ここのところ、アメブロのメンテが続いております。
なかなかうまくいかないと、焦るでしょうね。← 気持ちはわかる!
しばらくは、不都合が出るかもしれないそうなので、様子見でいきます。
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
青春ウォルダム(月譚) 청춘월담 英題:Our Blooming Youth
(tvN 20230206-0411 全20話)
【Episode 12-1】
~領議政邸~
さてさて、きました(笑)
キム家、みんなで揃ってごはん食べるのね。(笑)
長男「チョハが東宮殿に幽閉されたという噂がありますが・・・」
食事の最中、おおきい兄ちゃんが、聞きにくそうに領相に訊ねたことで、初めて知ったミョンジン、固まる。
うむ・・と、うなるのみの領相。
次男「私は、それについて、学士たちが話しているのを聞きました。ただの噂だろうと思っていたのですが、本当なのですか?」
オモニ「父上が、そのようなことを軽々しく話せるとでも思っておるのか?」
領相「そのように言うが・・・プイン、混沌としてきて以来、私は、辞表を提出し、農家にでもなりたいくらいなのだ・・・」
よんさ~~ん!!
笑ってる場合じゃないと思うのよ。
パシっと、箸をおくミョンジンオモニ。
時折、凶器にもなる젓가락(チョッカラ)です(笑)
心なしか、男たちの顔が青ざめます。
まずかったかな・・・。
領相「さ、食べようか?」
憮然としたままのラスボス様。。。
~市中 通り~
ミョンジン「チョハが幽閉された、だって? それで、パクソンビから連絡がないのか?」
そんなふうに、考え事をしながら歩いていたミョンジンが、前から来た黒い編み笠の男とぶつかる。
ブツブツ文句を言いつつ、ぶつかったことを謝るという器用なことをしながら、その顔を覗き込んだミョンジン。
ミョンジン「お、久しぶりではないか。」
いつもの、翊衛司の恰好ではありませんが、確かに、テガンでした。
黙って通り過ぎようとするテガン。
ミョンジン「わたしのことがわからぬのか? 私だよ、マンヨンダンのキム・ミョンジンだ」
テガン「はい」
一応、認めました。
ミョンジン「だが、どうして、そのような身なりをしているのだ?・・(周囲を見回し、テガンの耳元に)隠密の指令か? チョハからの伝言か? いや、東宮殿に幽閉された、と聞き・・・」
テガン「王宮で起きたことを言及してはなりません。では・・・」
それだけ答えると、足早に立ち去るテガン。
ミョンジン「どうしたんだ? 変だな」
~マンヨンダン~
来る途中での出来事を、ガラムに説明するミョンジン。
ガラム「チョハは東宮殿に幽閉され、護衛は変装して旅に出たんですか?」
ミョンジン「そうだ、なにかあったに違いない」
ガラム「コ内官は、どうかしたんでしょうか?」
ミョンジン「お前、本当にコ内官を心配しているのか? これがどういうことかわかるか?
幽閉とは監禁されているということだ。チョハに違いないだろう! 守ってくれる後ろ盾がない上に、父上の好意も失ったというのに、一体、なぜ、お前は、コ内官の心配などするのだ!」
そりゃ、アッシ(アガシ)命なガラムなので、ジェイの安否が第一優先なのです。
~ファンの部屋~
手紙を封筒に入れると、ジェイに手渡すファン。
すぐさま、本の間に、手紙を隠すジェイ。
黙って一礼し、部屋を出たジェイが、護衛に止められる。
ジェイ「書庫から、チョハに、新しい本をお持ちするつもりです」
通されるジェイ。
外に出ると、相変わらず、王宮の護衛や翊衛司、鉄壁に守られてる前庭。
内官や宮女たちもいます。
テガンに、目で合図するジェイ。
急に、腹痛を訴えるテガン(笑)
干し柿、濡れ衣(笑)
「時間かかるかも・・」って、ご丁寧に説明して持ち場を離れます(笑)
~書庫~
テガンに、ファンからの手紙を渡すジェイ。
十年前、チョ・ウォンボと共に、反乱軍を討伐した五人の官僚のうち、副兵使だったパク・ハンスを探し出せ。彼は、唯一、チョ一族ではない。十年前、なにがあったのか、聞き出すのだ
ジェイ「読めるのか?」
テガン「バカにしてるのか?私は、武官の試験に見事に合格したのだ。なんで、そんなことを言う?」
ジェイ「へぇ~、でも、ちゃんと理解もせずに、頷いているように思えるのは、どうしてだろうなぁ」
テガン「このチビ・・・」
げんこつをくらわそうと近づいてきたテガンを、さっと躱すジェイ。
すっかり、ケンカ友達。
~ミョンガンの部屋~
相変わらず、ふとんにくるまっているミョンガン皇子。
目の下に、隈がくっきり。
眠れてないみたいです。
ハヨン公主が、一口だけでも・・とおかゆをたべさせようとしても、一切、反応しないミョンジン。
ハヨン「お兄様が幽閉されている間、あなたまで、食べものを拒否するなんて、信じられない」
ミョンジン「兄上が幽閉? どういうことなんですか?」
ハヨン「いいのよ、あなたが心配するようなことはないにもないわ。いいから、これ、一口でも食べなさいよ」
これでも、無茶苦茶、心配してるんです。
そういっても、全然、食べようとしないミョンジン。
~中殿~
中殿のもとを訪れた王、カヤグムをひとしきり楽しむ。
王「そなたの、カヤグムの響きはいつ聞いても美しい」
中殿「チョナ、世子が碧川出身の者たちへのご命令を撤回するよう、申し入れたそうですね」
王「中殿も、10年前に、碧川で起きたことを知っておるのか?」
中殿「盗賊たちが騒ぎを起こし、伯父が自ら制圧しようとしました。私は、ソンジュのチョ一族の一員ではありますが、私はあなたのものであり、あなただけのものです。そして、叔父の欲についても、はっきり知っております。王様は、伯父に立ち向かうためにも、私と一定の距離を保たねばなりません。」
意を決して、王に進言する中殿。
中殿の手を握ると、「中殿がいなければ、この巨大な宮殿で、誰が私に心地よさを与えてくれるのだ? 私は、決して、そなたを手放したりはせぬ。そして、右相のことも心配はいらぬ。私は、そこまでバカではない。」
本当だな?
中殿「チョナ、世子は将来の王様です。世子が幽閉されてひと月が経ちます。内官や宮女が、世子について噂を広めております。どうか、世子の対面を保つためにも、王命をお取消しくださいませ」
あ~~、これを、ウォンボのスパイの尚宮が聞いているわけよね。
でも、スパイというのは、言い過ぎなのかな。
絶対、脅されてるんだよね。
やっぱり、早速、伝わった!!
中殿のもとを訪れたウォンボ。
ウォンボ「媽媽が、世子の幽閉に関し、王命を撤回するよう、王に願い出たというのは、本当なのですか?」
中殿「王様は、ご自身のお子を監禁していることについて、御心を痛められているに違いありません。母として、私も心を痛めております。」
ウォンボ「母ですと?」
ここで、豹変するウォンボ。
ウォンボ「誰が、誰の母だと言っておるのか?」
怒号と共に、テーブルの上の、茶器や茶菓子を払いのけるウォンボ。
丸い御膳まで、ふっとばした!!
器の割れる音が響き、部屋の前に控えていた宮女たちがびくっとする。
尚宮「向こうに行っておれ」
中殿の襟首をつかみ上げるウォンボ。
ウォンボ「母だと? 媽媽が誰の母だと? 皇孫ミョンガンだけが、あなたの子供なのだ。忘れたのか? 今、この地位に座っているそなたが、世子の母にもなりたいというのか?!」
ウォンボの迫力に目を見張る中殿。
ウォンボ「いけません」
中殿の頭を両手でわしづかみ、
「お前を中殿にしたのは、私とチョ一族だ。世子でも王でもない」
震える中殿を放すと立ち上がるウォンボ。
ウォンボ「その地位にいるなら、それを心にとどめておいてください。わかりましたか、媽媽」
バタンと大きな音を立てて、出ていくウォンボ。
すぐさま、尚宮が扉を締めると、中に入ってくる。
ガタガタと震えながら、身を起こし、割れて飛び散った食器を片付けようとする中殿。
尚宮「媽媽、媽媽、どうなさったのですか?」
どうなさったも、こうなさったも、聞こえてなかったの?
悔しさに破片を握りしめた中殿の手から、血がしたたり落ちる。
慌てて、手当をする尚宮。
悔しさに身を震わせる中殿。
~ファンの部屋~
またも、手紙をしたため、ジェイに手渡すファン。
ジェイ「このようにして情報を送られるのですか?」
ファン「絶対に、外に漏れてはならぬ秘密の任務だ。特に、注意せねばならぬ」
ジェイ「はい、チョハ」
こんな情けない顔してますけど、大丈夫!
いろいろ考えているみたいです。
いつものように、書庫にいくために、部屋の外に出る。
ちらりと、書物のタイトルを見られてますね。
数冊の書物を胸に抱き、書庫に向かうジェイ。
その時、運悪く、ウォンボに遭遇。
ジェイが、道をあけて、頭を下げていると、立ち止まるウォンボ。
ジェイに邪魔されたあの日を思い起こしたウォンボの顔、小動物をいたぶろうとしてる猛獣の顔やん。
右議政「待たれよ、そなたは、東宮殿で働いておったのではないか?」
ジェイ「大監、コ・スンドルと申します」
右議政「ああ、そうだったな、コ・スンドル・・。そんなに急いでどこにいくのだ?・・・(胸元の書物を見て)チョハのための用事で急いでいるのか? チョハ自身は部屋にこもられているので、そなたも忙しいであろう・・・」
ジェイ「はい。では・・これで失礼いたします」
右議政「これ!!・・」← みんな大好き、オーホーッ!
その場を早く立ち去りたいジェイの気持ちを見透かすかのように、強めに、呼び止める右議政。
ジェイ「大監、どうかされたのでしょうか?」
右議政「チョハは、手紙をもたせたか?」
さすが、まるみえだ。。。
右議政「(今の世子に)できることと言えば、そんなことだろう。誰宛だ?」
困ったことになった・・・と、右議政を見上げるジェイ。
右議政「ははは、世子はまだ、諦めておられぬのか。政治に干渉できないために、世子は東宮殿に監禁されたというのに・・・。さぁ、渡してみよ」
ジェイ「できません。どうして、チョハのご命令に背けますでしょうか?」
右議政「身体検査をしなければならぬのか? それらの本の中に手紙があるのであろう?」
ジェイ「ありません」
じりじりと下がりつつあるジェイの襟首を掴み上げる右議政。
バサバサっと、ジェイの手から本が落ちてしまう。
そっと、手紙がのぞいている本を靴で隠すジェイ。
右議政「おまえが、本当のコ・スンドルでないことくらい、知っておるのだぞ」
お、とうとう言ったね!
ジェイ「なにをおっしゃっておられるのですか、大監・・。私がコ・スンドルでなければ、誰だというのです?」
右議政「お前が申してみよ。お前がコ・スンドルでないと知った時ですら、そのままにしておいたわけを知っておるか? チョハのために、どのような者が働いているのかを知っておくのは楽しいものよ。さぁ、これらの本をひとつひとつ確認する前に、手紙を渡すのだ」
ジェイ「できません。どうか、お放しください」
その時、「大監!」とひと際、響き渡る声。
そんお~~~ん!!
ソンオン「ご自分がなにをされているのか、わかっておいでか?臣下が、チョハの手紙を盗もうというのか?」
笑いだす右議政。
右議政「ああ・・・」
とんだ横やりに、仕方なくジェイの襟首を放す右議政。
右議政「東宮殿の中に、こもられているチョハに、なにか必要なものがあるのかと思っただけだ」
ソンオン「こういう言葉があります。“一葉知秋” 木から葉が落ちる時、秋が来たことを告げられる。」
※わずかな前兆や現象から、事の大勢や本質、また、物事の衰亡を察知すること。
ソンオン「今日のあなたの不合理な行動がなにかの前兆であるのなら、それをどうすれば、気にせずにおられますか?」
右議政「“一葉知秋”か・・・。正郎・・たった一つの事象だけで、将来を決めるべきではない。そして・・・私は、世子の家臣ではない。家臣とは、王にのみ忠誠を尽くすべきである! 正郎こそ、二人の王に仕えているかのようだな!?」
ソンオン「大監!!」
右議政の恫喝にひるむことなく、さらに、大きな声でかぶせてくるソンオン。
さすがの右議政も言葉をひっこめる。
ソンオン「ほどほどになされよ!」
みんな、ソンオンはね、男気もあるし、カッコいいんだよ!!
今のウォンボに、目下格で、ここまで言える人、いないからね。
ソンオンに近寄る右議政。
右議政「正郎・・慎重にされたほうがいい。立場を弁え、言葉を慎むよう、常に、最新の注意を払うのだ。そなたの弱点を、私を探されるのを望まぬのであれば・・・」
これがこの人のやり方で、それを隠そうともしないのね。
ジェイの前で、不敵な笑みを浮かべながら、立ち止まる右議政。
右議政「また会おう、コ内官」
なんかいろいろ先送りにされた感・・・。
っていうか、「まだまだなにかあるはず」とウォンボの予感が働いているっぽい。
本当の恐喝屋みたいじゃん。
すぐには、警戒を溶けないジェイ。
右議政が去ったあと、ようやく、息を付けたジェイを見て、足もとにおちた書物を拾い上げてくれるソンオン。
ソンオン「驚いたであろう。大丈夫か?」
ジェイ「もう大丈夫です」
ふと、本に挟まれた書状に気づくソンオン。
ソンオン「チョハからの私への手紙か?」
場所を変えて、ファンからの手紙を読むソンオン。
ファン、考えたね。
東宮殿から出るアイデアとして、成均館のチャンイ(掌議)に会いに行かせ、王に、書庫の本について、儒疏(上訴)させようとしてるみたいです。← もしかしたら、前々から問題になっていたことをうまく利用したのかも。
あと、世子を大射禮(テサレ)に出させるよう、要請させろ、とか書いてありますね。
※大射礼(テサレ:대사례)は君臣間の礼を確認する行事で、臣下とともに弓を射る儀式。
ソンオン「なんとかして、チョハを自由にする方法を探していたところだった。仰せのとおりにしますと、伝えてくれ」
ジェイ「はい」
~東宮殿~
ジェイ「チョハ、新しい本をもって参りました」
扉の前で、声をかけるジェイ。
中に入ろうとして、「さきほども、その本をもっていなかったか?」と止められるジェイ。
ジェイの書物が、さっきと同じだったと、護衛、気づいたよ(苦笑)
ジェイ「いいえ、違う本です」
毅然と言い切るジェイを通してくれる護衛。
出かけるときの思わせぶりなフラグは、これで終わりなのかな?
~ファンの部屋~
ジェイ「私も、正郎と一緒に(成均館に)参る件、どう思われますか?」
嬉しそうなジェイ。
ファン「そうするがよい」
さきほどのことを報告するジェイ。
ジェイ「ところで、右相より、先ほど、私がコ・スンドルではないことを知っていると言われました。」
ファン「右相の目と耳は、いたるところにある。だが、心配することはない。もし、そなたが偽物だと知ったといえ、そなたがミン・ジェイだとは、思いもよらぬだろう。もし、知っているならば、もう、なにかしているはずだ」
世子様、ちょっと、それは呑気かも。
途中、“行方不明内官=コ・スンドルの謎”についても、なにか出てくるのかな。
ジェイ「それか・・ここぞというときのために取っているのかもしれません」
そういうジェイの不安はもっともだと思います。
実際にはまだ、点と点だけど、線にするの、得意そうだもんね、ウォンボ。
ジェイ「チョハに会いに来なければ、私は、とっくに死んでいたでしょう。内官に変装することにした時、苦労することはわかっていました。ですが、私のために、チョハが窮地に陥るのではと心配でした。」
ファン「私が窮地に陥ったら、そなたの心は壊れるのか?」
ジェイ「当然、そうです。私のせいで、チョハが窮地に陥られたら、心が壊れて、死んでしまいます」
ファン「ならば、私もそうだ。」
え・・と、ファンを見上げるジェイ。
ファン「だから、そなたを守るし、そなたも、私を守るのだ」
ジェイ「私たち、どちらが転んでも、物事はうまくいかないということですね」
物騒なことを話してるようには見えない微笑み。
~兵曹の役所前~
そうそう、テガンも、ファンから調査を命じられていました。
役人「パク・ハンス、やめてから、だいぶ経ちますよ。」
久しぶりに名前をきいた・・という感じで、笑いだす役人。
役人「10年くらいでしたかな? ああ、碧川討伐から戻ってきた直後だったと思いますよ。」
テガン「なぜ、辞めたのか、ご存じですか?」
役人「あれだけの大金が懐に入ったら、私でも辞めていたでしょうなぁ。10年前、自分の子供がいなかったおじさんが莫大な財産を、パク・ハンスに遺して亡くなったんですよ。どうやら、相当な金持ちだったらしいですからね、それで、パク・ハンスの奴、麻浦の土地を買い取ったらしい。運がいいやつは、とことん運がいいってことなんでしょうなぁ。」
テガン「最近、彼に会ったことがある人はいますか?」
役人「彼の甥が、西部の厩舎で、働いていると聞いたことがあります。なぜ、そんなことを聞くんです?」
いかにも、裏がありそうな話をしてくれたお役人さん。
さて、テガン、次は、西の厩舎に行くのよね。
~ファンの部屋~
ファンの身支度を整えているジェイ。。
笑顔が隠せてません。
ファン「笑っておるな。」
ジェイ「ついに、チョハのためになにかできることが、ただ、嬉しいんですよ」
その言葉に、蕩けそうになるのを、
必死に堪えるファン。
ファン「日没までには戻ってまいれ」
ジェイ「ええええ、もし、私がいなくなったら、チョハが寂しがるに違いありませんからね」
そんな冗談が言えるくらい、浮足立ってるジェイに、呆れるファン。
ジェイ「マンヨンダンの坊ちゃんとお弟子さんにも会いたいですけど、我慢して、まっすぐ戻ってきますね」
頷くファン。
~マンヨンダン~
こっちは、こっちで、コスプレ?
成均館の学生の制服に着替えてるミョンジンとガラム。(笑)
ミョンジン「おお、回ってみせてみよ」
ゆっくりと、一周するガラム。
ミョンジン「うわ~、弟子よ。これを着ていると、賢そうに見えるな」
ガラム「ほんとですか? ・・・先生様、成均館を追い出されたっていうのは本当なんですか?」
さぁ~っと顔色が悪くなるミョンジン。
ミョンジン「だ、誰が、そんなバカげたことを申したのだ?」
不都合な真実🤭
ガラム「先生様のおうちの奴婢が、前に、酔っぱらって家に送った時に、教えてくれたんです」
ミョンジン「そいつが間違ってるんだ! 成均館から追い出されたのではなく、私から去ったのだ」
ガラム「え?」
ミョンジン「長い間、ミョンジンには、世界に関する知らねばならないありとあらゆることを、知りたいという欲求があった。しかし、成均館では、全然、十分ではなかった。私は、壁の後ろで立ち往生し、貴重な時間を無駄にしていたのだ。去らねばならぬ、そして、世界を見るために、ここから飛び出すのだ!息をするためには、すべてを調べなければならない!ああ、ミョンジナ~、天才であることは、たしかに孤独なものだ。」
ミョンジンの大演説に感動し、手を叩くガラム。
ガラム「かっこいいです、先生様。たいしたものです!!」
ガラムの言葉に、得意になるミョンジン。
ガラム、すっかり、「あらゆることを調査する・・・」と魅了されちゃってます。
更に、ガラムに書物をもたせて、それっぽくするミョンジン。
ミョンジン「これでよし。完璧だ」
ガラム「今夜は、泮村(パンチョン)で楽しみます」
ミョンジン「よし、行くぞ!」
さて、ここで、切りましょうか。
★『青春ウォルダム(月譚)』12-1 雑感★
右議政チョ・ウォンボのダークサイドがさく裂してました。
特に、中殿との絡み。
いや~、体力いるわ~!
お二人とも、さすが、でしたね。
恐怖で歪みまくった苦悶と、積年の恨みが拮抗した激しい中殿。
決して泣きわめいたりしてないのに、脅かされている人間の、声に出せない叫び、迫力ありました。
素晴らしかったです!
正直、ホン・スヒョンssiの血管、ぶちぎれるんじゃないかって心配になるくらいでした。
ロマンス時代劇だけど、こういう場面もないと、寂しいと思ってしまう私は、気持ちのどこかで、おもいっきりエグイ展開を待ち望んでいるのかも。
ソンオンには甘くするって決めてるんです。
メインの二人?
厳しいくらいがちょうどいいような気がする12話の私。