前回、舌診や未病について少し記事にさせていただきましたが、意外に反響がありビックリしています
皆様もどこか現代医療に対して疑問があったり、西洋医学的な治療だけでは健康維持ができないのではないかと、心のどこかで感じているのかもしれませんね
今回は、引き続き未病について少しだけ書いていきます。
皆様、『細絡(さいらく)』をご存知でしょうか?
先日来院された患者様に静脈瘤が気になるとの相談を受けました。
しかし、静脈瘤はボコボコと血管が浮き出てくるものを言うのですが、
その患者様はこのようなものは見られず、ボーフラ状のうっすらとした毛細血管のようなものが浮き出ているだけで、それをこするとすぐに消え、手を離すと元に戻るといったものでした。
果たしてこれはなんなのか
そう
『細絡(さいらく)』です
細絡とは東洋医学的に『瘀血(おけつ)』があるところに出現すると言われています。
では、『瘀血(おけつ)』とはなんのか
瘀血とは循環障害のことです。
冷えやこり、急性期のケガの時など、様々な場面で見られますが、
何らかの原因で、身体の血行が悪くなったときに細絡が現れます
今回の患者様は、冷えが原因だったので冷えを取り除く治療をしましたが、
こういった細絡などを早期に発見することで、病気に発展する前に病を退治することが出来ます
ブログをご覧の皆様も、ご自分で身体の辛い部分をよく見てみてください。
(肩や腰にもみられます)
もしかしたら細絡があるかもしれませんよ
それでは