8:2(2:6:2)の法則

割と有名な法則ですよね。

例えば、会社の利益の8割は20％の社員が稼いでいて、
残りの2割の利益を80％の社員が稼いでいる。　とか

世の中の富の8割を20％の人が持ち、2割を80％の人が持つ。　
（まあアメリカでは数パーセントの人が9割の富を独占している
という話もありますが。歪んだ国です）　とか。

もうちょい細かいところでは、2割のチョー良く働く働き蟻と、
そこそこにしか働かない6割の普通の働き蟻と、全くサボって
ばかりの2割の怠け蟻、という比率で蟻社会は構成されている
と言われとります。

人間社会も同じようなもんです。

じゃあ少数精鋭部隊を作りたいからと、よく働く2割のトップクラスだけで
集団を作ってみても、しばらくするとまた２：６：２の割合になって
しまうらしいです。

で、怠け者のダメな奴らを集めても、今までダメだった奴らの中から
よく働くのが出てきて、2：6：2の比率になるんだってさ。
（ここでまた働かない2割は真のクズ（笑））

これぞまさに神の采配。

個々には何の責任もなく、集団としての自然の法則（神の采配）が、
働き者と怠け者の役割を分けているとしか考えられない。

つまり、あなたの周りにいるすっげー嫌な奴とか、住宅街の真ん中の自宅庭でう○こを
ぐつぐつ煮てしまうサイコな人も、一時話題になった「引っ越せおばさん」も
オレオレ詐欺をするクソ野郎も、通り魔殺人の犯人も、神様から
「ん～、一定数のクズを選ばなきゃね～」としてダメな方に選ばれし憐れな人達なのだ。

そう考えると、そうしたクズ人間も、役割を全うする為に生まれてきているである。
どうしてそうしたかはまさに神のみぞ知る、の世界。

そういった人間に対して、怒りを持ったり、憎んだり、いつまでも許せない
気持ちを持つ、という行為こそ神の意思に背く事かもしれない。


わしも世にはびこる悪（大小合わせ）に対して、激しい怒りを覚える事も多いが
少し考え方を変えてみようと思う。


あ、でも勿論自分がそういったクズと対峙しなければならない時は、
全力でそのクズをボコボコに殴りますけどね！