前回のAttack富士での違和感(異音)についてです

違和感はストレートで感じました
200km/h以上になるとほんの気持ちのバイブレーションと共に若干の異音(ハブベアリングがダメになった時のようなゴーッという類の音)が出ました
最初はフラットスポットが軽く出来たのか?と思うような振動ですが1アタック目に違和感は無かったしそこまでのブレーキングもしてなかったのでチェックしました

その結果がこちらです

わかり易いようにズラしてます

ローターとキャリパーが未だ干渉してました
キャリパーも削れてしまっています
通常時に音がせず少し経ってからしていたのはタイムアタックして温度上昇(熱膨張)したタイミングのみで干渉するようです
※前回作業時は干渉せずクリアランスもある事を確認して装着していましたが熱膨張を考えるとそれでもダメなようです

しかも当たったり当たらなかったりしているようでムラがあります
上の写真のローター上部と下の写真を見比べると錆がある(こっちが普通)のに対して上は研磨されて良い感じになってます
接触したりしなかったりがそのままバイブレーションの原因だったようです

スペーサーを入れる事で解決出来るので今回はそれで作業して貰いました
何が原因か?なんとも言えないのですが新品時に品番違いのブラケットを付けてしまったのか、若しくは元からこうなのか真相は不明です
ちなみにリアのブラケットについてはあからさまに寸法ズレてましたので多分そういう事だと思います(爆)

干渉してるのがわかった時点でメーカーにも問い合わせましたが今までそういうのは起こった事が無いと言う事でした
色々と考えられる可能性もあるので原因追求についてはこの辺でやめておきます


ストレートでのバイブレーションはタイヤのフラットスポットやデブリでも勿論発生しますがこの場合のように根本的にトラブルが起きてる可能性もあるので注意が必要です
タイヤ起因だと前回の私のポルシェのようにバーストにも繋がりますので常に疑う感性は持っておくと良いと思います
35Rは特に元から色々と音のする車なので(笑)異音に気付かず悪化しているなんて事を避ける為にも定期的なチェックもオススメします




追加でこちらも作業してました
M14ハブボルトへの交換です
某ドイツのメーカーは80年代からM14使ってます
個人的に国際コースを走る35Rのマストメニューだと思ってます



Attack富士の写真





上記ブレーキについての詳細が気になる方は直接私に聞いて下さい(笑)

それでは