白くまと

ハグしそうになりました。




ハグして欲しいと言われてる気がして、

そんな事思われたの久しぶりかも

とか感じたりして、

ついつい白くまの身体の中に

吸い込まれそうに。




宿泊したホテルのロビーに

この白くまがいたもんで、

他のお客さんの目がなければ

間違いなくわたしは白くまを抱いていた。

いや、抱かれていた。




さすがに白くまだから

チョメチョメはないけども、

そんなのあったら

不適切にもほどがあるけども、

白くまの温もりには興味があったな。




山出さん、

ちょいと寂しいのかい?




そんな白くまの声も聞こえてきそうだ。




あたし?

よせやい!

ちょっと浸ってるだけさ。。。




なんて事を云々しながら

白くまをパシャパシャ撮ってたら

他の宿泊客に


「このクマ、有名なんですか?」


と聞かれてしまいました。




こんな白くまに食いつく人

そりゃいないもんね。

有名な展示物かと思わせてしまって

どうもすいません。




でもこう伝えました。



「はい、僕にとっては」



と。




変な空気がロビーに流れました。



おしまい。







今日の野球あるある。



「昔の捕手って、打者に話し掛けて集中力を削いだよね」