたが、ずっとこんな風でも、私はぜんぜん、へっちゃらだよ」

 

セボムがここにいること、そして、セボムに話しかけられた言葉も全て、信じられないような瞳で、セボムを見つめ返すイヒョン。

身体を起こしたイヒョンを、見つけ返すセボム。

 

そのまま、両手をイヒョンの頬にあて、はじめてイヒョンに口づけをするセボム。

 

微笑みあう二人。

二度目のキスと、力強く抱きしめ合うハグで、言葉ではなく、今までの想いを伝えあう。

どーしても、これを最終回に持って来たかったのね。

 

~セヤン市のメイン道路~

隊列をなして、進む中央医務司令部の車の中に、テソクが運転している車もある。

助手席には、ジスが乗っています。

 

ジス「本当に、マンションの中に抗体を持っている人がいるんですか?」

疑ってる、というより、俄には信じがたいジス。

テソク「そういう見込みがある」

 

~回想~

やっぱり、ソユン(弁護士元妻)との面談時に、なにかヒントを得たのね。

 

テソク「感染者について知っていることをすべて教えてください。治療法を確立するために、必要な情報かもしれません。」

ソユン「よくわかりません。でも、ナ・ヒョンギョンさんが、お兄さんの傷はずっと同じだって言ってたんです。治ることも悪化することもなく・・・

 

聞く限りでは、セボムの手の傷の感じに似てるね。

(回想終わり)

 

驚くジス。

ジス「まさか、たったそれだけのことで、(司令官に)全権委任を求めたんですか?」

テソク「ジスや・・・。 俺達に、確実に頼りになるものなんて、いままでにあったか?」

 

まだ、目の縁の青あざは消えてないけど・・・・黙るしかないジス。

ジス「(・・・オワタ)」

 まだ、決めつけるには早いかもよ♪

 

セヤンフォレストが見えてきました。

バリケードじゃなくて、普通に、工事用壁(フェンス)だったとか?(笑)

(たぶん、セヤン市って、名前の付け方からして、京畿道の高陽市あたりをイメージしてると思うんですけど、違うのかな?)

建物もちょっと違うね(笑)

 

~602号室~

ピンポ~ン!

チャイムとともに、外で、訴えてるサンヒ。

 

《サンヒ「オッパ~、私、暗号資産を手に入れようとして・・・オッパのこと、たくさん無視しちゃった。神経質になってイライラしちゃって、ごめんなさい。」》

 

部屋の中では、一切、サンヒを無視しながら、奥さんのソユンに向かって、ラインを連投しているヘソン。

 

《サンヒ「でも、私がそうしたおかげで、私たち、幸せになれるのよ。ねぇ、聞いてる?」》

 

メッセージに既読すらつかず、とうとう、電話を掛けるヘソン。

 

《サンヒ「ヘソンオッパ、ねぇ、もう私たち、幸せになれるのよ」》

 

電話に集中するヘソン。 

ヘソン「ソユニか?」

 

《サンヒ「ドアを開けてよ~~」》

 

ソユンと繋がり、ようやく息をつくヘソン。

 

ヘソン「ソユナ、本当にすまなかった。全部、俺が悪かった、な?」

 

サンヒの絶叫が轟いている。

 

ソユン「もう二度と連絡して来ないでください」

冷たい声で、しっかりと意思表示するソユン。

良かった~、変に心変わりしたらどうしようかと思ってた。

 

ヘソン「いや、いや・・・そうじゃなくて・・・」

 

《サンヒ、「オッパ、そこにいるんでしょう?」》

 

ヘソン「俺、本当に、全部後悔してるんだ。 本当だ。な?」

 

《サンヒ「ねぇ、聞こえてる? ドアを開けてよ」》

 

ブチっと切られる電話。

 

ヘソン「でも、本当に後悔してるんだ・・・」

掛けなおすヘソン。

 

《サンヒ「しあわせになれるのよ、オッパ?」》

 

呼び出し音のあと、「おつなぎできません」に切り替わる電話。

あ~っと、溜息をつくヘソン。

 

依然として、ドアの外で、訴えてるサンヒ。

《サンヒ「私たち、うまくやってたじゃない。これから、もっと良くなるわ。中に入れてよ。ね、ドアを開けて」》

 

サンヒとソユン、天秤にかけ、

「なにもないより、いるだけましか・・・・」と玄関を開けに行くヘソン。

 出たよ、この考え方! (=`ェ´=)

 

 

サンヒ「何してたのよ!(怒)」

開けばこっちのもの。

掌返しなサンヒ(笑)


ヘソン「お前、噛まれたのか?」

 

腕をちょっと切られたくらい、アドレナリンが出まくってるサンヒは、痛みなんてなんのその、それどころじゃありません。

 

部屋に入ってきたサンヒが、ヘソンが、奥さんに電話をかけていたことに気づく。

目を見開くサンヒ。

「もう、ネットがつながったの?!」

目がキラキラ~んキラキラ

そっちかい!(笑)

 

ま、ヘソンに本気なわけないし、資産が手に入ったら、今度はヘソンの命をねらって、独り占めするでしょうね。

 

サンヒ「ね、オッパにも、暗号資産をわけてあげるわ。 パスワードはどれだっけ? ああ、これよ」

 

ノートパソコンの前に座るヘソン。

 

候補のパスワードを書いた紙を、外の光に当て、そして、裏返すサンヒ。

 

一文字ずつ、入力していくヘソン。

 

解除成功。

抱きあって喜ぶ二人。

 

次の瞬間・・・再び画面を見ながら、表情が曇っていくヘソンとサンヒ。

絶望 

ジュヒョン、これ見たら、ショック死するんじゃない?

 

こんな世の中が大変なときに、お金儲けなんて・・・ってソユン(弁護士妻)の言った通りだったね。

 

 

~302号室~

 

リビングで、テレビを見ているハクジェ一家。

ニュース「すべての経済指標は足止め傾向にあると予測を示しています。韓国でも、世界中の株式市場が暴落し、韓国証券取引所の過剰商品が急落しました。原油、金や各種原材料の価格は下落しています。原油は、80ドルから値を下げています。」

 

ああ、ソンシルが元気そうでよかった、よかった。

ヤキモキさせてくれたよね。

 

ソンシル「いつか治療法だって見つかるでしょう。」

ハクジェ「そりゃ、このレートを見たら、すぐにでも治療法を見つけるだろうよ。それで、保健所の人たちがここに来て、すぐにでも、ベルを鳴らしてくれるに違いない。わしは、そう信じてるよ」

 

ニュース「価格は急落し続けています。今日の時点で、市場の時価総額は3か月前と比較して97%減少しています。」

 

その時、尋常じゃない叩き方で、ドアが開けられ、銃を構えた軍の隊員たちが部屋の中に突入してくる。

ピンポン鳴らさないの?

ドア、ぶっ壊された?(笑)

※チェーンを焼き切られたみたいです。

 

オロオロするハクジェとソンシルを尻目に、助かったと笑顔になるドンヒョン。

ドンヒョン「オンマ、来てくれたんだよ。俺達、やったんだよ!」

ハクジェ「な、だから、わしが言ってただろ。 絶対、来てくれるって・・・」

喜びながら、連れ出されるソンシル達。

 

ドンヒョンが小学生の頃にうつした家族写真が大写しになります。

結局、「家族の力」「家族の結束が大事」っていうのが、テーマになっちゃうの????

 

~4階の廊下~

訳も分からず、タンカに乗せられ、丁重に運ばれるスミン。 ← ミットしたままだよ(笑)

だって、今や、「国の宝(候補)」ですからね(笑)

 

スミン「ちょっと待ってください。私は誰のことも噛んだりしませんよ。本当ですよ。喉だって、乾いてませんよ。水を与えてみてくださいよ。 ホントなんですよ、喉なんか渇いてませんよ。ホントのことを言ってるんですよ。(人だって)一度も噛んでませんよ~(汗)

ジスを先頭にして、運びだされていきます。(笑)

 

予想以上に、物々しい雰囲気と兄の扱いに、ちょっとビビってるヒョンギョン。

ヒョンギョンが、その後を追いかけながら、「ホントに兄は元気なんですよ。もう治ってるのかもしれません。いえ、元気だって思ってるだけですけど・・・ね、元気よね?」

スミン「ああ・・・元気だよ。全然、喉だって渇いてないんだよ」


国家権力の皆さんを前に、必死で「ナ・スミンは無害ですアピール」をする兄と妹。爆笑

 

その会話を廊下に立って、聞いていたテソク。

キャッチャーミットをずらして、首元の傷を確認する。

「狂人病ウィルス」特有の黒い傷ではありません。

セボムの傷に似てますね。

ジスを見て、頷くテソク。

 

急に不安になるヒョンギョン。

 

ヒョンギョン「元気です。そうですよね?」

テソクに聞いても、無視無言(笑)

でもね、テソクだって、内心は泣きたいくらい、ほっとしたはずだよ。

 

大騒ぎしながら、下に運ばれて行くスミン(笑)

 

司令官に電話をかけるテソク。

テソク「抗体を持つ男性を発見しました。 大至急、移送します。ユンセボムの件は、私に任せてください。」

司令官「わかった・・・。抗体を持つ男性をすぐさま、こちらに連れてこい」

抗体さえ見つかれば、あとは、不問!?

 

テソク「移送中も、気を付けるように」

ジスに指示するテソク。

テソク「ユン・セボムとチョン・イヒョンを、本部に連れてきてくれ」

 

ジス「・・・はい」

 

~601号室~

ガスバーナーで、玄関のドアのスライドを焼き切っている軍の兵士たち。

 

中から、止めろ、うちの家だ~というセギュの絶叫が聞こえてくる。

勝手に、スーツやワンピースを着こんでいるセギュとムンヒ。

 

とうとう、ドアが開かれ、軍の兵士たちがなだれ込んでくる。

 

貴金属を両手に抱えて、「私のものだ」と絶叫する夫婦。

 

~屋上~

ボラムがいたテントに、二人並んで座らされているヨンオクと、ジュヒョン。

セボム「多少暑くても、ここに居てくださいよ」

ジュヒョン「絶対、これで終わったと思うなよ。俺は本気だぞ。よく聞いておけ!」

 

ヨンオク「セボムさん、私に投票してくれるんですよね?」

もう、だいぶ、進んでしまってるようです。

 

うわ~っ、まだ言うか、と、うんざりしたような声をあげるジュヒョン。

 

正視できないセボム。

セボム「そうでうね・・・(イヒョンに)行こう」

声をかけ、屋上をあとにするセボムたち。

 

~15階のエレベーターホール~

屋上から降りて来た二人。

セフンが閉じ込められていた、配電盤の扉を見つめるイヒョン。

イヒョン「キム・セフンさんをこのまま、ここに置いておけないよな」

セフン「家に運び入れましょう」

イヒョン「ドアを開けてくるよ・・・」

 

これが、真っ当な感覚ですよね。

 

合鍵でドアをあけた瞬間、固まるイヒョン。

 

構えられた銃口。

偽アンドリュー、生きてたか!

 

静かに・・・と、指を立てる偽アンドリュー。。

血だらけです。

ゆっくりと、一歩ずつ下がるイヒョン。

 

偽アンドリュー「ユン・セボムをここに呼べ」

ほんとに、最後の最後まで・・・・(怒)

 

当然、イヒョンが呼ぶわけありません。

一瞬のスキを突き、銃を取り上げようとするものの、撃たれた太腿を狙われ、膝をつくイヒョン。

 

もみ合ってるいるうちに、銃声が1発。

 

慌てて、銃を構えながら、1501号室の前廊下の角から、のぞくセボム。

 

偽アンドリューに銃を向けると、イヒョンを盾に、銃で狙われる。

 

偽アンドリュー「銃を捨ててください、ユン・セボムさん」

まだ、これ、続くの?

 

イヒョン「いいから、こいつを撃て!(俺に)あたっても構わない」

偽アンドリュー「チョン・イヒョンの命が救いたければ、銃を捨てろ!」

イヒョン「絶対、ダメだ! いいから、こいつを撃つんだ!」

 

じっと、偽アンドリューの様子を見ているセボム。

 

イヒョンに噛まれ、感染した偽アンドリューが、すでに、自分(セボム)を見て喉の渇きを覚えているのに気づく。

 

自分の腕を撃つセボム。

したたり落ちるセボムの血。

セボム「新鮮な血よ」

 

すぐに、偽アンドリューの様子がおかしくなり、銃を取り落とす。

完全に発症し、セボムにとびかかろうとする偽アンドリューの背中を後ろから、銃で撃つイヒョン。

 

倒れたイヒョンを抱き起こすセボム。

セボム「ヒョナ・・・・」

 

薄く目を開けるイヒョン。

イヒョン「だから、俺が悪い警官役をやるって言っただろ・・・。お前は、いい警官のままでいろよ」

ガク・・・!

セボム「ねぇ、ちょっと・・・ヒョナ~~~」

 

イヒョンを抱きしめながら、泣きわめくセボム。

 

*******************

ようやく、事件後・・・・の様子ですね。

 

~裁判所~

 

《417号法廷》

 

弁護士に伴われて、それぞれ、ヨンオクと、ジュヒョンが入廷してくる。

罪状はそれぞれ、違うはずだけど、一緒に裁判するの?

複数のうちの、二人の罪が重なってる部分の案件ってことかな?

 

ヨンオクは持ち直したみたい。

傍聴席からの視線を避けようとするジュヒョン。

 ジュヒョンの罪をどこまで裁けるのかな?

 

~スンヨンの病室~

窓辺に立つ患者。

 

ああ、よかった。

スンヨンも出て来た。

まだ、皮膚の感じは、赤黒いね。

もうちょっと回復してるかと思ってたけど。

 

「イ・スンヨンさん。」

振り返るスンヨン。

もう、一切、鎖とかでつながれてないってことでいいんだよね。

 

~セヤンフォレスト外観~

撤去されたバリケードと、行きかう車の様子から、日常を取り戻したことがわかります。

 

敷地内も、元通り。

しあわせなマンションライフのパンフレットみたいです(笑)

 

笑顔で走ってくるソユン。

これだけ走れるってことは、手術成功したのね。拍手拍手拍手拍手拍手

 

両手を広げて、迎える笑顔のセボム。

セボム「ああ、気を付けて、気を付けて・・・。そんなに全力で走って、疲れたりしないの?」

ソユン「全然、疲れないよ」

 

セボム「ホント?だったら、一段階あげてみようか。ん?ジムはどう? 今は、もう、利用者全員が施設を利用できるようになったんだから・・・」

ソユンのほっぺをちょんちょんするセボム。

 ・・・この会話から、ソユンはセボムと一緒に暮らしてないっていうのがわかるよね。

 

 

その時、セボムをバックハグするイヒョン。

はい、生きてます。生きてました。回復しました。完治しました。

あと、なにがある?(笑)

 

それを見て、にっこりするソユン。

ソユン「わたしね、予定があるの。だから、家に帰らなきゃ」

気を利かせる12歳。(笑)

ジョングクアジョシの教えの賜物です。

あ・・・ジョングクと奥さんは大丈夫なのかな?最後、出てこなかったね。ショボーン

 

セボム「ん?」

ソユン「さようなら~」

セボム「何の予定? ソユナ~」

今も、このセヤンフォレストのお隣さん同士なのかな?

ママは治ったよね?

 

イヒョン「よ~し、じゃ、行くとするか」

 

マンションの敷地内を歩く二人。

 

イヒョン「なに考えている?」

セボム「・・・・去年、封鎖していた間のこと。。。」

え?

1年経ったっていう設定?

 

お得意の【1年後】とかなかったよね(笑)

 

イヒョン「大変だったよな」

セボム「そうね、でも・・・あんたと一緒だったから、耐えられた」

 

それはお互い様だけど、改めて言われると照れくさいイヒョン。

 

セボム「「ねぇ、いつから私のこと、好きだったの?」

これまた、唐突だな(笑)

 

イヒョン「だから、最初に見た時からいいな、と思ってたって言っただろ。なんで、信じないんだよ?俺は運命だって、わかってたんだよ。だから、お前が唯一の人だって、自分に言い聞かせたんだ」

セボム「それで、諦めなかったわけ?」

イヒョン「俺がなんで、警官になったと思ってるんだ?」

セボム「ちょっと! まさか、私のために警官になったとか言わないでよ」

 

イヒョン「俺、アメリカに行こうと考えてたんだ」

野球ができなくなったあと、少し荒れてた時期のことですね。

イヒョン「でも、お前が言ったことがどうしても気になってさ・・・。お前、俺達の未来には、たくさんのオプションがある、だから精一杯やらなきゃって言っただろ。その後、お前は、Souに入った」

セボム「ねぇ、私、そんなこと考えてたわけじゃなかったけど・・・」

ぽ~んと腕にわざとぶつけるセボム。

セボム「それで、今は幸せ?」

イヒョン「そりゃあな・・・お前と一緒にいるだけでな・・・それ以外に俺の幸せはないから」

セボム「嘘つき~~!」

突然、駆け出すセボム。

セボム「勝ったほうが、一週間、ゴミ捨てと分類免除~!!」

イヒョン「こら、ズルいぞ、おい!」

セボム「生ゴミも入れるからね~~」

イヒョン「絶対、負けないからな!!」

追いかけるイヒョン。

 

Happiness

 

“e”が、通常の向きに戻りました。

 今までのは、これ。↓

Happinəss

(懐かしの1話め)

 

★『ハピネス』最終回(12話4/4) 完了感★

終わりました。拍手拍手拍手

セボムとイヒョンが、希望に満ちた姿になるという、これより、他はないってくらいのハッピーエンドでした。

 

ね? 終わりの駆け足具合、半端なかったですよね。

ま、そうだろうと思ってました。(笑)

 

このドラマ的には、後始末とか、あまり必需ではなかったのかな。(苦笑)

私は、楽しみなんだけどなぁ~♪

絶対的なハッピーエンドでなくても、基本「未来に希望がある」エンディングのドラマが好きみたいです。

それよりも、風呂敷を広げたなら、最後には、ちゃんとたたんでほしい・・・かな(笑)

 

その点、この『Happiness』は、最後、ちょっとバタバタになったり、若干、冗長だなぁ、もう、わかったよ、と思った部分は正直ありましたが(笑)、わりと、脚本段階から練られていたんだろうなぁ、というのは、見てて感じました。

とにかく、群像劇で、登場人物もシーンも多いドラマでしたがあっても、この時、裏では誰がこういう動きをしていて・・・とか、時系列の感覚がしっかりしていたこと・・・これが良かったですね。

描かれない時は、なにかが起きているのかも・・・という期待や不安を見せ、視聴者を置いてきぼりにしない、ということをちゃんと考えてくれていたドラマでした。

 

縦横無尽に動き回る、利己的なマンション住人を、いろんな年代の人が、実に個性豊かに演じてくれました。

こういうドラマは、悪人キャラが立っているほうが断然、面白いというセオリーを裏切りませんでしたね。

 

「なぜ、この人はこうなのか?」「なぜ、こんな人間になってしまったのか?」

私なんかは、つい、それが気になっちゃうんですよね。

でも、それらの疑問に関しては、見事に、バッサリ切り捨ててくれましたよね。

今、思えば潔かった。

 

原因究明や過去をほじくり返しても、実際、こういう考え方をする人間が現実に目の前にいるんだから、対処しないわけにはいかないってことでしょうか。

 

もちろん、ヒントはドラマの中の端々に隠されていたので、それを拾い上げて想像することは出来ました。

でも、正解かどうかはわかりません。(笑)

なにしろ、メンツが濃すぎました。

悪キャラでなくても、テソクにしろ、ジスにしろ、私の眼を通すと、大抵、なにかが微妙に盛られます。(笑)

 

ヒョジュssi、良かったですね。

SOUのエース隊員で、並みの男性より、身体能力は高いかも・・・という役とあって、最初は、多少、無理してる感が出るかと思いましたが、無駄な正義感を振りかざすこともなく、より現実を見極める視点、どこか飄々とした部分を常にKeepしていたので、彼女の透明感は汚されないままでした。

ヒロインが必死になっちゃうと、見てて、しんどいですもんね。

黙ってても、可愛らしい部分や優しい部分は、す~っと入ってくるに決まってますからね。

歩き方とか、よく、大股でのしのし歩くと取り上げたりしましたが、時々、跳ねるように歩くところなんかも、まんまセボムでしたね。

 

 

そして、もう一つ。。。

このドラマで、特筆すべきは、Joe Layneさんの楽曲で固めた万全の布陣OST群ですね。

当然、Joe Layneさん以外の曲も、BGMも含めると、楽曲数もかなりになりますが、どれも、骨太で、繊細で、1曲1曲の完成度も高かったですし、イメージが明確というか、どちらかと言えば、“攻めてる”(笑)

ちょっと、あまりにも当て込みすぎてしまって、音楽と効果音の境目が付けづらい・・・主張激しめという点も無きにしもあらずでしたが、概ね、世界観にピッタリあっている楽曲ばかりでした。

この筋追いをしている時は、このOST全曲集を聞くようにしていたので、集中度が違いました。

 

どれか一つ・・・というのは難しいですが、これは、パンチもあるし、いい出来だな、と思って聴いてました。

前にもご紹介した、Somedayも名曲だと思います。

 

 

 

最後になりましたが、ヒョンシクについては、もう・・・しょうがないです。 ← なにが?

主役の運命として、しばらくは、かっこいい路線を外すことはできないんですから。

求められてナンボの世界、かっこ悪い役でも、かっこよくなっちゃう。( ´艸`)

はっきり言って、イヒョンなのか、ヒョンシクなのか、どちらをめでているのか、そこんとこ、だいぶ曖昧模糊でした。

少なくとも、イヒョン(ヒョンシク)の欠点を、たとえ、役の上であっても、欠点として見れない人が視聴してるんですから(笑)、この筋追いは、最初から破綻していたと思ってください。。(笑)

 

結構、こうして、書いていくと、尽きないものですね。

久しぶりの「韓国ドラマ」の筋追いでしたが、勘を取り戻せていたんでしょうか?

韓国語・・・・だいぶ、シャワーのように浴びました。

でも、いつものごとく、英訳頼みで、日本語訳版を見てないので、内容、変だったら、申し訳ございません。

 

現実離れしたキャラクターになってしまいそうなところを、なんとか、土俵際で踏ん張りながら、

ああ、なんて、爽やかなんでしょう。

 

うまく言い表せませんが、やっぱり、あなたは、私の原動力です照れチョキ

 

 

★次の韓国ドラマの筋追いは・・・もうしばらくお待ちください★