【MORe Dance スペシャルインタビュー】Beverly
日本の音楽シーンに彗星のごとく現れたフィリピン出身の女性シンガー、Beverly。
突き抜けるようなハイトーンボイスが印象的で、彼女の楽曲「I need your love」がカンテレ・フジテレビ系4月期連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の主題歌に大抜擢。
5月にデビューアルバム「AWESOME」をリリースする Beverly の、デビューまでの軌跡を辿る。
まずはシンガーを志すようになったきっかけから聞かせてください。
歌手になることは子どもの頃からの夢で、家族みんなの夢でもありました。
でも小さい頃はとてもシャイだったので、私が歌手になったことに友達はとてもびっくりしています。
昔はカラオケでも恥ずかしくて歌えなかったくらいなので。
母のサポートによって現在の私があると思っていて、母が歌の才能を見出してくれたおかげで、今こうしてたくさんの人たちの前で歌えるようになりました。
何よりも音楽を通してみなさんをハッピーにすることで私自身がとても幸せな気持ちになれます。
シャイだったとのことですが、歌うようになったのはいつから?
8歳くらいから歌い始めました。
ラジオで音楽をよく聴いていたんです。
私の歌声を聴いた母のすすめもあって、9歳頃からボイスレッスンに通うようになりました。
ではその美声は天性のものなんですね。
はじめは自分でもこんなハイトーンが出るとは思っていなかったんですが、ボイストレーニングをしていくうちに出るようになりました。
自分の声を初めて聴いた時はびっくりしたし、とても嬉しかったですね。
デビューを掴むまでの道のりはどのようなものでしたか?
これまでたくさんのイベントに出させてもらいました。
日本のいろんな場所でも歌わせていただいて、歌うことが大好きなので苦労とは思わずに楽しんできました。
歌以外にも日本語を覚えたりマナーを学んだり、毎日が勉強です。
これからもいろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。
さまざまなコンテストも受けてこられたとか。
はい、フィリピンではたくさんのコンテストに出てきました。
そして2013年にはアメリカで開催されたコンテストにも出場しました。
海外での挑戦はそれが初めてだったのでとても緊張したんですが、最優秀賞を受賞することができて、自信がつきました。
母国ではなく日本のデビューを望んだのはなぜですか?
子どもの頃からずっと日本に行きたいと思っていたんです。
昔から日本のアニメやアニメソングが大好きで、少しずつ日本語を調べたりしていました。
もちろんフィリピンも大好きですが、自分の力試しでどこまで出来るか挑戦してみたかったんです。
それで日本に来ました。
じゃあ将来的にはもっとワールドワイドな活動を視野に入れている?
はい!
もっと成長していく過程で世界にも挑戦していきたいです。
楽しみですね。
日本語の歌も歌っていますが、難しいですか?
難しいです。
特に発音がフィリピンとは違うので。
日本語で会話するよりも歌う時の方が難しいと感じます。
でもいつか日本語の歌詞を自分で書いてみたいと思っています。
では自身の歌、歌声を通してどんなことを伝えていきたいですか?
今は日本語がまだ上手くないのですが、歌を通してみなさんとコミュニケーションができていると思います。
私の歌を聴いてみなさんがハッピーになってくれたら嬉しいです。
今後の活動に向けて意気込みを聞かせてください。
将来は日本で全国ツアーをして、いつかはワールドツアーもしたいです。
ライヴ以外にもテレビやラジオなど、いろんなことにチャレンジしたいです。
作詞作曲もしていみたいと思っています。
そして日本のアーティストとご一緒できたら嬉しいです。
ですが私はスタートラインに立ったばかりです。
これからみなさんに素敵な歌を届けられるように頑張りますので、応援をよろしくお願いします!