だめだ!!

最終回の筋追いをするまでは、我慢しようと思っていたことを、ちょっとくらいなら、と書きはじめたら、もう全然まとまらない(笑)

「たとえ、100歩譲っても」っていう枕詞が、頭の中でグワングワン反響してます。

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

 

青春越壁  청춘월담 英題:Our Blooming Youth

 (tvN 20230206-0411 全20話)

 

【Episode 18-3】

 

引き続き、マンヨンダンのシーンなんですけど、ここで、ちょっと話題が別の件になります。。。

 

~マンヨンダン~

 

ジェイ「これはなんですか?」

卓の上にあった紙に気づいたジェイ。

 

ガラム「ああ、これは、令監・・・私が以前、お仕えしていたところの旦那様が、このような図形を描かれていたのを思い出したんです」

 

ミョンジン「文字ではないし、絵とも呼べない。いくら、眺めてみても、一体、これがなんなのか、わからない。サヒョンは・・どう思われる? なにか知ってますか?」

ジェイ「どうして、赤いの? こんなようなものを書いてるところを見たことがないけど・・」

ガラム「たしかに、こんなように見えたんです」

 

紙を手に取り、自分のほうに向けるファン。

ファン「これは、ジックンド(ジクムド=織錦図/織錦圖)だ」

そういわれても、わかりません。

 

ガラム「ジックンドってなんですか?」

ファン「暗号のようなものだ」

ジェイ「ジックンド・・・」

 

そういうと、筆をとり、さらさらと、本来の図を描いていくファン。

 

見ているガラムの表情が、あ・・・これって感じに変わっていく。

 

織錦圖詩,最早應在漢代出現,只是沒實圖流傳下來。現存最早是東晉蘇蕙《璇璣圖》/織錦詩,用染好顏色的彩色的線,織出或繡出文字圖案的回文詩,多為婦女之作,寄物傳情,表達相思/織錦圖,又叫璇璣圖,璇璣回文詩。肇始者晉才女素蕙,後來仿做、變作不斷,作品多多。各種織錦圖詩燦若群星,奇葩異彩,竟相媲美,令人驚嘆不已。它中國詩歌史上的奇蹟,文化遺產的瑰寶,具有極高的工藝價值和文學價值。 @ 姜朝鳳宗族 :: 痞客邦 :: (pixnet.net)

 

本来は、サテン地に浮き模様を織り出した織物(もともとは絹織物)の図案化したパターンで、それを用い、予め決められた配置上の文字を用いて、やり取りをする。

 

途中から、ジェイも、ちゃんと認識できてたね。

 

書き終えたファン。

ファン「このような罫線を書き、そのなかに、ルールに基づいた暗号文を書いてゆくのだ」

 

補足するジェイ。

ジェイ「暗号は、互いに複雑に絡み合っていて、手紙を交わした二人だけがその意味を知ることができるものなのです。誰かが開いたとしても、それが何を意味するものかは、わからない。密書のということです。」

 

密書と聞き、あ~と、なんとなくイメージが掴めた感じのガラム。

 

ファン「その方は、誰かにあてて、密書を書いたに違いない。その相手と秘密を共有する必要があったのだろう」

当然、気になるのは、その相手です。

 

父親が死ぬ前に言い残した、「世子を守るのだ」という言葉を思いおこすジェイ。

 

ジェイ「私が、知らされていなかった何かが起きていたに違いありません」

 

名家の娘が殺人犯として、真っ先にターゲットにされたことや、その情人騒動などもあり、事件はセンセーショナルで、私怨が絡むのか、それとも巻き込まれたのか?と、ずっと漠然としていた、開城ミン府伊一家毒殺事件に、明確な動機があったことに気づいた一同。

 

ガラム「なぜ、密書など書かれたんでしょうか。いえ、もし、本当に密書を書かれたのなら、それを誰かに預けて・・」

 

そこまで言いかけて、はっ・・・と、一人の人物を思い出すガラム。 

 

ガラム・ジェイ「「開城府の判官様!!」」

声をそろえる二人。

 

ジェイ「(ファンに)開城府で判官をしていたのですが、訓錬都監(首都防衛軍)の指揮官(都事)に出世したので、漢陽に移動したのです。府伊は彼を信頼していたので、家にも通っておりました。もし、府伊が、信頼できる誰かに密書を託すとしたら、おそらく彼に違いありません」

頷くガラム。

ジェイ「その方に会う必要があります」

 

ミョンジン「チョハ・・訓錬都監に行って、彼に会わねば・・・」

 

チョハ・・と呼ばれたファンの、じと~っとした視線に気づき、ピタっと停止したミョンジン。

真一文字に閉じた口を、パっと押えると、ガラムもそれに合わせて、「チョハ・・」と頭を下げる!

 

気づいちゃってたものは、しょうがない。🤭

 

~訓錬都監 役所前~

退勤時を待っていた四人。

 

ガラム「あ、出てこられました!」

二手に分かれて、あとを追います。

 

屋敷の前まで来たところで、ガラムが先に進み出る。

ガラム「ナウリ・・・」

都事「そなたは・・・開城の府伊の屋敷の・・・。では、やはり、私の見間違いではなかったのだな。だが、どうやって、王城に入ってきたのだ? まさか、官碑にならずに逃亡してきたのか?」と質問してきます。

ガラム「アッシと一緒に来たんです、ナウリ」

その言葉を合図にしたかのように、後ろから、姿を見せるジェイ。

一礼したジェイを見て、「そ、そなたは・・」と言葉を失う都事。

ジェイ「はい、ナウリ。ジェイです」

周囲に気を配る都事。

都事「どうやって生きていたのだ。崖から転落して死んだと聞いていたが・・・」

ジェイ「なんとか生き延び、身を隠しながら、自分の家族を殺した真犯人を探してまいりました。」

都事「真犯人を探すだと? 一体、どういう意味で・・・」

ジェイ「ナウリ、もしかして、秘密裡に、父がナウリに託した手紙があったのではございませんか?」

都事「・・・・・」

あるともないとも答えない都事。

 

ジェイ「まだ、その手紙をお持ちでしょうか?」

都事「何も言うことはできぬ。真犯人とやらが本当にいるかいないかもわからぬ。だが、現時点では、そなたは家族を殺した殺人犯ではないか」

ガラム「いいえ、違います、旦那様! アッシは罠に嵌められたのです。本当なんです! どうか信じてください!」

ジェイ「もし、手紙を受け取っていたならば、どうか、私に渡してくださいませ」

都事「昔馴染みの間柄ゆえ、そなたには会わなかったことにしよう。二度と、私に会いに来てはならぬ!」

ジェイパパが信頼するくらいの人なので、実直な人なんでしょうが、少々、頭が固そうというか、ちょっと頑なです。

それでも、ジェイを見逃すと言ってくれたのが、最大の譲歩なのかもね。

 

その時、突然、背後から「そこに控えよ」と声が聞こえる。

二人の若い学士が前に立ちふさがったのを見て、不審そうな都事。

ミョンジン「礼を尽くしなさい・・・しないつもりか。この方は、この国の礎、世子チョハであらせられるぞ」

ミョンジン、まったく相手にされないじゃん。

 

しかたなく、身分証を掲げるファン。

さすがゴージャス! 木片じゃないし~、文字は金色だし~(笑)

っていうか、身分証あるんだ(笑)

 

いやいや、助さん格さんだって、黄門様の印籠がなきゃ、ミョンジン同様、毎回、苦労したはずだもん(笑)

  

息を飲む都事、すぐさま、その場に土下座です。

都事「せ、せ、世子チョハ!!」

 

ガラムも一緒になって神妙な顔してる(笑)

 

~マンヨンダン~

結局、マンヨンダンに戻ってきたんですね。

 

ファンに封筒を差し出す都事。

 

都事「これが、府伊から託された手紙です」

中を確認するファン。

思ったとおり、ジックンドが出てきました。

 

ファン「ところで、どうして、そなたはこの手紙をまだ、手元に持っているのだ? 府伊はおそらく、誰かに渡してほしいと言ったはずだが。」

 

それは、ここにいる全員の疑問です。

 

都事「これを、左相大監に渡すよう、頼まれたのですが、私が訓錬都監の都事として呼ばれ、漢陽に来てすぐに、私の母が急死したのです。葬儀の手配など、忙しくしているうちに、今度は、府伊一家についての悲報を聞くことになりました。この手紙を届けることで、危険に巻き込まれるかもしれない、と恐れたのです。ですが、府伊の頼みでもあり、その手紙をもって、左相大監の屋敷に行ったのですが・・・左相大監の家に、義禁府が押し入ったのを見たのです」

 

例の、スモモの木の放火事件の際、火薬やら蜜蝋やらの購入履歴に名前があって、右議政の罠にはまった時のことだね。

 

都事「恐くなった私は、またもや、手紙を届けることができなかったのです。ですが、府伊との約束を果たすべきでした。(ジェイに)すまなかった」

 

ジェイ「とんでもありません、ナウリ。あなたは、どんな状況でもこの手紙を捨てずに、こうして、保管していてくださいました。感謝申し上げます。」

頭をさげるジェイ。

 

ミョンジン「本当に暗号だ。なんといってよいか、思い浮かばぬ。サヒョンはどうですか?」

ついいつもの調子で話しかけてしまい、ファンからも、都事からも、ちらっと見られてしまうミョンジン。

すぐさま「チョハ・・・」と、言い直す(笑)

 

父の筆跡を見ながら、ジェイもまた、なんとも言えない気持ちになり。。。

 

~隠し部屋~

その夜、一人、暗号の解読を試みるジェイ。

しかし何度、書き並べても、思ったように、意味のある文章にならず。

 

そりゃ、暗号の鍵も解法のパターンもなんも持ってなきゃ、解読は厳しいと思う。。

 

~宮殿 庭~

掃除用具を手に前を行くジェイを見かけたソンオン。

 

声をかけるのを躊躇っていると、ジェイもまた、そこで立ち止まり、考え事をはじめる。

 

ジェイ「(あのジクンドが左相大監宛てだったとしたら、あの方には読むことができるはず。なぜ、父上はあれを書いたのだろう?私が知らないなにが起きていたのだろう?)」

水の入った手桶を持とうとした時、先に持ち上げたのは、ソンオン。

 

ジェイ「正郎様・・」

ソンオン「どこに行かれるのですか?」

ジェイ「ああ、今日は、書庫を掃除する予定なんです。私が運びますので・・・」

ソンオン「そのようなか細い腕で、どうして運べるというのだ?」

そういうと、さっさと運びはじめるソンオン。

まったく、あっちでもこっちでも、女子とわかった途端に、女の子扱いが始まったわ。

 

ジェイ「??? 私が運びます~、ナウリ~~」

そんなことされたら困りますぅ~~とばかりに、箒をもって、追いかけるジェイ。

 


~ミョンガンの部屋~

未だ、目を覚まさないミョンガンを見舞うファン。

 

部屋の外に出てきてから、控えていた内官や尚宮に、「大君が目を覚ましたら、すぐに知らせてくれ」と、ことづけるファンの表情は重く。。。

 

~書庫~

結局、手桶を持ったまま、一緒に、書庫までやってきたソンオン。

ジェイと話をするつもりできたんだよね。

ジェイがファンと一緒にいないタイミングを見つけるのは、なかなか大変だもんね。

 

ジェイ「ありがとうございました、ナウリ」

ソンオン「これまでも、ずっと大変だっただろう」

ジェイ「いえ、とんでもありません! 東宮殿の内官としての務めですので・・」

 

ふと周囲を見回すソンオン。

ジェイ「?」

ソンオン「夜は・・・どちらで寝ているのか・・」

ジェイ「チョハが、私のために、居室を与えてくださいました。・・どうして、そのようなことをお訊ねに・・・それに、どうして、そのような普通の言葉遣いでお話になるのですか・・なんで突然・・」

さっきから、違和感しかないジェイ。

 

もう・・・胸がいっぱいで、言葉に詰まるソンオン。

 

ソンオン「ありがたい・・・生きていてくれて・・・」

 

ジェイ「・・・・・・!」

 

ソンオン「すぐに、気づくことができなくて、申し訳なかった・・」

じわりじわりと、涙ぐんでるのを見ただけで、私のほうが、一杯一杯だよ。

 

ジェイ「・・・・・・」

 

そして・・・扉に手をかけたまま、立ち尽くしているファン。

 

ソンオン「知っていれば、もっと世話を焼いてやれたのに・・・気遣いが足りず、申し訳なかった・・・」

 

小さく首を振るジェイ。

 

ジェイ「ナウリは、私がミン・ジェイだと気づかれない時でさえ、十分、よくしてくださいました。四方位事件の際には、人々は、卑しい身分の内官と争うことになったあなた様のことを嘲笑されたのに、ナウリは、人の命を救うのが先決だとおっしゃって、下級内官の私の話に耳を傾けてくださいました。私は、ミン・ジェイとしても、人間としても、あなた様から、十分敬意をもって扱っていただきました。」

 

実は、ここで、理路整然と話しはじめたジェイに、なによりも驚いたよ。

 

確かに、散々、ソンオンに話をするシチュエーションを何百通りも考えてきたのかもしれないけれど、これって実際に、ソンオンに対して、ものすご~く距離をおいてる言い方だよね。

 

ソンオンはね、そんなことを言われたいわけじゃない。

 

ソンオン「なぜ・・・なぜ、私のもとにこなかったのだ?」

 

ジェイ「・・・・・・・」

 必死に、律しようとしているジェイ。

 

この問いかけが、この三人の、三角形が歪んでしまった、最初の出発点だったのかもしれないし、どんな答えをもってしても、ソンオンの気持ちが晴れることはない気がします。

 

ファンの、時が止まったような、この眼差しに、

どんなに、綺麗事を並べようと、拭えない罪悪感が詰まっているような気がしてなりません。

 

この場にいるべきではない、と外に出ていくファン。

書庫の前庭で、立ち尽くし、残してきたジェイとソンオンを想うだけ。

 

ジェイ「私は、家族を殺した真犯人を探しています。それは、私の当面の身の安全よりも、もっと重要なことでした。」

ソンオン「チョハは・・いつから、ご存じだったのですか? 最初から、あなたが女人だと知って、傍におくことになさったのですか?」

ジェイ「私が、チョハに初めてお会いした時、チョハは、ナウリの元に行くようにおっしゃいました。何度も、私を送り出そうとなされました。その都度、チョハのお傍におります、と主張したのは私でした。」

 

ソンオンを目の前にして、ファンは悪くない、悪いのは自分なのだ、とかばうジェイ。

 

ソンオン「女性の身で、内官の制服をきて、宮殿にいることがどんなに危険なことか、わからなかったのか? あなたが危険な目に合うというだけではなく、世子チョハをも危険にさらす可能性があるのに。あまりにも、危険な行為ではないか!その制服を脱ぐのに、遅すぎることはない。世間に知られ、物事がこれ以上悪化する前に、私と共に、宮殿を出なければなりません」

ジェイ「・・・・・」

 

そういって、手を差し出すソンオンに、

返す言葉は、イエスではありません。

 

ジェイ「ナウリ、私は・・・内官の制服を脱ぐ日が来ても、ナウリの婚約者のミン・ジェイとして、戻ることはできません」

 

100歩譲って、もう、ソンオンに嘘はつかないと決めていたとしても、これを言うことが絶対条件だったとしても、

 

生きていてくれてありがとう、気づけなくて、一人で辛い思いをさせて、申し訳なかった、と言ってくれた相手に対して、まずは、先に言う言葉があるだろう、と思うのよ。

 

実際、ソンオンが、コ・スンドルの正体を知る前に、ファンとジェイの間の気持ちについて、先に予感めいたものを感じていたことは救いだったよ。

もう、どうあっても、覆らないのなら、心の準備があった分、まだ、ましだったような気がする。。

 

ソンオン「・・・もしかして、チョハのことを・・・」

ジェイ「・・・・・・」

ソンオン「いや、それは、聞かないことにしよう」

差し出した手をおろすソンオン。

 

ソンオン「だが、私たちは、すでに、婚姻の申し込みの書と、許婚の承認の書を交わしている。つまり、それは、基本的に、我々が婚姻したも同然であるということだ。私が、許婚の承認書を持っている限り、あなたは、私の女人なのだ」

 

 

ジェイ「・・・・・・あなた様はすでに、そのような物では、私を手元に置くことはできない、とご存じのはずではございませんか。どうぞ、これ以上、私のことはお待ちにならないでください、ナウリ。どうか、新しいどなたかを見つけられ、幸せになってくださいませ。これが、私が、心の底から、ナウリにして差し上げられる、全てです」

 

ソンオン「・・・・・・・」

言いたいことは、山のようにあっただろうし、正直、問い詰めたいこともなじりたいこともあったに違いないし、なによりも、ジェイに会ったら聞いてほしいことがあったはずなのに、全部、飲み込んだんだよ、この人は。

 

たとえ、100歩譲って、自分に未練を残すことなく、前をむいて歩いてほしい一心だったとしても、あなたが、ソンオンの今後を語るのは、「余計なお世話」以外の何ものでもないよね。

少なくとも今じゃないと思う。

 

確かに、涙ながらに謝りたおせばいいのか、それで許される問題なのか、という気持ちもなくはないです。

でも・・でも・・・なんだかね。。

 

これくらいは、言ってもいいかな?(苦笑)

 

 

ソンオンが静かに、立ち去ったあと、立ったまま、その場で、ぐっとこらえているジェイ。


 

 

~書庫 前庭~

 

ソンオンが出てきた時、ファンが後ろ向きのまま、立っていました。

 

その背中を見た時、本当は、もう、わかってしまったんでしょう。

それでも・・それでも・・ジェイへの想いは、そんなに簡単に切り捨てられるようなものじゃないはず。

 

ファンのそばまで来て、一礼するソンオン。

 

ソンオン「なにかございましたでしょうか?」

少し厳しい表情で、ソンオンに向きなおるファン。

ファン「それが私に言うべき言葉の全てか?」

いっそ責めてくれれば、と思うのは、傲慢だよ。

 

ソンオン「・・・・・・・いつか、もし、あの方が生きて戻り、無実が証明された時には、私の元に彼女を送ってくださると、約束してくださいました。“断金之交”と申します。友との間の約束です。私たちの交わした約束についてお任せいたします」

※金属(鉄)をも断ち切るほどの強い友情に支えられた交わり

 

ファン「どうして、その約束を守れようか? 女人は“もの”ではないのだぞ」

 

ずいぶんなことを言ってくれるじゃありませんか。。。

振り返るソンオン。

 

なぜ、ソンオンが非難される側?

“もの”だと思ってないからこそ、こうして、今、一人で書庫から出てきたんじゃん!

 

ファン「たとえ、許婚の書を持っていたとしても、決心した女性を引きずり出したり、意に反して縛りつけることができると思うのか?」

 

ソンオン「もし、法や義務を理解している女性であれば、彼女自ら、私のもとにまいるでしょう」

 

ほら、ソンオンは、決して、許婚書を盾にしているわけじゃない。 

もう、すでに、法や義務よりも、自分の意志を優先させる女性だとわかってるから、あえて、こう告げたんだよ。

 

ソンオンにとって、許婚書は、ずっと心の支えだったんだもの。

 

 

 


 

 

★『青春越壁』18-3 雑感★

 

このドラマが始まって、ずっと、ファンとジェイの恋愛には、ただし書きがつきまくりで、それを折に触れて、雑感やピンク字でも書いてきたのですよね

 

なので、ソンオンが、「コ・スンドルがミン・ジェイである」と気づいてからの行動や諸々の流れを心待ちにしていた部分もあるんです。

 

私、恋愛至上主義なところがあるので、苦しい恋愛もばっちこい!ですし、頭ごなしに、今の状態を責めるつもりもないんです。

時に、意図せずに人を傷つけてしまうことだってあるし、そんな中で、ジェイがファンのことを好きになったのも、普通に理解しますが、人間としての魅力があってこそ・・そういったネガティブな部分をリカバーできる気がするんですよね。

 

ファンだって、本当は、非難される覚悟は出来ていたはずなのに、それなのに、いざとなると、ジェイのため・・、あえて、こんな頓珍漢なことを言ってしまうんだろうか。

 

ここで、ある程度、ソンオンとのことに区切りをつけることができれば、あとは、エンディングに向けて、今まで以上に危機に陥るであろうファンとジェイの二人の結びつきを心から応援するというスタンスを得られるのかな、と勝手に思っていたんです。

 

最終回まで、楽になるな、ということなんでしょうか(笑)

 

 

★『青春越壁』18-4に続く★