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青春ウォルダム(月譚)  청춘월담 英題:Our Blooming Youth

 (tvN 20230206-0411 全20話)

 

【Episode 7-3】

 

~宮殿内~

ソ内官の計らいにより、内侍府預かりになり、東宮殿以外の仕事にまわされたジェイ。

屏風やら内装の表装を貼りなおすための、糊を大鍋で煮だしてます。

三つの鍋の糊をかき回し続けるジェイ。

こういうのが、地味に重労働だったりしますよね。

 

その様子を離れたところから、見ているファン。(笑)

 

テガン「(内官たちは)宮殿内の装飾の維持も担当しているのですね。はぁ、コ・スンドルの奴、なんで、兵士に戻らないんだ? なんで、まだ、ここに居続けるんだ? あ~、ホントに理解できない。行くところがないのかな?

テガン、ダメ押し、グッジョブ(笑)

テガン「ご覧になられますか、チョハ」

 

肉体労働をしている姿に、本当は、胸が締め付けられてるくせに・・・・

黙って、立ち去るファン。

 

その姿に気づき、追いかけようとするも、すでに、かなり離れたところに行ってしまって、声が掛けられなかったジェイ。

 

ジェイ「(チョハは、香炉と、乾いた花びらをご覧になっただろうか?)」

 

持ち場を離れたことで、叱られるジェイ。

 

上官「注意するのだぞ。重要な方が来られるのだから」

ジェイ「重要な方?」

上官「まもなく、嬪宮様(世子妃)が選ばれる。ここは、婚礼までの間、嬪宮様がお過ごしになる場所なのだ。伝統的に、嬪宮のお部屋は、自宅と宮殿の中間に配置されるが、チョナがこの場所を決められた。だから、全てを完璧にしなければならないのだ」

今後のフラグですよね。

 

ジェイ「ああ・・・婚姻・・・」

まだ、ジェイは全然、自覚がない時期なので、どっちかっていうと、自分の婚姻はあんなことになってしまったのに・・という複雑な思いなのかもね。

 

あ~、きっとこれもまた、後々、大事になりそうな気がする。。。

 

 

~宮殿内~

ファン「開城の殺人について、訊ねたいことがあって、そなたのところに参ったのだ。私の護衛によると、シム・ヨンが、ミン・ジェイの恋人だというのは確かだそうだな。どうして、そのような結論に達したのだ?

 

護衛武士「あの者が死ぬ前に自分で話していたそうです。それと、お揃いの腕飾りをみて、しばし泣いていた、と、人々から聞きました。あの腕飾りは、(二人の)愛の象徴であり、彼は、気が狂ったように、ミン・ジェイの痕跡を求めて、家の周囲を歩き回っていたそうです」

 

ファン「・・・・・」

たしかに、それだけを聞けば、恋人だと思っても無理はないかもね。

 

その帰り、ムスリたちの手伝いをするジェイの姿を、

またしても、遠くから見ているファン。

 

ジェイ:あなた様の信頼が、私にとって、どれほどの意味を持つか、ご存じではありませんか?

 

ご存じだったんですけど、いろいろ、後から出てくる証拠や証言にも、信ぴょう性がないと断言できず、ファンとしても、苦しいばかり。

 

~義禁府~

開城の事件記録を見たくて、訪れたソンオンに対して、その記録ならば、東宮殿にある、と答える官吏。

 

ミン・ジェイの情人が自殺し、その記録が、開城から我々に送られたが、世子の護衛がそれも持っていった、と説明され、戸惑うソンオン。

 

ソンオン「(開城の殺人に関する記録でさえも・・なのか。なぜ、チョハは、そんなにこの事件に熱心なのだ?)」

 

光化門って、本当に、こんな感じだったのかな?🤭

同じ場所だとしたら、今、ソンオンがいる場所って、交差点の手前あたり?

参照:ガチで広すぎ!光化門広場がリニューアルオープン | たびこふれ (tabicoffret.com)

 

 

~ファンの部屋~

疑問に思ったら、本人に確かるのが一番です。

ファンのもとを訪れるソンオン。

 

ソンオン「開城で自殺したというシム・ヨンの遺書を持っていかれたと聞きました。チョハも、私の婚約者の事件を捜査されているのですか?」

 

ファン「自分の家族全員を殺害するという道義的大罪を犯した。私が、私の師の殺人を調査したいというのは、そんなにおかしいことか?」

ソンオン「でしたら、私が、その遺書を見るために持ち帰ってもよろしいでしょうか?」

ファン「あの女性を待っているのか?もし、生きて戻ってきたとして、彼女は処刑されるであろう。たとえ、戻ってきても、死んだも同然だ。」

うつむいていたソンオンが、書状を、ファンに差し出す。

 

許婚

 

ソンオン「私の父が、婚姻の許可を得る書状を送り、折り返し、返事を受け取りました。恋人と情を交わした不道徳な女性かもしれませんが、私が、この許婚書を燃やさない限り、ミン・ジェイは私のものであり、守らねばならぬ人なのです

 

おっお~~~~~!

ソンオ~~~ン!!

渾身のパワフルワードが飛び出しました。

 

この時、自信をもって言い切るんじゃなくて、黙ったままのファンの表情を不安そうに見てるんだけど、

もしかして、ファンの気持ちに前々から気づいてるとかじゃないよね?

そうなの?

どうなの?

すでに、ジェイの命運がほぼ決まっているという四面楚歌の中、ファンにだけは味方になってほしいという懇願?

 

そして、そのパワーワードを浴びたこの人は・・・

ファン「・・・・あの女を信じておるのか?あの者の情人は、自殺することで、不道徳な裏切りを証明してみせた。ただ、彼女に責任を押し付けるためだけに、その者が自殺したと言ってるのか?」

ソンオン「我々には、その者がジェイの情人なのか、それとも、責任を押し付けようとしたのか、わからないではありませぬか? あの女性を守るために、捜査をなさっているのですか?」

 

ファン「我が師の娘である。もし、彼女が無罪であるなら、守るであろう」

 

ソンオン「チョハ・・・」

 

ファン「もし、彼女が戻ってきて、無実を証明したならば、そなたのもとに彼女を送ろう」

 

ソンオン「お約束してくださいますか? チョハでしたら、彼女を救えるでしょう」

たとえ、真犯人ではなくても、一度罪を問われた者のリセットは、それだけ、容易じゃないってことでしょう。

 

ファン「あの者は強い女性だ。私の助けなどなくとも、自身の力で、そなたの元に戻るであろう。」

ソンオン「・・・・・・・」

 

このシーン、見ようによっては怖いね。

生まれた時から、身分の差が歴然とある中で、一緒に育ってきた二人のことは、今の「親友」という概念じゃ、語れない。

(ジェイと)会ったのは、どちらもお互い、あの一度きり。きり?← そのはずよね? 違うのかな?

本当は、こういうときのためにでもある、世子優先の「禁婚礼」なのに。(苦笑)

王家にも近い名家のソンオンとジェイは、それをすり抜けた。

 

特に、ソンオンのような性格の人が、(どんなに上手に隠していたとしても)ファンの気持ちを察しきれてこなかった、とはどうしても思えない・・・← 恋愛ドラマ脳の性!

 

婚約者という立場を盾に「(ただ、闇雲に)守る」という自分に対して、「彼女は強い」と断言できるファン。

ここは、当然、現代的な感覚だけど、二人が対極にありすぎて、この歪な三角形が切ない。

 

歪な三角形の最後の角が、今、何をしているかと言うと・・・。

 

~マンヨンダン~

酒を酌み交わすミョンジン、ジェイ、ガラム。

 

ミョンジン「あ~、パクソンビもここにいたら、よかったのに~~」

ガラム「私は、コ内官が追い出されて、嬉しいですよ。毎日、こうしてお会いできますから」

ジェイ「私も楽しい。東宮殿にいたら、チョハの墨をすりつぶしてばかり」

確かに、墨をすらせておけば、そばに置いておく、恰好の理由になるもんね。(笑)

 

今、その代わりに、テガンがさせられてますが、

護衛武士に・・というより、とにかく、テガンには繊細な仕事は厳しく、力あまって、硯から飛び出る墨汁(笑)

しぶきが、世子様の白い手に飛び散る、飛び散る(笑)

 

世の中には、適材適所という言葉があります。

 

申し訳ありません、このようなことをしたことがありませんで・・・と、手拭きを差し出すテガン。

「もうよい、それでは・・」と言いかけると、「失礼いたします、チョハ」と全てを聞き終わらないうちに、これ幸いとばかりに、さっさと下がっていくテガン。

 

一人になり、ふっと、ため息をつくファン。

いつも、ジェイが座っていた辺りを見つめ、いつのまにか大きくなっていたその存在の大きさと重さを想う。。。

 

だいぶ、来てますね・・・。

 

~マンヨンダン~

朝、顔を洗っているジェイ。

 

朝日の中、顔を拭いたその先に・・・ファンが、パクソンビの恰好をして、佇んでいました。

 

無言で、見つめあう二人には、二人にしか、わからない何かが流れています。

いや、この気弱な顔、勝負ついてるけどね(笑)

 

ソンオンのことがなければ、ようやく嫁を迎えに来ただの、そんな旦那をすぐには許すまじな嫁、だの・・なんだの、いつものごとく、はしゃげるのになぁ(笑)

 

その時、建物から出てきたミョンジンとガラム。

パクソンビに気づきます。

ミョンジン「さひょ~~~~ん師兄)

飛びつこうとするミョンジンを華麗にスルーし、「久しぶりだ」と一言。

お辞儀をするガラムと、ジェイ。

 

ミョンジン「最近、どうしていたのか、と気になっていたんだ。ムダンはまだ、最後の文字を明かしていないそうだな。宮殿での審問はいつ行われるのだ?」

ファン「もうまもなく開かれるでしょう」

ミョンジン「チョナご自身で、尋問されるのであろうか?」

ファン「そう聞いてます」

 

そんな話は、今、どうでもいいファンの、切なげな視線が、ジェイに注がれてます。

気づいたガラム。

ガラム「あ~、東宮殿を追い出されてしまったんですよ」

 

知ってます。(笑)

っていうか、元凶です。

 

ミョンジン「あの、世子め。噂通り、相当、気性が荒いんだろうな。コ内官が四方位事件を解決したというのに、どうして、追い出すなんてことができるんだ?」

 

ファン「チョハも、悪気があって、そうされたわけではないのでしょう。ちゃんとした理由があったのに違いありません

自分で、自分を擁護してる~~~。(笑)

 

ミョンジン「だったら、コ内官にそれほどの落ち度があったのかな?」

 

ジェイ「私は何もしてません。ただ、真夜中に突然、追い出されたんです」

当然、そう主張するジェイ。

たじたじなファン。

違うの? だって、そうだったじゃん!

唇をかみしめるジェイに漂う、「実家に迎えに来た旦那を無言で責める嫁」感

 

ミョンジン「以前にも、世子に会われたこと、ないのか? 世子が送りこんだという人物なら、知っているんだろう? コ内官は他に行く当てもないというのに・・・」

すっかりジェイに同情しているミョンジン。

 

ミョンジン「宮廷の中で、皇子として大事に成長していくなかで、思いやりや憐憫を知らずに育ったのかもしれぬな。王になるためには、世界を知るべきだと思う。サヒョンはどう思う?」

 

ファン「鋤の使い方も知らない私が、なぜ、そのようなことを知ってると?」

ぷぷぷ、ジェイに言われたこと、気にしてんじゃん(笑)

 

ミョンジン「確かに、それには議論の余地もない。派手な身なりをして、カッ(帽子)を被っているからと言うだけでは、学士(ソンビ)であるとは言えまい。ソンビと言えども、世の中の仕組みを知らねばならない。鋤の使い方を知り、何度も門限を破らねば・・たまには、友と飲みに行ったり・・・」

調子に乗りすぎているミョンジンを止めに入ろうと、モジモジしいたガラムがたまりかねて、「ところで、ここには何をしにいらしたんですか、パクソンビ様?」と話題を変える。

 

ファン「なぜ、私のことを、サヒョン、サヒョン、と、友達のように接してくるのだ?」

ミョンジン「ああ、我々は、チョハのために働いている同士だ。それを“お前!”などと呼べるのか?」

ファン「おお、こいつめ・・」

ミョンジン「だから、サヒョンでいいじゃないか。つまり、このミョンジンは、あなたより年下なのは明らかだが、友達ってことで・・」

あきれて、素知らぬふりをするガラム。

ミョンジンのペースに巻き込まれそうになり、ジェイに救いを求めても、無視(笑)

 

ファン「誰か、なんとかし・・・」

ジェイ「どうして、こちらにいらしたんですか?」

ファンの言葉を遮るジェイ。

ジェイ「チョハは、坊ちゃん(ミョンジン)になにか送られたのではないのですか?」

 

はぁ・・とため息をつき、手に持ってきた香炉を包んだ包みを見せるファン。

 

~マンヨンダン 内~

 

慎重に、香炉と、燃え残った花びらを開くミョンジン。

こういう時は、人が変わったように、真剣なの。

 

ファン「この香炉は、四方位事件の犯人であるムダンの家にあったものだ」

ミョンジン「この花弁は・・・」

ジェイ「牡丹です」

ガラム「でも、牡丹は香りなんてありませんよね?それでも、御香として使ったりするんですか?」

ミョンジン「それは、正しくは真実ではない。寓話が、さも真実のように広まるようなものだ。だが、乾燥させた牡丹の花びら、それも、特に、このような花の形を維持したままで使っている人を見たことはない。」

ジェイ「それでは、これは、ただの乾燥させた牡丹ではないと?」

ファン「なにかほかのものを混ぜた可能性もある・・」

ミョンジン「それは可能だろう」

近づけて、香りを嗅ぐミョンジン。

 

ミョンジン「嗅いだだけでは、何もわからぬな。今まで、牡丹の香を嗅いだことがあるものはいない。・・・・だが、私を誰だと思う?

いきなり、大声をあげるミョンジン。

 

ミョンジン「私は、私は、私は・・・マンヨンダンの主人、キム・ミョンジンである。調べてみよう。準備はいいかな、弟子よ?」

ガラム「はい、控えておりますよ、先生様」

ミョンジン「よし、あはははは・・」

ミョンジンの高笑いと反比例し、どんどん冷えきっていく空間(笑)

 

ミョンジン「ところで、サヒョンは、チョハの用事をしに、ここに来られたのか? いつもは、こういう時には、護衛武士(翊衛司)が来たものだが、忙しいのかな?」

 

本題がある二人は・・顔を反らすのみ(笑)

 

その時、「あ~~!」と大声をあげて、立ち上がるミョンジン。

 

ミョンジン「あ~、サヒョン、あなたがそのように温かいお方だとは思いもしなかった」

え?え?と、きょろきょろしちゃうファン。

 

ミョンジン「我々に会いたくて、志願されたんだな」

 

ファン「違う!絶対、違う!」

 

能面のようなジェイ。(笑)(笑)(笑)

 

ファン「ありえない」

強硬に否定するファン。(笑)

 

ガラム「正直になられてみては? 会いたかったはずですよ」

ミョンジン「だよな?だよな?だよな?」

ガラム「ええ」

こういうところ、気が合うんだよね、この二人。

 

ファン「そうではない、と言っておる!」

ムキになって立ち上がるファン。

ファン「ほとんど知らないのに、なぜ、会いたがったりするのだ。私は、仕事において、個人的感情で邪魔するようなことはない。重要ゆえに、チョハは私に託されたのだ」

 

ミョンジン「わかりました。我々に会いたくて来たわけではなく、ただ、チョハに命じられたから、本当は望んでないにも関わらず、ここにきた、と?」

そんな言い方しなくても・・・と、ミョンジンを見るファン。

ミョンジン「そういうことでいいのかな?」

今度は、ガラムが立ち上がりました。

ガラム「うわ~、変な人ですねぇ。そんなにも、私たちに会いたかった、っていう、ここに来た本当の理由を言いたくないんですか?」

ミョンジン「ああ」

 

ジェイにとっては援軍なのかもしれませんが、なんだか、変な雰囲気になってまいりました(笑)

 

ガラム「ああ、もしかして、そういうことを言ったことがなかったりします?」

ミョンジン「俺なら言える」

 

そこから、「サヒョン、会いたかった。すごく会いたかった~~」と抱き着くミョンジン。

ファン「なにをするのだ!」

自らミョンジンをつかんで、引きはがすファン。

 

ミョンジン「ああ、これで、ようやく、すっきりできたなぁ~~」

嬉しそうなミョンジンに拍手してあげるガラム(笑)

 

このままじゃ、埒が明かないと思ったのか、ジェイが腰をあげる。

ジェイ「パクソンビ様に、お話があります」

 

 

~マンヨンダン 表通りの一角~

ファンと二人になり、本題に入るジェイ。

ジェイ「ムダンの家で、香炉を見つけた時に、家族に汁をよそっていた時のこと、台所に、火のついた牡丹があったのを思い出しました。」

ファン「同じ花だったのか?」

頷くジェイ。

ジェイ「そして、その時、シム・ヨンが私に会いにきたことも思い出しました」

ファン「その記憶は確かか? その時、何を話した?」

ジェイ「それは、思い出せません。ですが、ヨンギは私の情人ではありません。どう考えても、それは確かです。でも、そのような嘘をつくためだけに、命をかけるとも考えられません。なにか理由があったんだと思います。そして、台所で、火のついた牡丹を見たことを、はっきりと思い出しました。」

 

頷きながら、考えをまとめるファン。

 

ファン「(これは、ムダンが、ミン先生の殺人に関与しているという証拠になるのだろうか?)」

 

ジェイ「お話したかったことは、全て申し上げましたので、これで、失礼します」

一礼し、建屋に戻ろうとするジェイを、引き留めたいのに、引き留められず、小さくため息をつくファン。

 

マンヨンダンの門をくぐり、少し離れた庭先で立ち止まると、ファンを気にするジェイ。

ジェイ「まさか、私を追い出したことを後悔してるっていうために、きたわけじゃないよね? 謝りにきたわけじゃないのは確かだわ・・(少し考える)・・・あ~、ないない。そんなことあるはずがない! ちぇっ!」

 

その場で、しばらく佇んでいるファン。。。

あ~、この角度、どっちも撮ってくれて、コマスミダ~~~!

 

~宮殿内~

さて、あれから、どれくらいたったことでしょうか。

 

テガンを伴って歩いているファン。

 

その時、椅子を二脚、両脇に抱えたジェイが、前方をスタスタと歩いていくのに気づく。

 

重い椅子を地面におろし、腕をふって、その重みを逃そうとするジェイ。

 

ファン「(テガンに)翊衛司に戻っておれ。寄るところがある。」

はい、チョハ・・と、その場を離れるテガン。

 

当然、ジェイのあとを追うファン。

 

 

小さな身体で、よっこら、よっこら、椅子を抱えて、石橋を渡るジェイ。

 

途中で、疲れてしまい、一旦、休憩。。。(笑)

その後ろで立ち止まるファン。

 

ジェイ「あの野郎~~!悪い奴!! どこにも行く当てがないことくらい知ってるくせに! くそったれ!」

 

なにを・・と、背後で、目をむくファン。

 

ジェイ「こ~んな広い宮殿を独り占めできて、よかったよね」

大声で、ファンの悪態をつき始めたジェイの後ろで、もう一つの椅子に腰を下ろすファン。

背中合わせの状態です。

ジェイ「大きい家があるから、なんだっていうの? 気持ちはちっちゃいくせに・・。あ~もう、こんなの、ありえない。本気で、私が矢でねらって、祝いの詞をどうにかしようとしたって思ってんの?みんなが、私のことを、開城の殺人者って呼んでも、少なくとも、あんたは同じことを言うべきじゃないでしょ! あんたは、私のこと、信じなきゃ! 信じるって言ったじゃん。まじで、クズ野郎だ・・・。この悪党!!」

 

立ち上がったファン。

 

ジェイ「ああ、もう、くそったれ!」

いつのまにか、泣きべそかいてるジェイ。

ジェイ「くたばれ~~! ば~か~~!!」

足をバタバタさせて、あらん限りの悪口を言い終えると、やっと気が済んだのか、立ち上がり、目の前のファンに気づき、ひゃ~っと息をのむジェイ。

 

橋から落ちそうになるジェイを、

支えるファン。

 

時がとまったように、目の前のファンを見つめるジェイ。

 

 

CGの花、咲いちゃったよ。

 

バックにかかっているのは、これです。。。

2/28、公開されました。。。

 

 

 

★『青春ウォルダム(月譚)』7-3 雑感★

ちなみに、この石橋は、烏鵲橋(オジャッキョ/오작교)といって、1582年に造られた橋 in 広寒楼苑(クァンハルルウォン)!!

ここのロケーション、特にこの、手すりのない石橋の抜け感。。。

好きなんですよね。

 

もともとは、伝説上の橋で、旧暦7月7日、離ればなれの彦星と織姫のために、烏と鵲(カササギ)たちが、夜空にかけた橋って言われてるんでしたっけ。離れ離れの恋人たちがこの橋を渡って会うことができますようにっていう願いも込められたロマンティックな橋だったはず。

 

やっぱり、なんと言っても『屋根部屋のプリンス』かなぁ。

でも、『麗』の4話のシーンも忘れられないんですよ。

 

私、オジャッキョのシーンのハヌルに堕ちたと言っても過言ではないので。。。

【皇子寸評】月の恋人~ワンウク

 

※烏鵲橋(オジャッキョ/오작교)と言えば、名前だけだけど、『烏鵲橋の兄弟たち』も、つい思い出してしまいます。(笑)

オジャッキョって、すんなり読めるのは、このドラマのおかげです(笑)

最初、60話近くなんて、とても見れないと思ったのに、結局、なんだかんだ言ってみてしまったなぁ。

ああ、そういえば、チョン・ウンイン氏、長男役で出てた!!

 

 

★『青春ウォルダム(月譚)』8-1に続く★