先週末からライブウィークである。
すべて大橋トリオのツアー絡みではあるが、
まずは4月7日、
蒲池眼鏡舗8周年記念・伊澤一葉ピアノソロライブ。
大橋トリオのツアーメンバーとして見る一葉さんは都会的でトークもスマートな印象。
ライブはもしかしたらギラギラ、オラオラな感じ?
と思いきや、思いの外シャイな方で。
「修行のつもりでソロライブに挑んでる」
みたいなことおっしゃって、
「皆さんは、その、修行に付き合わされているのです、気の毒に」
いえいえ、楽しかった。大変良かったです。
初めて聴くヴォーカルも新鮮で。
詞の世界観が壮大すぎて、よくわからない感じはあるものの、曲調はかなり好み。
友人は「NHKのみんなのうたで聴きたい感じの曲だったね」と言ってた。…まさしく。
一葉さんは間違いなくモテますね。
そして4月8日、
大橋トリオ「STEREO」ツアー@福岡市民会館。
11年目の大橋トリオ。
バンド編成も厚く、最強の布陣。
照明やセットもお金かかってるし、
トリオ氏の曲間トークもこなれてきて、
もはや大橋トリオのライブは盤石。
楽しかった。
ステージ上のトリオ氏もメンバーも楽しそう。
音楽の喜び、幸せが充満しとる。
「STEREO」はCDで聴く以上にライブでこそ映える、良いアルバムだなぁー。
そして4月10日、
THE CHARM PARKソロライブ@sazae。
チャーム氏のパフォーマンスを見るのは2度目。
1回目は昨年、福岡UNION SODAで開催されたキトリ、赤い靴など大橋トリオファミリーのジョイントライブだった。
チャーム氏にとっては今回が初ソロライブツアー。
朋友 神谷洵平(Dr.)とキーボードToshiさんがチャームくんの門出をがっちり支える。
いつもながら神谷くんのアグレッシブなドラム。
スティックを持ち替えるタイミングの素早さ。
千手観音か。独特。他にこんなドラム叩く人を見たことがない。
大橋トリオのツアーに帯同するようになる前、チャームくんは一度大手レコード会社からバンドデビューしていたそうだ。
Hemenwayというバンド名。
YouTubeで見たけど若いわぁー。チャームくん別人。
(当時はヴォーカルではなく作詞作曲ギター担当)
アニメのEDなどタイアップもあったり恵まれたデビューだったみたいだけどね。バンドは方向性の違いから解散した、と(ま、バンドにありがちな話)。
そこから今に至る暗中模索たるや!…ってよく知らんけれども、大橋トリオと出会えてほんとよかった。
今やチャームパークのいないトリオツアーなど考えられない、…って長いな、この話。
とにかく、だ。
そんな万感の思いが溢れ返る、渾身のパフォーマンス、誠実な人柄そのままに素晴らしいんだけど、
歌い終わりにもう少し、余韻が欲しい。
すぐに「ありがとうございます!」って言わないで、ゆっくり深呼吸して5秒待ってくれんかな。
バラードは特に。じんわり泣かせちゃってくれよ。
※あくまでも個人の感想です