こんばんは!!

本日、ラス前19話の放映日ですが、わたくしは、やっとこさ、16話です。

 

サムネをみて、なに、この、現代の、しかも関係ない結婚写真?!と思われた方。

ほぼ、この『青春越壁』というドラマには全く関係ないということだけは、お伝えしておきます。。。

下の雑感をお読みになれば、あ~、なんだ、そんなことか、となること、間違いなし(笑)

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

青春越壁  청춘월담 英題:Our Blooming Youth

 (tvN 20230206-0411 全20話)

 

【Episode 16-1】

 

~ミョンガンの部屋~

15話のラスト近く、ミョンガンの衝撃的な発言から振り返ります。

 

誰もいない入口付近を見ながら、いきなり、ウィヒョンに向けて、懺悔しはじめるミョンガン。

たまらず、「一体どうしたのです?!」と、ミョンガンの肩を掴む中殿。

 

ミョンガン「白朮(ビャクジュツでいいのかな?)の薬草を煎じたものを取っていらっしゃるなんて、思ってもみなかったのです。それに、桃と一緒に取ると致命的だということなども、知らなかったのです。知っていたら、決して、兄上に渡したりしませんでした」

※白朮=胃から十二指腸へと胃の内容物をスムーズに送る働き

 

ハヨン「・・・・・」

その言葉に、目を見張る中殿。

ミョンガン「母上、私なのです。私が、ウィヒョン兄上に桃を渡し・・」

外の内官や尚宮たちを気にし、慌てて、その口を押さえる中殿。

中殿「なにを言うのです? 死にたいのですか?!」

 

ハヨンも、ミョンガンが口走った言葉の意味に気づいてしまいました。

 

尚宮「媽媽、チョナがお見えになりました」

 

その声に、ミョンガンの口を押さえたまま、振り返る中殿。

 

王が入室してきたため、挨拶をする中殿とハヨン。

 

ミョンガンは泣いているし、ハヨンは怯えているし、異様な雰囲気を察知した王。

王「どうしたのだ? なにかあったのか? なぜ、そなたは、ミョンガンの口を覆っておったのだ?」

見られてた!

中殿「・・・・・」

動揺して、言葉が出ない中殿に代わり、「なんでもありません、父上」と答えるハヨン。

ハヨン「大君が、あまり眠れていないために、おかしなことを口走っていたのです。どうも、幻覚をみたようです」

中殿が、ハヨンに対し、目で、あまり詳しく言わないで・・と訴える。

 

泣いているミョンガンの前に腰をおろす王。

王「幻覚とは、どういうことだ? 一体、何を見たのだ?」

どう答えればいいのか、と母親に視線を送ると、小さく首を振る中殿。

困って、姉ハウンを見るミョンガン。

 

ハウン「燃えているスモモの木を見たと言い続けているのです」

ハウンの助け舟に、ほっとする中殿。

ミョンガンの額に手をあてる王。

王「熱がかなり高い。そのせいで、幻覚を見たのであろう。精神的に弱いせいだ。スモモの木が燃やされたのは、宋家の呪いによるものではない。男が、そんなに気弱なことではだめだぞ」

そういって、ミョンガンの肩をポンポンと叩く。

 

ほっと一安心する中殿。

 

~ファンの部屋~

ファンの留守中に、硯のセットを片付けているジェイ。

 

ふと、先ほどのハヨン公主の、ミョンガンを心配するただならぬ様子が気になってしまう。

ジェイ「一体、どんな変なことを口走っていたのかな?」

 

~杏の木の家~

じっと、家の前で、佇んでいるファンに、後ろから近づくテガン。

 

テガン「チョハ、この家に住むことになる女性が誰なのか、お聞きしてもよろしいですか?」

ファン「この家は、子供たちに、勉強を教えるために使われる。高台の間に、机を用意してくれ」

 

子供たちに、文字を教えているジェイの姿が思い浮かんでくる。

 

また、無言になるファン。

書き忘れておりましたが、ファンのお忍び私服ファッションで、一覧作りたいわ🤭

今日の服も、かなり好き!

 

テガン「もしかして、ここに住む女性というのは、コ内官ですか?」

振り返るファン。

テガン「婚約者がいるのではありませんか?正郎様のもとに戻らないと言ってるのですか?」

ファン「・・・戻らずに、一人で暮らすと言っておる」

呆れて、プチ悪態をつくテガン。

テガン「まったく! あいつ、たいしたキジベ(小娘)で・・」

じろりっとファンに睨まれ、

テガン「・・ヨイン(女性)です」

途中から敬語に・・・(笑)

 

テガン「婚姻は、二つの家門の契約です。すでに、許婚書をとり交わしたのに、婚約者の元に戻らないなど・・・理由はなんだと言ってるんですか?」

ファン「・・・・・・」

そう、そこが問題なんです。

 

ジェイ:ほかに、お慕いしている人がいるのです。密かに恋慕している人がいるのです。ですから、正郎様の元に戻れません

 

屈託なく、誰かに、笑いかけているジェイの幻影。

 

その視線の先には、両班の男の後ろ姿!

ご丁寧に服変えてる!(笑)

 

どう見ても、あなたの後ろ姿なのに、本人には他人に見えるんでしょうか。

 

ムカつきながら、階段をあがり、

くるっとテガンを振り返るファン。

 

ファン「もしかして、スンドルが、他の男と会っているのをみたことがあるか?」

テガン「え? 会ってるのは、東宮殿の宮女か内官くらいなものですから、内官を男と考えれば、まぁ、そう言えなくもないですね。」

ファン「私が言ってるのは・・・私用で!絶えず個人的にたった二人きりで! 一人の男と会っているかどうかだ!」

少し考えるテガン。

テガン「ああ、いました!」

ファン「だれだ!?」

 

テガン「チョハと、そんなふうに、いつも一緒にいませんか?」

ティント~~ン!

 

ファン「私ではない。本当に、バカな奴め! 頭はいいくせに、本当に、認知度が低すぎる!!」

あなたがね。

#気づけ馬鹿

 

テガン「え?」

ファン「もうよい、気にするな。その男が誰であろうと関係ない・・」

破れた障子をみて、「扉だけ、修理しておけ」と言い終えるファン。

テガン「?」

 

“女心”とか、“恋愛成就”とか、そのものズバリでなくても、論語にも、「仁(人を愛する気持ち)」を説いているものもあるはずですけどねぇ(笑)

 

~ミョンガンの寝所の外 ~

ミョンガンの部屋を出て、王を見送る中殿やハヨン公主。

ハヨンに対し、「大君の面倒をみてやりなさい。そなたの弟なのだから」と伝える王。

 

ハヨンは、母親は違っても、弟のことが好きだし、生来の優しさに加え、自分が審問の場に連れて行かなければ・・と、責任を感じているから、十分すぎるくらい、面倒みてるよね。

 

王宮の医師に対しても、よく治療するように命令しておくから、あまり心配するな、と中殿を力づける。

 

王が立ち去ると、緊張が解けたのか、ふらふらとめまいを起こす中殿。

慌てて、支えるハヨンと尚宮。

部屋で休むように言われても、大君のそばについていてやらねば・・・と、ミョンガンの部屋に戻る中殿。

 

~ミョンガンの部屋~

少し落ち着いて、布団の上に座るミョンガンに言い聞かせる中殿。

中殿「母として、大君を守るためにも、本当のことを知らねばなりません」

泣きそうなミョンガン。

中殿「ウィヒョン世子に、本当に桃を上げたのですか?」

ミョンガン「おじい様が・・・」

ミョンガンの口からウォンボの名前が出たとたん、その段階で、目をひんむいてしまう中殿。

ミョンガン「私に、桃をくださったのです。」

 

<3年前>

ミョンガンのもとを訪れたウォンボが、桃をひと箱もってくる。

すぐに、一口パクつくミョンガンに耳打ちするウォンボ。

 

その後・・・

ウィヒョンの部屋を訪れたミョンガン。

ミョンガン「大兄様!私の袖の中になにが入ってると思いますか?」

ウィヒョン「今度は、一体、なにを隠したのだ?」

その一言で、いつも、こんな風に、無邪気なミョンガンが兄を慕って、遊びに来ていたことがわかります。

 

袖から、桃を取り出すミョンガン。

ミョンガン「こちらが大兄様のぶんで、こちらが私のです」

おいしそうだ、と桃を手に取るウィヒョンと、「桃を見た時、大兄様のことを思い出したのです」と、一緒に食べるミョンガン。

笑顔のウィヒョン。

 

その日のことを、中殿に説明するミョンガン。

ミョンガン「おじい様が・・・大兄様と分けて食べるようにと、私に桃をくださったんです。桃を食べ終わった後、大兄様は・・・」

苦悶の表情を浮かべる中殿。

 

ミョンガン「内官たちが話しているのを聞いたのです。大兄様が亡くなったのは、桃のせいだと。次兄さま(ファン)が、桃を与えたのではありません。私だったのです。私があげたせいで、大兄さまは・・・」

中殿「違います。そなたのせいではない。」

また、激しく泣き始めるミョンガン。

中殿「泣いてはなりません。そなたは何も知らなかったのです。そなたは、おじい様に言われたことをしただけなのです。気持ちをしっかり持って、母の言葉をちゃんと聞くのですよ。二度と、このようなことを口に出してはなりません。何もなかったのです。夢だったのです。そのような夢を見ただけだったのです。そんなことは二度とありません。忘れるのです。生きている限り、忘れねばなりません。母の命じる通りに生きていくのです。さぁ、答えなさい。もう二度と、このような話はしないと、母に言ってみなさい!」

ミョンガン「はい、母上」

泣きながら、抱きしめあうミョンガンと中殿。

 

~宮殿 庭~

自分の部屋に戻る途中、立ち止まってしまうハヨン公主。

それだけ、さっき、聞いてしまったミョンガンの告白は、衝撃的でした。

ハヨン「お兄様のところに参る」

 

~ファンの部屋の前~

偶然、ファンの部屋から、ジェイが出てきたところで、鉢合わせ。

ジェイ「チョハは、今、こちらにはいらっしゃいません。書庫にて、読書をされており、誰も書庫には近づくな、との仰せでございます。」

ハヨン公主「そう・・・。では、気にせずともよい。おそらく、そのほうがよいのかもしれぬ」

ジェイ「え?」

ハヨン「お兄様には、私が来たことは伝えないで。」

戻りかけた時、振り返るハヨン。

ハヨン公主「コ内官、ついてまいれ」

 

~宮殿 庭~

かなり、尚宮たちを遠ざけたところで、話をするハヨン。

ジェイ「え? 大君媽媽がそのようなことをおっしゃったのですか?」

ハヨン「(この話を)どう思う? そなたは四方位事件を解決し、また、左議政の無実を証明するうえで、そなたの閃きが解決の大きな要因になったと聞いた。大君の言ったことは真実だと思うか?」

 

そう言われても、状況がわからず、困り果てるジェイ。

ジェイ「私などに、どうしてそのようなことがわかりますでしょうか?真実は、大君様のみぞ知ることだと思われます。・・・しかしながら、ウィヒョン殿下が亡くなられた時、大君媽媽は、まだ、わずか7歳でございました。たとえ、大君媽媽が桃を差し上げたのだとしても、いかなる悪意をも、お持ちではなかったと存じます。

 

・・ということは、今、10歳の設定なのね。

 

ハヨン「意図など、重要であろうか? これが明るみに出たら、宮廷は大騒ぎとなり、大君が無事でいられるかどうかも、私にはわからぬ」

ジェイ「申し訳ございません、媽媽。ですが、私は、この件をチョハに、御話しすべきではないかと思います。ですが、なぜ、(さきほど)チョハがお部屋にいらっしゃらなくてよかった、と仰せになったのですか?」

ハヨン「お兄様は、まもなく婚姻される。大君は、幽霊や蛇を見たなどとありえないことを言ったり、桃を大兄さまに差し上げたと言いだしている。あの子の言うこと全てが真実であろうか? 根拠のないことで、お兄様を困らせてしまうだけなのでは・・・」

ジェイ「幽霊や蛇を見たとおっしゃっているのですか?」

ハヨン「大君は、国巫の身体から、蛇が出てくるのを目撃したのだ。ちょっとしたことで怯えるようになってしまって、一体どれだけ、ショックを受けたのであろうか・・・」

 

そりゃ、遠目でも、十分、トラウマ級な出来事だったんじゃないのかな。

蛇が苦手な私は思うよ。

 

ハヨン「いや、そうではない。私も混乱していたようだ。そなたにも話すべきではなかった。絶対、このことをお兄様には言わないで。そなたも、この件は忘れておくれ」

 

「はい、媽媽」と頭を下げるジェイ。

忘れろ、と言われても、忘れられるはずないですけど。

 

 

~マンヨンダン~

事件相関図を眺めているミョンジン。

 

あまりの真剣さに、声をかけようとしても、途中でひっこめ、

音を立てないようにそっと建物を出るガラム。

 

一息ついていると、パクソンビ来訪。

ガラム「パクソンビ・・・」

いらっしゃったのですね、と、いつもの挨拶をしようとするガラムに、し~っと指をあてるファン。

なにか、大き目な包みを持ってます。

 

ファン「(小声で)キム堂主は中にいるのか?」

ガラム「ええ、ですが、大きな紙片に、今まで私たちが話し合ったことを書き留めて、食事もとらずに、それを見つめ続けてるんです」

小さく頷くファン。

ファン「おそらく、もうすぐ、答えにたどり着くであろうな」

ガラム「(小声で)で、今日はどうして、お越しになったんですか?」

 

大きな荷物を風呂敷包みを渡すファン。

中を開けてみるガラム。

ガラム「これは、女性用の服のための布ではありませんか?」

ファン「これで、仕立てるなら、何着ぐらいできそうか?」

ざっと、中の布を確認するガラム。

ガラム「布を無駄にしなければ、6~7着くらいは作れると思いますけど・・・」

さらっと、見積もったところで、はっと気づいたガラム。

「いや、男の私には、わかるはずもありませんが、母が裁縫をしているのを見ていたので、その仕事ぶりからして、そう言ったまでです」と、わざわざ、言い訳してみせる。

ファン「では、この布で、女性用の着物を仕立ててくれないか。ミン・ジェイのために5着ほど、そして、そなた用に2着ほど・・」

えっと、驚くガラム。

ファン「生地が足りなければ、追加で渡そう」

ガラム「あ・・どうして、私が殺人者のミン・ジェイを知ってるというのですか?それに、私のような男に、なぜ、こんな女性の服を仕立てろ、などと言うんですか?ああ、まったく・・」

あくまでも、ごまかしつづけるガラムに近づき、更に、声を落とすファン。

ファン「そなたがチャン・ガラムなのはわかっておる」

慌てて、し~~っと、周囲を見回しながら、ファンの言葉をとめるガラム。

ガラム「あ・・すみません、ソンビ様。では・・」

ファン「コ・スンドルがミン・ジェイだということも知っておる」

ガラム「!!」

ファン「用心するのだ。決して、一人で動き回らず、常に、そなたの師(ミョンジン)と共に行動するように。そなたには、推察令が出ているのではないか?」

うつむき、動揺するガラム。

ガラム「でも・・どうして、ウリアッシの服を作らせようとなさるんですか?」

ファン「すべてが解決したら、彼女の人生を取り戻さねばならぬと思わぬか?いつまでも、宮殿にて内官の官衣を着たまま、過ごすわけにもいくまい? お前にも同じことが言えるだろう。いつまで、男の服を着て生きていくのだ?」

 

ファンとガラムが会話している様子を、門の外から見ているテガン。

 

ふと横をみると、マンドクとボクスンが、言いたげに立っている。

テガン「?」

マンドク「なんで、道を塞ぐように立っているんですか?」

テガン「いや、こちら側を通ればいいではないか?」

ボクスン「私たちはいつも、ここを通るときは、この家の脇にそって歩くんですよ」

そういうと、ずんずん、テガンの前を通り過ぎる夫婦。

なんだ、あれ・・と不思議そうに見送るテガン。

 

~ファンの部屋~

夜着を用意して、ファンの戻りをまっているジェイ。

 

考えるのは、当然、昼間の、ハヨン公主の話。。

 

ジェイ「(本当に、大君はありえないことを話しているんだろうか?)」

 

戻ってきたファンを迎えるジェイ。

ジェイ「チョハ、おかえりなさいませ」

ファン「・・・・・・」

 

あ・・ケンカはどうなったんだっけ?(笑)

 

座れ、と言われ、正面に座るジェイ。

 

ジェイ「私をお連れになられず、どちらに行かれたのですか? 護衛とともに王宮をでるのは危険です」

ん?

ジェイ「私は、まだ、あの者の疑いをといたわけではございません」

ああ、そういうことか(苦笑)

ファン「それは、もうよい。なんの問題もなく、無事に戻ってきたではないか?」

ジェイ「それで、どちらにお出かけだったのですか?」

袂から、杏子(あんず)の家の鍵を取り出し、手元を見つめるファン。

 

ファン「チャントン房から、ドンウン大橋を横切り、最初の分かれ道を左折すると、ほどなくして、瓦屋根の家が見えてくるだろう。その家が・・・」

そして、もう一度、手元の鍵を見るファン。

またしても、邪念が頭をよぎる。

 

この、「後ろ姿は俺だった」シチュ、異世界転生とかSFファンタジーもので何度みたことか!(笑)

 

ジェイが、妄想の中で、笑いかけてた男のことを、確かめないわけにはいかないファン。

 

ファン「誰だ?」

ジェイ「?」

ファン「そなたが、恋慕しているとかいう馬鹿者は誰だ?」

ジェイ「また、それをお訊ねになるのですか?」

 

ファン「そなたが恋慕しているというのは、確かなのか? その男を恋慕するようになったわけを申してみよ」

真剣です。

 

もう、脱力以外の何ものでもないジェイ。

#気づけ馬鹿

ジェイ「・・・・・・」

 

ファン「もし、そいつの元に送りだすとしたら、一体、どのような男なのか、知っておくべきではないのか? もし、そなたの言う通り、そいつが本当にどうしようもないバカ者だったとして、そなたのような鋭い人間が、そんな奴を恋慕したりするものなのか? 名を言えぬのであれば、密かに恋い慕うようになったわけを話してみよ」

 

話してみよ、と言われれば、話さないわけにはいきません。 

しかたないですが、茶番につきあってみましょうか。

 

ジェイ「背が高くて、イケメンです」

出た!(笑)

チチチチ・・・と、お得意の舌打ちをするファン。

 

ファン「イケメンほど、そなたの心を傷つける可能性があることを知らぬのだな。それに、そやつの外見だけを見て、なにをもって判断できるのだ?」

 

ジェイ「その方は、文武両道に秀でております」

チっと、またまた舌打ちするファン。

 

ジェイ「それに、その方は、不屈の精神をうちに秘め、あらゆる困難を乗り越えられるのです。

 

他人から見下されがちではありますが、命を守るという医療の基礎を学ばれています。それから、温かく思いやりがおありで、人の気持ちのわかる方です。」

 

10-1

 

ファン:いくら、男の成りをしていようと、そなたが女性だということを忘れたことはない

 

ジェイ「夜に、一人歩きをする女性を守ることを心得ていらっしゃる頼もしい方です。」

 

3-1

ファン:朝鮮と言う国は、女子に対し、“ああ、お前ならできる。やってみなさい。”ということはないと申したな。では、忠誠を誓うものに、その許可を与えよう

よかろう、お前ならできる。やってみよ

 

ジェイ「高い壁に阻まれ、行き詰った女性に新しい道を切り開いてくれる方です。」

 

この表情、気づいてないわけなくない?

どうしても、ジェイに言わせたいんだろうか。(笑)

 

ファン「そのような男がどこにおるのだ? まるで、市場に出回る空想小説に出てくるような者ではないか。」

ジェイ「いるのです!! そのような方だとわかってらっしゃらないから、大馬鹿だと申し上げているのです」

 

ムカッときて、手に持っていた鍵を引き出しにしまってしまうファン。

え?と驚くジェイ。

なにか、渡されるだろうっていうのは、意識してたのかな。

 

ファン「下がれ」

ジェイ「え?」

今度は、声に出ちゃいました。

ファン「今日は、そなたに、ものすごい贈り物をしようと思っていたのだが、こういうのは気に入らないので、渡すことはできない」

ジェイ「どうしてそんなことをなさるんです? 私に、なにか下さるつもりだったのなら、くれるべきでしょう! それって、なんなんですか?」

ファン「下がれ、と申したぞ!」

 


 

ここで切ります。

 

 

★『青春越壁』16-1 雑感★
 

たしかに、改めて、ファンの良さを列記してみれば、ジェイでなくても、惚れちゃうよなぁ。(笑)

こういう役だってわかってても、惚れちゃうよなぁ(笑)

  

気づいてほしい、わかってほしい、と女心も持ちつつも、もしかしたら、このまま、伝える機会がない秘めた恋で終わるかもしれないという気持ちもあって、言葉を選びながら、できるかぎり伝えたジェイ。

・・・というか、誰が聞いても、テガン同様、「そんな人、チョハしかいませんけどなにか?」ですよね。

 

あ、イ・スンチョルssiの「그런 사람 또 없습니다(そんな人他にはいません)」を思い出しちゃいました。

でも、歌詞は、ソンオンかな。。。いや、それぞれに当てはまるか。。

 

千回生まれ変わっても

そんな人他にいないでしょう

悲しい私の人生を温かくしてくれる

実にありがたい人です

 

そんなあなたのために

私の心臓なんて どんなに痛んでもかまわないのに

 

愛という言葉では言えなくても

遠い何処でこう眺めるだけでも

全てを与えることができて

愛することが出来て

私は悲しくても幸せなのです

 

 

頭に浮かぶ曲が、どんどん昔の曲になりつつあります。(苦笑)

 

 

★『青春越壁』16-2に続く★