ついに、ついに、ミョンジンオモニのご尊顔を目にすることができました。
登場一番、大笑いした私です。
 
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

青春ウォルダム(月譚)  청춘월담 英題:Our Blooming Youth

 (tvN 20230206-0411 全20話)

 

【Episode 10-2】

 

~隠し部屋~

まだまだ、二人っきりの宴は終わりません。

┐(´д`)┌(苦笑)

 

酒をぐびぐび、飲んでいるジェイを

呆れた様子で見つめているファン。

 

ジェイ「私が酒好きなのをご存じですもんね? 本当に、寛大なご主人様でございます。」

そういって、盃をファンにむけるジェイ。

きょとんとしているファンに、なにしてんの、注いでよ、とばかりに、催促する。(笑)

 

まさか、私に注げと・・?

 

仕方なく、注げば、チラッと嬉しそうに笑いつつ、すぐ、盃に口をつけるジェイ。

吸い込まれるように、入っていくお酒~~(笑)

 

ペース早すぎだろ!

 

ジェイ「かぁ~~! いい気分です。今日のチョハは、本当に素晴らしかったです! 正郎様の倉庫で、あのように威厳に満ちて、権威ある風格でお話しされた時、内心、す~~っとしました。」

 

・・・という言葉とは、裏腹に、表情が硬いジェイを見て、

「正郎のことを考えておるのか?」と訊ねるファン。

 

ジェイ「いいえ、ただ、倉庫で見た、婚礼のロウソクのことを思い出しただけです」

でしょうね。

あれは、結構、来るはずよ。

 

ファン「我々が真実を明らかにすれば、殺人者の汚名はそそがれ、誤った告発から解放されるだろう。そうなれば、そなたは、あのロウソクに火を灯すことができる」

 

それでも、ジェイの表情は晴れません。

 

ジェイ「正郎様は、本当によい御方です。思ったとおり、父は、熟慮の末に、私の伴侶として選んでくださったのです。ですが、あの方がいい人だということをよく知らなくても、とても幸せでした。」

ファン「・・・それはどういう意味だ?」

 

ジェイ「婚姻というものは、私がなにか、選べるようなものではありません。考えてもみてください。婚姻は、2つの家門と家門との契約なのです。どうしてもしなければならないのであれば、動揺するよりも幸せに考えたほうが、私にとっては、よりよいことではありませんか

ファン「だが、そなた、正郎のことを愛していたと言わなかったか? 一目惚れだったと・・・」

 

ジェイ「アイゴ~~!恋に落ちる時間なんてあったはずがないでしょう。子供の頃に、一回会っただけなのに・・。正郎様のこと、好きになろうと決めたんです。チョハも、もうすぐ、ご結婚されますが、そのように、御心を決められるほうがよいと思います」

 

なぁんだ、ハン家とミン家との間で、なにか、ジェイの乙女心をくすぐるようなことがあったのか、と思ってたのに~~~!

だって、ソンオンには、なんだか、ジェイに対する想いに確信めいたことがあるみたいだよ。

ますます、ソンオンが可哀そうに思えてくるなぁ。

 

ファン「私がどのように感じ、どう思うかなど、お前に言われる筋合いはないぞ!むかっむかっむかっ

ジェイ「では、世子嬪媽媽のことをお嫌いになるおつもりですか?」

ファン「私は、自分の心に従うまでだ。つまり、そなたは、そうしようと思うだけで、誰かを好きになったり、嫌いになったりできるのか?」

だんだん、ボルテージが上がってくるファン。

それこそ、世子嬪のこと、考えないようにしてるのに、当の本人から言われちゃ・・機嫌だって悪くなるってもんよ。

 

はぁ~~っと息をのむジェイ。

ジェイ「こりゃ、だめだ・・・。世子嬪媽媽は、とんでもない目にあいますね。結婚の前に、女性がどれほど緊張し、不安になるか、ご存じですか? それなのに、こ~~んなに、冷たい人と結婚しなくちゃならないなんて・・・。これよ、これこそが大問題なんです! 一生、その人と同じ寝床をともにすることになるのです。未だ、その人がどんな顔をしているかも知らず、結婚しなきゃならないんですよ。こんなの、話になりません! チョハが次の王になられたら、どうか、この国の法を変えてくださいませ。人々は、お互いに、愛情を分かち合ったあとに、結婚するという新しい法を作りましょう。これ、すごくいい考えだと思いませんか? 四季ごとに、お互いを知るべしです。結婚する前に、手をつないだり、匂ったりすべきです」

手つきが、ガチすぎる(笑)

ファン「匂うだと?」

ジェイ「キスしようともしないんですか? そうしてこそ、ぴったりの相手かどうかわかるってものですよ。そうすれば、同じ寝床で一緒に寝ようといわれても・・・」

ファン「そなたは、なにをそのような恐ろしい話をしておるのだ!!」

ジェイの手つきは、そういう手(笑)

 

ファン「世界の終わりが近づかない限り、どうして、そのようなことが起こるのだ?」

ジェイ「私は、そんな時代がもうすぐ来ると思いますよ」

 

ファン「・・・・・・」

言葉を失くすとはこのことですね(笑)

 

ジェイ「ああ、つまんない」

そういうと、再び、そ~っと盃をファンに差し出すジェイ。

 

固まっているファンを見て、はいはい、自分でやりますよ、と手酌する。

 

ファン(小声で)「正郎が気の毒になってきた・・・。ああ、奴は将来、どれだけ苦しまねばならぬのだろう?」

 

相変わらず、いい飲みっぷりのジェイ。

 

 

~ソンオンの部屋~

ほら、やっぱり来た!

ジェイとファンが仲良くしてると、こうだもん!

 

ソンオンは、将来じゃなくて、今、苦しんでます。。

 

結納の時に交わした、ジェイの肖像画の巻物を、思い切って開くソンオン。

ソンオン「(他の女性と結婚だと? ただ、生きていてくれるだけでよい。私が必ず、見つけ出す)」

 

この温度差よ!!

 

いや、ジェイにも、いろいろ思いはあるはず。

この子は、本当に、命を取られるくらいまで、追い込まれないと、他人に弱音は吐かないから。

(いや、ファンには、ぶ~ぶ~言っちゃうかもしれないけど。。。)

 

~隠れ家~

結局、手酌で飲み始めたジェイ。

 

ファン「私は、そなたが何者であるか、正郎に言いたいのだ・・・手遅れになる前に・・・。そのあとの対応については、私に任せてくれぬか。正郎のところに行ったほうが安全ではないのか?」

 

それについては、承服できないジェイ。

 

ジェイ「まず、私の名をきれいにするのが先です。私の両親や兄を殺したものを見つけたら、彼らを許すことはないでしょう。うちの家門は断ち切られたのです。必ず、私の手で捕まえ、代償を支払わせます。もし、万が一、そのあとで、猶予の時間が与えられたとしても、それでも、私は、正郎様とは結婚しないでしょう

やっぱりそうか・・・。

ソンオンのためを思えばこそ、よね。

 

戻るつもりって言ってたの、ちょっと変だと思ってた。

 

もし、ジェイのお父さんが、娘の縁談だということを抜きにして、客観的にこの状況を知ったら、結婚させないと言うだろうし、おそらく、左議政も、そう考えてると思う。

 

どういうことか、と居住まいをただすファン。

 

ジェイ「私には、このように、内官として生きていく方が幸せな気がします。」

また、突然、なにを言いだすのだ、と、呆れかえるファン。

 

ファン「そんなバカげたことを、その頭の中で、考えておったのか?」

ジェイ「チョハこそ、おっしゃったじゃないですか、“よかろう、お前ならできる、やってみよ”と。チョハは、私にそう言ってくださった最初の方なんです。そのおかげで、私は、自分が思うままに、望んだままに、行動することができました。お会いする前には、どれも、むつかしかったことでした。」

 

~回想~

ジェイが解決した事件で、少年とお母さんがお礼にやってくる。

少年「どうか、これをお坊ちゃまにお渡しくださいませ。おかげ様で、父は冤罪を晴らし、家に帰ってくることができました」

そういって、差し出したのは、精一杯の謝礼の気持ちがこもった卵2つ。

ミン府伊「そのような貴重なものをどうして受け取ることができようか。それは、持ってかえりなさい。監獄から出てきたばかりの、この子の父親に食べさせるとよい」

母親「いいえ、いいえ。せめて、このような形で、借りを返させてくださいませ。さぁ・・」

しかたない、と受け取った際、ちらりと、塀の向こうに隠れているジェイのことを気にするジェイ父。

(回想終わり)

 

ジェイ「私は、いつも、兄の名前の後ろに隠れていました。ですが、今は、とても、有益な人になったような気がします。偽物かもしれませんけど、男性の名をいただきましたから」

 

<公開講義の日 『青春越壁』4-3

ファン「スンドラ、そなた、どのように考える?」

 

ジェイ「私も、これらの事件は、連続殺人であると考えます。」

 

ジェイ「この名前で、他の人の前で、堂々と、自分の意見を述べることができました。二つの命を救うことができ、家族の笑顔をこの目で見ることができて、幸せでした。時折、我々が助けた、あの子のことを考えるんです。 チョハがミョンレと名付けたあの子の人生は、この国の中でどんなふうになるのかな・・・。チョハが、私に言ってくださった “よかろう、おまえならできる、やってみよ”の言葉で、冤罪を着せられた身でありながら、誰かの命を救い、一つの家庭の崩壊を防ぐことができました。これは全て、チョハが私のそばにいてくださったおかげで、可能になったことなのです」

 

なんか、『推理の女王』みたいだな。(笑)

 

ファン「それは、私にとっても、そなたが、傍にいたおかげで出来たことでもあるのだ」

それを聞き、微笑むジェイ。

 

ジェイ「・・・ということはまた、もし、結婚したとして、私は、正郎様の靴下の穴をふさぐことになるのではないでしょうか?私のように有能な人間が、女性に生まれたために、台所に封じ込められるだなんて!! それに、もし、正郎様がいつの日か、妾を取ろうとされたら、チョハは、私の短気をよ~くご存じでいらっしゃいますよね?たぶん、ヤキモチのあまり、相手を追い出しちゃうと思うんです」

次々に飛び出てくるジェイの妄想に吹き出すファン。

 

ファン「そうだな。そなたが間違いなくそう仕出かすのが目に浮かぶようだ」

 

なに、その言い方!! と睨むジェイ。

 

ジェイ「私は、今、こうしているのが好きなんです。これなんて、最高でしょ?誰かの奥さんなんかになったら、お酒だって飲めなくなっちゃう」

 

ファン「つまり、永遠に私のそばにいると言っておるのか?」

そのつもりはなくても、時々、駄々もれる人。🤭

 

ジェイ「わぁ・・・」

パンと手を叩くジェイ。

ジェイ「それ、いい考えですね!チョハは私に、食糧と住居と俸禄をお与えくださってます。そして、性格を知った今となっては、嫌味もまた、親しみの表れ・・・と受け取ることもできます。そして、いつの日か、王様になられた暁には、内官長になれませんか?」

ファン「誰が申した? 誰が、そなたが内官長になれると申したのだ?誰にでも、内官長が務めるとでも思ってるのか!!」

ジェイ「いいじゃないですか、やらせてくださいよ~!」

ファン「なんだと・・」

ジェイ「内官長!! ね、内官長にしてくださいませ、お願い~!」

ファン「この女・・・」

ジェイ「あ、どっちにしろ、内官なので、髪も伸ばしません。この仕事は、私にぴったりです。結婚しなくても、こんなにいい生き方があると知っていたら、結婚しようだなんて考えたりしませんでした。チョハが王様になられたら、私も内官長になります。こんな素晴らしいことがあるでしょうか!!」

 

ファン「しかし、もし、正郎が他の女性と付き合うことになったらどうするのだ?それでも、そんなふうにはしゃいでいられるのか?」

ちょっと考えるジェイ。

 

ジェイ「まぁ、内官長の仕事のほうが私にとっては、魅力的です。 内官長にしてくださいませ、ね?」

 

あきれ果てるファン。

 

ファン「ああ、そうだな。そなたが、結婚もせず、内官の官服を着続けるというのなら・・・そなたを内官長にしてやろう」

ジェイ「ひゃ~~!! 約束ですよ!! うわ~い、内官長になるぞ!」

 

早速、内官長のマネをするジェイ。

ジェイ「チョナ~~~、領相大監様がお見えでございます。チョナ~~、左議政大監様がお見えでございます」

ファン「入るがよい」

結局、付き合ってあげるファン。

 

そんなとき、扉の隙間から、二人の楽しそうな会話と様子を覗き見しているテガン。

 

怖すぎる!!

 

あ、でも、床の上の帽子がちゃんと、机の上に置きなおされてる。

 

怖い表情のまま、無言で立ち去るテガン。

この不穏な音楽は・・・、のちのち、シャレでした~にはならない気がする。

 

やっぱり、最近のテガン、ちょっと変だったのよ~~。

 

 

画面一転します。

このお屋敷は・・・?

 

~領議政邸~

 

「礼判様のご家族より、お返事が参りましたよ」

そう、この声、待ちに待った、ミョンジンオモニの声です。

 

ど~~ん!!

 

ミョンジン「母上・・・」

父である領議政に向きなおるミョンジン。

 

ミョンジン「父上、あの・・・つまりなんというか・・・」

オモニ「遠くから、あなたを見かけたようで、随分、気に入ったようですね」

ミョンジン「いえいえいえ、とんでもない! つまり、その・・・あちらのお嬢さんが言うにはですね、うちのほうから、その・・」

領議政「今すぐ、荷物をまとめて、ハンジンに下るのだ」

ミョンジン「え? ハンジンですって? 母上の家で、なにか緊急なことでもあったのですか?」

オモニ「着いたら、そなたの伯父上が、家を準備してくれることになっています。」

領議政「お前には、正八品の役職を準備したゆえ、半年ほど、おとなしくしておれば・・」

ミョンジン「父上! 私は、ミョンジンですよ。長男の兄でも、次男の兄でもなく、父上のマンネの息子、ミョンジンですよ!」

いくら強調してみせても、無表情なご両親様。

 

ミョンジン「成均館を追い出され、大科の試験さえも受からなかったんです。どうやって、私が、官職につけるっていうんですか。」

 

ああ、オモニのスイッチが入ってしまったみたいです。

オモニ「そんなことが自慢になりますか!!(怒) もっと早く挑戦していれば、父上が蔭叙※のための力など使う必要などなかったでしょう。私の知り合いの息子さんたちは、もうすでに、正郎として、青い官服の地位に達し、輝かしい未来があるというのに・・・」

※身分の高い家柄の子弟は、最初からある程度の位階の官職につくことができた。

 

今度は、ミョンジンから表情が消えてしまいます。

 

オモニ「こんなことを言われて、何も感じないのですか?」

領議政「とにかく、そこに赴き、与えられた地位をこなすのだ。私が呼んだら、漢陽に戻ってくるがよい。その時は、五品の官職に引き上げてやろう。その後、私は、お前の昇進には、関与せぬ。」

ミョンジン「いいえ、そんなのだめです」

領議政「お前は、単なる愉しみと娯楽のために、市中で、時間を無駄にしているだけだ。いつまで、冗談のような人生を過ごすつもりなのだ?すぐにでも、結婚し、子供をもうけ、自分の家族に責任をもつのだ」

オモニ、我が意を得たり。。。

 

領議政「漢陽に戻り、しっかりとした正職についたら、すぐに結婚式を行うのだ」

 

これはシャレにならないと、正座するミョンジン。

 

ミョンジン「父上、私は、楽しみのために、マンヨンダンで仕事をしているわけではないのです。人間の命は、作法や法と同じくらい大切なものだとおっしゃいませんでしたか? 私は、私の命運と才気をかけて、この朝鮮において必要だということをしようとしているのです。それを、父上は、無駄なことをしているとおっしゃるのですか?」

 

オモニ、さく裂!!(笑)

 

オモニ「この子と話をしても無駄です!!(怒)」

重そうな硯の蓋を手に取るオモニ。

 

領議政「落ち着きなさい、夫人(ぷいん)」

さすがに、それはだめだ、と、奥様を押さえる領議政。(笑)

一旦、動きを止めるオモニ。

領議政「そうそう、落ち着いて、落ち着いて・・」

とりあえず、硯の蓋は、元の場所に・・・(笑)

 

オモニ「つべこべ言ってないで! さっさと荷物をまとめなさい。今すぐ!!」

ミョンジン「でも、母上・・・」

優しい領議政。。

手でさっさと下がれ・・・って合図してる。(笑)

 

ミョンジン「そんなふうに怒ると、脱水症状を起こして、静脈に集まった血が熱くなり、すでに、だいぶ、熱くなっておられますよ」

 

余計なことを言うな!と、父上の顔に書いてあります。

 

オモニ「このバカ息子は、頭を硯でぶったたかれて、はじめて、正気になるにちがいないわ!!(激怒)」

再び、硯を持ち上げ、中腰になりました(笑)

 

領議政「うわ~、お願いだから、下ろしなさい。その硯は、買ってからまだ、10日しか経っておらんのだ! 会話で解決しようではないか、な、夫人!」

 

領議政ファミリーは、コメディパートだった(笑)

 

その隙に、逃げ出すミョンジン。

 

ミョンジン「そうです、そうですよ、それ、高いんですからね、母上」

領議政「そのまま、そのまま。な、落ち着こう。。。そなたはよくやった! 三度辛抱すれば、厄災が寄り付かぬ、というではないか。」

オモニ「でも、私が優しく言っても、あの子は聞かないじゃありませんか!」

領議政「だが、そなたには、まだ、こらえてもらう必要があるのだ」

手を握りしめながら、なんとか、奥さんを説得する領議政。


ミョンジン「アイゴ~~、お二人はとてもよくお似合いです。私が、結婚したり、役職についたりすることを心配する代わりに、どうか、お互い、幸せにお暮しくださいませ」

いなくなったはずのミョンジンが、部屋の入口で、まだ、余計なことを言ってるのを聞いて、オモニ、爆発!!

 

オモニ「このバカ息子め、まったく!!」

 

今度こそ、逃げ出すミョンジン。

 

頭がクラクラしてるオモニ。

領議政「あはは、よくやった、よくやったよ・・・」

夫人が深呼吸しているそばで、買ったばかりの硯を押さえてる領議政。(笑)

 

この夫婦、最高!(笑)

 

~王城内 市中~

挨拶しながら、歩いているガラム。

 

この間の、チュノが気になって、気になって、仕方がない。

 

ふと、重そうな荷物を抱えて、先を歩くボクスンに気づき、声をかけながら、手伝うガラム。

ガラム「アイゴ~~、こんなに朝早くからどちらに出かけたんですか? 一体、これ、なんですか?」

ボクスン「つぎあてや、かけはぎ用にするんだよ」

ガラム「これで全部、自分でやるんですか?」

ボクスン「そういうことだね。今日はたくさんだよ」

ガラム「だったら、こっちの一つ、私にやらせてくださいよ」

ボクスン「・・・・・?」

ガラム「・・・・(あ!)いや、そういうんじゃなくて・・母さんが・・・母さんが縫物が得意なんですよ」

なんとかごまかすガラム。

 

ボクスン「ああ、そうなの。だったら、手伝ってもらおうかしらね」

ガラム「ええ・・、うちの母さん、かなりうまいから、後悔はさせませんよ。手間賃、はずんでくれますよね?」

ボクスン「ああ、もちろんだよ」


この大荷物をかかえて、マンヨンダンに向かうガラム。。。

 

ここで切ります。

 

★『青春ウォルダム(月譚)』10-2 雑感★

あはは、キム家のラスボス、ミョンジンオモニ、そう来たかぁ~~(笑)

 

いやぁ、なんか楽しくなってきたな。

領議政って、生真面目が取り柄なのかと思ったのに、やっぱり、息子には甘いのね。

兄さんたちには、あの夜しか会ってないからよくわからないし、嫌味は嫌味な人たちなのかもしれないけど、名家とは言え、とっても、庶民的な香りがします(笑)

 

 

ジェイとファンは、本人たちは「友情」を深めているつもりかもしれませんが、そういうわけにはいかないですよね。

とりあえず、今の段階では、どんどん理解しあってる、と言ったところですね。

 

ソンオンが気の毒なところは、変化なし。

ファンは、ソンオンに、ジェイのことを話したいと申し出たけど、ジェイの気持ちを無視してまでも・・・っていう、躊躇いが、あとあと、トラブルの種になるんじゃないかな。

 

ソンオン、本当のことを知ったら、どうなるのかな。

 

それにしても、テガン、気になる。

っていうか、11話まで見ちゃったけど、中殿も気になる。

 

マンドク・ボクスン夫婦もそうだけど、碧川の残党、もしくは関係者が、10年かけて、かなり、漢陽に入り込んでいるって印象です。

  

★『青春ウォルダム(月譚)』10ー3に続く★