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青春ウォルダム(月譚)  청춘월담 英題:Our Blooming Youth

 (tvN 20230206-0411 全20話)

 

【Episode 13-2】

 

~ファンの部屋~

夜・・・、以前、取り上げたジェイの短刀を引き出しから取り出すファン。

腕飾りは・・・そのままなのかい?ニヤリ

 

ファン「この短刀を覚えておるか? そなたが、私のところに来た時に持っていたものだ」

忘れるはずないです。

 

ファン「あの時、そなたは、だれかを傷つけるために、短刀を持っていたのではないと申した。自分の身を守るために持ち続けていたと・・・・。そなたに、これを返すが、必ずや、自分を守るためだけに使うように」

 

これは、別の意味で、ジェイの危険を察知してるのかもね。

 

~書庫~

隠し部屋に入るまえに、じっと、その短剣を見つめるジェイ。

その時、なにか気配を感じ、

振り返ると、そこには誰もいない。

 

さっと、柱の陰に隠れ、誰かが入ってくるのを待っていると・・・・現れたのはテガン

 

テガンも、さすが、誰かが潜んでいる気配に気づきます。

 

あれ・・いない・・・

キョロキョロと見回すと、突然、剣に手をかけ、姿を見せたテガンが目の前に!

 

緊張状態の二人。。。

 

ジェイが自分の袖口に手をいれ、短剣を取り出そうか・・とした身構えた矢先、「ちっ!」と舌打ちをするテガン。

 

テガン「あ~、まったく、ホント、どうしようもない奴だな。俺が、なにするか気になって、隠れてのぞき見してたのか?」

ジェイ「余計なお世話だ。目をどう使おうと勝手だろ」

テガン「じゃ、なんで、その間、隠れてたんだよ。ああ、気分悪いだろうが!」

いつもの調子が戻ったみたい。

 

ジェイ「当然、怪しい悪い奴がいたら、様子をうかがいながら、隠れてみるに決まってる! そもそも、なんで、ここに来た? 私のこと、探りにきたのか? 本が好きじゃないお前が、世子の書庫の本を読みにくるわけがない」

結構、失礼なことを言って、決めつけてるジェイ。

 

むかつきながら、「論語・・・どこにあるんだ? たとえ、チョハの命令で忙しいからと言って、もうすぐ、士大夫の試験があるのに、勉強したらだめなのか?」と訊ねるテガン。

決して、ケンカ腰ってわけじゃなくて、いつもの感じに近いかな。

 

ジェイ「必要なのは、論語だけか?」

テガン「論語、大学、孟子」

中庸はいらんかえ~?(笑)

 

ジェイ「いい心がけだな。探してやろう、それらの本がある場所は・・・」

急に、足をばっと前に突き出し・・・、器用に、足先で、「論語・・・孟子・・・大学」と、それぞれの場所を指し示す。

蹴っ飛ばされると思って、局所をかばうテガン。

前例があるからね(笑)

 

テガン「こいつ・・足なんか使いやがって・・・」

ジェイ「お前なんかに、私の手を使うなど、もったいない。それらの本、探せるといいな」

スタスタと、その場を離れようとするジェイ。

 

テガン「チビめ・・・まったく。あいつ、自分が女だってこと忘れてるのか?」

 

隠し扉を開くジェイの背中にむけて、「俺じゃない」と告げるテガン。

 

振り返るジェイ。

テガン「お前の記憶の中に、俺の顔があったからって、俺、どうすればいいんだよ? お前が、自分の無実を証明する方法がないのと同じように、俺だって同じだ。もし、お前が、本当に自分の家族を殺してないのなら、お前だって、理不尽に感じてるにちがいない。俺だって、俺の顔がお前の記憶の中にあることを理不尽に感じてるんだ」

 

ジェイ「・・・・・・」

テガン「俺じゃない」

それだけ言うと、本を探し始めるテガン。

 

扉をあけたまま、下に降りていくジェイ。

 

今日一日、自分の耳で、ファン以外の証人からも話を聞けて、客観的に確かめることができたジェイ。

本当は、テガンじゃないのかも・・って、頭ではわかっているし、ちゃんと信じたい、って気持ちがないわけじゃない。

自分の記憶との矛盾をじっくり考えないとね。

  

~マンドクとボクスンの店~

 

食堂の外から、恐る恐る覗いている二人の子供。

みんなが心配していた、あの身寄りのない姉弟が、とうとう、食堂に顔を見せました。

 

お姉ちゃんも、薬のおかげで、起き上がれるようになったみたいね。

栄養失調とかのせいもあったでしょうし。。。

たぶん、弟くんが必死に説得して、姉さんを連れてきたのかな。

 

マンドクとボクスンがきて声を掛けます。

ボクスン「ごはん、食べにきたのかい?」

マンドク「あの日は、泥棒呼ばわりしてすまなかったな。盗ったものが食べ物だとわかっていたら、お前を怖がらせたりせず、あんなに追いかけたりしなかったんだが」

ボクスン「ここに来るのに、どうして、そんなに時間がかかったの?この間、どんなものを食べていたことか・・・」

気にかけていた様子がありありです。

 

マンドク「入りなさい。」

 

それでも、なかなか足を踏み入れられない二人。

ボクスン「大丈夫だから、さっさと中にお入り。」

優しく迎え入れる夫婦。

 

~市中 通り~

ガラムが、出来上がった縫物をくるんだ大荷物をもって、歩いていると、偶然にも、キツツキアガシが、輿から降りる所に遭遇。

気分悪い、と思いながら、ずんずん通りを横切りっていく。

 

高価な出物が入荷しているかどうか、確認のために立ち寄ったらしいキツツキアガシ。

 

結局、キツツキアガシのことが気になって、戻ってきたガラム。

自分が抱えている荷物を見て、いいこと、思いついた!とでもいうように、一旦、退場。

 

~マンヨンダン~

急ぎ、着がえを済ませたガラム。

じゃ~~ん!

まるで、自分のために誂えたかのように似合ってるじゃん(笑)

手元にあった、両班のお嬢様のチマチョゴリを拝借してしまいました(笑)

 

ガラム「キツツキめ。その高慢ちきな鼻をぺちゃんこにしてあげるからね」

 

その時、門が開き、ミョンジン登場!

 

急いで後ろを向き、長衣を頭からかぶるガラム。

絶対絶命・・。

 

ミョンジン「待てよ、あの女性は・・・キ、キツツキが戻ってきた!!」

期待してたところ、気の毒だけど、違うからね(笑)

 

顔を隠したまま、そーっと振り向くと、ミョンジンの姿はなく、「(ん?どこ行った?)」と見回すと、しゃがみながら、裏口から逃げ出そうとしているミョンジンの姿が。。

 

ガラム「私をキツツキだと思って逃げ出したの?」

わが師ながら、情けない・・と嘆くガラム。

 

そんなガラムの声が聞こえたわけでもないんだけど、「逃げ出しているんじゃなくて、足を鍛えてるんだ」とか自分に言い訳してるミョンジン。。(笑)

 

その間に、堂々と門から出ていくガラム。

 

大家さんには、ああ、こんなところに鶏がいたか、と揶揄われ、それでも、アヒルやガチョウみたいに、お尻ふりふり、しゃがみながら進んでいると、マンドクたちの店の前に。。。

 

男の子「あ、姉さん。あの時の男の人だ。僕たちを助けてくれたんだよ」

その声に、店に視線をむけるミョンジン。

 

ミョンジン「おお、あの時の子供ではないか!!」

 

マンドクにスクワットしていたのを不思議がられながらも、気にするな、重要な用事の途中だったんだ、と、足がしびれた時のおまじないをしつつ(笑)、

子供たちの席にちかづくミョンジン。

ミョンジン「飯はうまいか?」

ボクスン「もう3杯も食べてるんですよ!」

ミョンジン「3杯もか!」

嬉しそうに大笑いするミョンジン。

ミョンジン「さぁ、もっとたくさん食べるがよい!」

子供がお腹いっぱい食べてる姿って、幸せな象徴な気がするのは、人間の本能的な部分なのかな。

 

~宝飾店~

店の中に入り、店主に出された腕飾りを手に取る礼判アガシ(キツツキちゃん)。

あれ・・・これって、たしか、ヨンがジェイにあげた翡翠のブレスレットに似てない?

 

アガシ「一見しただけで、貴重な輸入品だってわかるわね」

店主「ええ、とても高価なものですよ、お嬢様」

特別に取りおいておいた、と、口がうまい店主。

アガシ「(私にとって)値段など、大した問題ではない」

 

どうやら、お買い上げになったのかな?

店から出てきたアガシに、近づき、声をかけるガラム。

 

ガラム「もしかして、礼曹判書の三女の方ではありませんか?」

アガシ「私を知ってるの?」

近づいたガラム。

ガラム「キム・ミョンジン様と結婚の縁談の御話があるという知らせを聞きました。」

アガシ「縁談ですって? あんな変な男とどうやって、結び付けようっていうの!ムキー

ムキになって怒りだす礼判アガシ。

 

神妙な顔で、話始めるガラム。

ガラム「私、長い間、あの方をお慕いしていたのです。あの方は、とても素晴らしい御方です。とても尊敬できて、私は、あの方と会話することを止められないくらいでした。でも、アガシとの縁談があると聞きましたので、あえて、線から外れることにいたします。」

一礼するガラムをみて、不思議そうに首をひねる礼判アガシ。

ガラム「あの方は、普通の家庭とご縁があるような方ではございません。」

アガシ「普通の? うちを知ってるくせに、どうしてそんな・・・普通だなどと言えるの? それに・・あなたこそ、どこの家のお嬢さんなの?」

それには答えないガラム(笑)

 

ガラム「あの方は、例え、望まなくても、偉大になられる御方です。」

アガシ「どうやって、偉くなるっていうのよ? あの人がしてることと言えば、死体を検分することくらいじゃないの・・・」

 

ここからが、ガラムの真骨頂(笑)

 

ガラム「お坊ちゃまは、身分が高かろうと低かろうと、決して区別なさったりせず、世界のすべてを観察しようという類まれな能力をお持ちなのです。将来的には、自然界から真実を学ぶお坊ちゃまのような学士様が尊敬される時代がくることでしょう。その日が来るまで、お坊ちゃまのお傍でお支えしたいのです。ですから、どうぞ、お坊ちゃまのことは、お諦めになってくださいませんか」

ガラムの迫真の訴えを聞いている間、途中から、ちょっと自分は惜しいことをしそうになっているのでは・・と、揺らぎ始めてる単純なキツツキアガシ。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

アガシ「あなたの気持ちはわかったけど・・・婚姻は家同士の問題だから、なんでも私が望んだようにできるわけじゃないのよ」

ほらね・・ちょっとトーンダウンしたじゃん(笑)

 

ガラム「切実に、お願いしているのです、アガシ」

勢いあまって、縋り付く真似をすると、後ろに下がった拍子にしりもちをつくアガシ。

 

いい気味・・・と、ガラムがほくそ笑んでいると、礼判アガシが落とした腕飾りが道に落ちているのに気づく。

さすが、目敏いガラム。

それが、ジェイがヨンからもらったものと同じものだと、すぐに気づき、愕然とする。

 

アガシ「ああ、まったく! 貴重なものが壊れたかもしれないのよ!一体、なんで、そんなに無礼なの?(怒)」

 

ガラムの耳には、アガシの文句など聞こえません。

アガシ「ああ、ついてないわ・・・」

 

行くわよ、と輿に乗って行ってしまうアガシを、じっと見つめるガラム。

 

なんだか、妙な展開になってきました。

 

~マンドクとボクスンの店~

二人の年齢を聞くミョンジン。

姉「私が15歳で、弟は11歳です」

 

ミョンジンが名前を聞いていると、マンドクも興味があったらしく、近づいてくる。

「ダレ(姉)と モロ(弟)」だと答える弟くん。

 

離れたところで、お盆を落としたまま、固まるボクスン。

マンドク「一晩中、縫物なんかしてたから、手を痛めたんじゃないのか?」

誤魔化しながら、慌てて、ボクスンに近寄り、なにも話すなよ、と、鋭い目で合図するマンドク。

 

ミョンジン「ケガしてないか?」

マンドク「ええ、大丈夫ですよ」

 

ミョンジンが、可愛い名前だな、と、姉のダレに声をかける。

ミョンジン「そなたが、弟の名を覚えていたのは感心なことだ。碧川から逃げてこなければならなかったと聞いたが・・、当時、まだ、たったの5歳だったに違いないのに。」

 

ダレ「他人に、碧川出身だって話したらダメだって言ったでしょ!」

弟のモロを叱るダレ。

しゅん・・とうつむいてしまうモロ。

マンドク夫婦のことを気にするダレ。

 

こんな年端もいかない子供たちにも、碧川出身者への迫害の波が押し寄せているのか、お達しが出る前からなのか、分からないながらも、安心させようとするミョンジン。

 

ミョンジン「ああ、あの二人なら大丈夫だ。あの夫婦は、この近所でも、一番、親切で寛大な人たちだから、心配には及ばぬ。私が保証する」

 

少しだけ、ダレに微笑みが戻る。

 

そっとボクスンの背中をなでるマンドク。

震える手を握りしめながら、二人のことをじっと見つめるボクスン。

 

明らかに、この二人の両親って感じじゃん。

 

~マンヨンダン~

アガシ姿からいつもの男装に着替えながら、「あれは間違いなく、アガシの腕飾りだった」と呟くガラム。

 

そこへ、上機嫌で、「イリオノラ~~(門を開けよ~~)」と叫びながら入ってくるミョンジン。

はっとして、着物を隠し、服の前を合わせるガラム。

 

男同士なのに、なんで、そんなに秘密主義なんだ!と、揶揄うミョンジン。

 

ミョンジンから、あの子たちが店に来た、と聞き、会いに行こうとすると、もう帰った、と言われるガラム。

私も会いたかったのに~というと、4杯も平らげたのに、まだ、食べたそうにしながら帰っていった、また、来るだろうから、その時に会えばいい、と嬉しそうに話すミョンジン。

 

~兵曹 ソンオンの部屋 ~

 

部下が報告にやってくる。

部下「祝賀の詞を汚した昭格署(道教を司る役所)の役人を追っていた者が戻りました」

ソンオン「オ・マンシクの行方がわかったのか?」

頷く部下。

 

こっちも進展です。

 

~ファンの部屋~

早速、ファンに報告に来たソンオン。

ソンオン「名前を変え、パジュの臨津(イムジン)の渡し場近くに住み、布屋を営んでおりました。明日の早朝、兵曹の武官らとともに行ってみます」

ファン「私も、変装して一緒に参ることにする」

ちらっと、ファンを見るジェイ。

ファン「もし、兵曹の武官を引き連れていけば、噂が広まり、別の場所に移ってしまうかもしれぬ。あの者も碧川出身ゆえ、国巫となにかしようとしていた可能性もあり、我々は、必ず、生きたまま捉えねばならないのだ」

頷くソンオン。

ジェイ「私も参ります」

ソンオン「ですが、テガンを連れていかれるのでは?」

ジェイ「私が同行いたします」

ファン「テガンを連れていく必要もあるまい。そなたがいれば十分ではないか」

ソンオン「もちろんでございます、チョハ」

 

~ウォンボの部屋~

ウォンボ「見つけただと?」

護衛「兵曹の者かが探し出したのを確認しました」

ウォンボ「ようやく、お前の娘の薬代を払えるな。・・・あの男が、碧川出身だと知っていたら、あいつを使ったりしなかったのに。」

いかにも悔しそうに、机をたたくウォンボ。

 

あの場では他の方法がなく、苦渋の選択ではあったようですが。。

 

ウォンボ「正郎が到着する前に急げ。あいつが私の名を口にする前に、奴を排除せねばならぬ」

 

護衛「では、兵曹正郎のことはいかがなさいますか?」

う~んとうなるウォンボ。

ウォンボ「運がよければ、ヨンサンのハン一族の息子を始末できるかもしれぬな。いかなる痕跡をも残すなよ」

 

~通り~

早速、パジュに出向いてきたソンオン、ファン、ジェイの三人。

賑やかな市場を歩きながら、オ・マンシクが営んでいるという布屋を探す。

 

わりとすんなり見つかったものの、いち早く、気づいたオ・マンシクが

その場を逃げだす。

慌てて、追いかけるソンオンたち。

 

民家であっても、平然と侵入し、逃げ回るマンシク。

ファンが塀を飛び越えたら、

 

ガラッと景色が変わり、見渡す限りの草原だったのには、ちょっと笑ってしまった!

 

慎重に、追い詰めていく三人。

 

とうとう、ファンがオ・マンシクに刀を向ける。

ファン「殺すつもりはない。お前が碧川出身であることはわかっている。」

マンシク「だったら、それ以上、何を聞く必要がある?あの時と同じように、私を殺せばいい!」

ファン「10年前、なにがあったのか、知りたいのだ」

マンシク「いまさら、なにがあったのか知りたいだと? 至る所、血にまみれていたよ。父も死に、母も死に、息子も娘も死んだ! みんな、お前の父親の命令のせいでな!

そうよね、目の前の人が世子だってことは、ちゃんと認知してるよね。

 

言葉を続けるマンシク。

マンシク「彼らの誰一人として、盗賊なんかじゃなかった。彼らは皆・・」

 

ああ、核心に迫る事実が出てきそうだったのに、またしても、背後から放たれた矢に倒れるオ・マンシク。

また、すんでのところで、口封じです。

 

ファン「だめだ!死んではならぬ!」

なんとか、マンシクの意識を戻そうと、顔を叩いたりするファン。

 

その時、黒装束の男たちに、狙われた3人。

ソンオンが一人を切り、ジェイも腕に負傷させるなど、応戦する。

ウォンボの護衛の「散れ!」という命令で、姿を消す刺客たち。

 

すぐさま、オ・マンソクのもとに戻るファン。

すでに、息絶えている。

 

ファン「刺客たちのねらいは、オ・マンシクだったのか?」

ソンオン「私が、彼を追っていることに気づかれたのでしょう」

 

ジェイも合流する。

ソンオン「刺客5人のうち、一人が死んだ。残りは4人だ」

ファン「奴らは、山に逃げたに違いない」

ジェイ「そのうち、一人は腕を怪我しています。捕まえましょう」

 

そこからは、一転、木立ちに入り、刺客たちを追う3人。

 

一番後ろを走っていたファンが、矢で狙われる。

負傷した刺客の追撃を、ソンオンとジェイにまかせ、別の刺客を追いかけることにするファン。

 

ソンオンとジェイの二人が、断崖絶壁まで追い詰めると、

背後から矢で狙われ、一転して挟み撃ち。

躱した時に、剣を落としてしまうジェイ。

ソンオンが一人と刀を交えている最中、二人から矢で狙われると言う、圧倒的な不利な状況に、背嚢(背中に背負っていた今のリュック)で、矢を防御するジェイ。

すぐさま、ウォンボの護衛が次の矢で狙う。

2本目の矢もなんとか荷物で受けたジェイが、

 衝撃の強さに足を取られ、断崖絶壁から落下していく。

断崖絶壁から落ちるの、二度目な経験者。

 

慌てて、そのあとを追い、下を流れる川に飛び込むソンオン。


水面に水しぶきが上がり、

浮き上がってこないのを見て、他の2名に「いくぞ」と声をかける護衛。

この人が、深追いをしないので、助かった人、結構いるね(笑)

 

一方、一人を追いかけていたファンが追い詰めたところで、またしても、護衛がファンを背後から狙う。

脇腹に矢を受けたファン、

それでも、向かってくる刺客と剣を交えたところで、バランスを崩し、斜面を滑り落ちていく。

 

ファンのほうもまた、同じような状況になってしまいました。


ここで切ります。

 

 

★『青春ウォルダム(月譚)』13-2 雑感★

 

あれ、なんだか、テガン、嘘をついてるようには見えないなぁ。。。

いや、嘘をついていてほしくないというのが本音かな。 

でも、テガンが一切、この碧川の件に絡んでいないなんてことがあるんだろうか。


単純に言えば、テガンと同じ顔をした人間がもう一人存在する・・・ってことになれば、全部、説明つくじゃん。

 

うーん、それほど単純じゃないのかな?🤔

 

実際、テガンっていくつなのかな?

10年前、いくつだったのかな?

 

町のならず者だったんだっけ?

まだまだ、疑問はつきません。

 

しかし、あの泥棒騒動の姉弟が、マンドクとボクスンの生き別れた子供だったとは・・・Σ(゚Д゚)

まぁ、実際、刺客として行動しているマンドクはともかく、ボクスンの、夫の身を案じて矢文を隠したり、残してきた子供のためにしてるかのような発言もあったし、自分の子供を手元に置いたら、今後、どうなるんだろうなぁ。

 

ぷぷぷ、あのガラムの切々とした訴え、たとえ、偽物アガシに扮装しての三文芝居だとしても、思ってもいないことは、口からは出てこないと思う。

 

・・・っていうか、そんなことより、ファン、ソンオン、ジェイ、三人とも絶対絶命の危機なのに、私、いまのところは、まだあんまり緊迫感ないんだけど、いかがなものよ!!🤭

 

★『青春ウォルダム(月譚)』13ー3に続く★