本田健公式ブログ -2ページ目

本田健公式ブログ

著書累計800万部突破の作家の本田健の公式ブログです。
お金・ビジネス、恋愛や結婚、才能、人間関係など幅広い分野の
「人生が変わるきっかけ」となる情報をお届けしています。

<読者からの質問>

健さんの本に「愛でいっぱいな人がお金に愛される」と書いてありましたが、自分は愛でいっぱいな人ではないな、と思ってしまいます。愛で自分を満たすにはどうしたらいいでしょうか?


<本田健からのお応え>

まずは、自分が好きなものを増やすことから始める問いと思います。例えば日常的に、食べ物だったらこれが好きだなとか、映画だったらこれが好きだなとか、何かポジティブに考えられるようなものを増やしておくと、その分だけ何かが好きだな、愛おしいな、愛しているなという感覚が増えてくるでしょう。お花が好きな方は、毎日見られるところにお花を生けておくというだけでもいいでしょうし、道で咲いている花を見て愛でるのでもいいです。とにかく何かが好きだな、愛おしいなと感じる感覚を育てることです。

自分が何を愛おしいと思えるか普段あまり意識してない方は、改めて書き出してみるのもいいでしょう。日常的に、一つずつ自分が愛しているものや好きなものを増やしていくのは、単純なようで、すごく大事なことだと思います。

高い、安いではなく、自分が好きなもの、自分が大好きだなと思うものに囲まれるのがいいと思います。それはグラスでも洋服でも何でも構いません。そのうちに自分が何かこれが好きだな、愛おしいなという感覚がどんどん増えていきます。その頃には、今よりも愛で満たされていることでしょう。

 

以前、雑誌のインタビューを受けました。そのときに、経済的に成功している人は、普通の人とどんな違った習慣を持っているんですか?と聞かれました。これはおもしろいテーマだと思いました。一冊本を書いてもいいかなと思うぐらいです。あまりベストセラーにはならなさそうですが、、。

幸せな小金持ちの人が普通と違うのは、自分の好奇心を大事にして生きているところです。朝起きたときから、ある意味で子どものようにワクワクしています。元々そういう人間だったから楽しい毎日を送っているのか、それとも、好きなことをやっているから、楽しくなっているのかはわからないところがあります。

好奇心の強い人は、自分の心の赴くままに何でもやります。新しいことにチャレンジしたり、人にいろんな質問をしたりするのが好きです。流行っているお店があれば行ってみる、おもしろい人がいれば会いに行く、海外に行ってよかったという友人がいれば実際に行ってみます。

そんな感じで、フットワークが軽いのも特徴です。行動力があるというよりも、「面白そう!」と思っているうちに、体が動いてしまうという感じなのでしょう。彼らには、ふだんから何かあったらすぐ動こう!というメンタリティーがあります。そういうノリが習慣と言えば、習慣になるのではないでしょうか。試しに、「迷ったら、とにかくやる!」というポリシーでやってみてください。すると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

もうひとつ、彼らに際立った習慣は、情報を周りの人と共有することです。ブログをやるというだけでなく、ちょっとしたことを友人に知らせるのです。「今こういうことをしてるよ」とメールしたり、電話します。特に用事が無くても、メールしたりすることで、友情が保てるのでしょう。そのやりとりの中で、ヒントをもらったり、チャンスをもらったりするのです。たとえば、「今ハワイに来ています」とハワイが好きな友人にメールすることで、現地のおもしろい人を紹介されたりするのです。それがきっかけで、新しいビジネスがはじまったりすることも多いようです。

本田健

 

前回に引き続き、作家がどのようなリサーチをするのかについてお話ししましょう。

まず、文芸やミステリー作家は、あまり資料はいらないかわりに、取材旅行というのをします。一人で部屋にいて、自分が書く本の舞台になる場所を訪れ、天気、景色、匂いなど五感を使って、情報を取りに行きます。いい旅館に泊まって豪遊するというよりは、普通の小料理さんに行って、地元の人と世間話をして、ヒントをもらうような感じです。お店に行っても、さりげなくその地方の名産、習慣、言い伝え、方言などをメモして帰ってきます。その取材メモをもとに、原稿と向き合うことになります。

ノンフィクションの本を書く作家は、もっと大変です。最近は、インターネットでいろんな情報があるので、だいぶラクですが、それでもちゃんと裏を取らないと、後で恥をかくことになります。最悪の場合、出版後に回収ということになります。インターネットで下調べした後は、そのテーマに関する関連した本を買い漁っていきます。

僕が本を書くときは、テーマによりますが、その本のための取材ということはあまりしません。それよりも、ほとんど毎日が取材であり、読書も、将来の本のリサーチのようなところがあります。普段ランチやディナーを食べたり、パーティーで会った人とのちょっとした会話が、本のヒントになるのです。そのために、一瞬も気を緩められないというわけではなく、普段の生活がそのまま取材活動になっているともいえます。

このスタイルを確立するのに、10年かかりましたが、一旦うまくいくと、本が量産できるようになります。なぜなら、ずっと取材しているので、書くよりもネタが貯まってしまうような状態だからです。商売で言うと、仕入れをしないと、売上が立たないわけですが、仕入れが十分だと、売り物がいっぱいになるわけです。そういう意味では、おもしろい生き方をしている人は、作家に向いているかもしれませんね。

 

本田健
 

以前、作家の着想という話をしました。今回は、作家のリサーチ
という話をしましょう。本のアイデアを思いついたら、次はリサーチです。本を形にする前に、舞台設定や時代背景を調べておく必要があります。

各種データや物語の核となる部分をしっかりつかんでから、本を書き出します。あるいは、調べながら書き進めていきます。ミステリー小説を書く人も、ノンフィクションを書く人も、時代背景など細かいところで間違いたくないという気持ちがあります。特に、ノンフィクションの作家は、間違いが許されないと思うので、資料を集めてしまうのです。司馬遼太郎が「坂の上の雲」を書いたとき、日露戦争関係の古本が神田界隈から消えたという伝説もあります。そこまででなくても、いろんな本を買って、参考資料として読んでいく作業が必要になります。古本の中には結構高価なものもあって、初版が6000部だと大赤字になってしまいます。司馬遼太郎さんぐらいになったら、本屋さんを丸ごと一軒買っても大丈夫でしょうが、普通はそこまでの予算は取れないでしょう。出版社が用意してくれると一番いいのしょうが、そこまでやってくれるところは今ではないようです。一部の売れっ子の作家には予算がさけても、普通の本には難しいでしょうね。打ち合わせの食事などはできても、資料にまでは予算は取れないでしょう。

そんなわけで、いきおい資料代は、作家の自腹になります。商売で言うと、仕入れのようなところもあるので、やはりそこをケチると先々ネタ切れになってしまう心配も出てきます。作家のなかで、売上に対する経費率なんかを計算する人はいないので(そもそもそんな人は作家にならない!)、気がついたら、売れない本のために、膨大な資料を買い込んでしまうということになってしまうのです。そうなると、もう趣味のようなものかもしれませんね(笑)。
 

本田健

今、金の価格が高騰していることをご存じでしょうか?

日本円の現金は、金に換算すると価値に減っています。ですが、多くの人は預金通帳の金額がほとんど変わらないので、自分の財産が減ったことに気がついていません。

というもの、日本人のほとんどは、

「無駄遣いするな」
「できたら貯金しろ」
「保証人になるな」

の3つしか、親から教わっていないからです。

でも、実際には無駄遣いが人生の楽しみでもあります。必要最低限の物しか買わなくて、洋服は1着でいい、家具もいらない、もちろん極力外出も控える、ということになると、つまらないでしょう。

そういう意味で、お金とどう付き合うのか。本当は小学校ぐらいで教えたらいいと思うのですが、誰も体系的には教えていなかったので、自分で体系化したのがお金のIQ・EQです。

IQというのは知性のことで、お金のIQには、「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」の4つがあります。

また、EQというのは、感情的な知性、感性のことで、お金のEQには「受け取る」「感謝して味わう」「信頼する」「分かち合う」の4つがあります。

今、円安が進んでいます。今年の年末には、アメリカの大統領選挙がありますが、世界経済の流れがどちらに向かうのか、この見極めが大事になるわけです。そういう意味で、株に替えたほうがいいのか、金などの実物資産に替えたほうがいいのか、海外にお金を持っていくのか。いろいろな知識(お金のIQ)を身につける必要があるわけです。

また、変化は私たちにチャンスと不安の両方をもたらしますが、それに対して精神的に平安であることがとても大切です。なぜなら、どんなに金融知識を身につけたり、お金をたくさん稼いでも、お金のEQを高めなければ、幸せや豊かさは感じられないからです。

お金のIQ・EQについては、いろいろと本にも書きました。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

本田健
 

今日は、幸せな小金持ちの趣味についてお話ししましょう。彼らは仕事を楽しんでいるので、趣味はいらないような印象を持ちますが、「人生を楽しむ」達人でもある彼らは、素人のレベルを超えた趣味をいくつも持っている人が多いようです。

例えば、カメラ。趣味で撮っていたのに、だんだんはまるようになり、自分の会社のニュースレターの表紙に自分の写真を使ったりします。最近は、そこまで高いカメラでなくても、とてもいい仕上がりになったりします。

また、サーフィン、スキー、ゴルフ、登山などのスポーツ系に行く人。ガーデニング、インテリアデザイン、絵を描く、楽器を演奏するなどのアート系の人。その人の興味によって違いますが、ひとつの趣味がまた次の趣味につながっていくということがあるようです。

趣味が高じて本業になる人もいます。例えば、食べ歩きが大好きで、家族でいろんなレストランに行くことを毎週末のようにやる人は、その後自分のレストランを始めたりします。普通の起業とはちょっと違うかもしれませんが、そんな感じで始まることもあるのです。その仕事に合う人材を見つけることができれば、うまくいくのです。そういう意味では、自分でやるわけではなく、上手に任せることさえできれば、どんな仕事でも成功できるのでしょう。

周りの幸せな小金持ちを見ていると、経費で落とせる趣味を持っているような錯覚を覚えることがあります。例えば、さきほどの写真の趣味は、すべて会社の経費で賄えます。会社のニュースレターのために写真を撮るわけなので、経費になります。人の講演を聞きに行ったり、本を読むのが趣味の人(僕です!)は、すべて経費で賄えます。お店をやっている人は、食べ歩きにかかるお金は、リサーチと言うことで、全額経費として落とせるでしょう。家族で旅行したとしても、ホテルは同じ値段だし、車で行けば、すべてが会社の経費でまかなえる可能性もあります。

もちろん、経費で落とすために趣味を広げているわけではないと思いますが(笑)、それだけ楽しいことと仕事が密接につながっているということでしょう。楽しいことを何年もやっていくうちに、それがセミプロになってしまうのも、集中力のなせる技でしょう。また、仕事にしなくても、趣味で楽しいことをやっていたら、そのままのノリでまた本業も楽しくできるのでしょう。
 

本田健

「豊かな状態=お金持ち」と考えがちですが、本当の豊かさとは、「経済的な豊かさ」だけではありません。

「経済的な豊かさ」は、あなたの夢や目標を実現するために大切な要因にすぎません。経済面は必要条件であって、十分条件ではないのです。

あなたが、好きなときに、大好きな人と、やりたいことを自由にできるのが、本当の豊かさです。そこには、直接お金は関係しません。

「本当の豊かさ」を実現するために、年間100万円あれば十分な人もいれば、10億円を必要とする人もいます。その金額は、あなたの理想の生きたい人生、やりたいプロジェクト、ライフスタイルによってまったく違ってくるでしょう。

日本のような自由主義の国では、あなたが望む人生を送る自由が保証されています。職業も、住居も、自分の好きにできるのです。だから、年間100万円で質素な生活をしてもいいし、1億円をつかって豪勢なライフスタイルをエンジョイしてもいいわけです。自分が本当にやりたいことをやるのが、豊かさの本質です。

もちろん、勝手気ままなことをしていいと言っているわけではありません。自分が心から価値がある、楽しいと思うことを周りと調和しながらやるのが豊かさです。

本田健
 

先日は、幸せな小金持ちのバケーションという話のなかでも、海外旅行などのちょっと豪華バージョンの話をしました。

でも、彼らが必ずしもずっと旅行に出ているわけではありません。普段は、意外に地味なミニ旅行やお金のかからないバケーションの過ごし方もしています。そんなわけで、今回は、同じバケーションでも、誰でもマネできるバケーションの話をしましょう。

長い休みを取れる人は、大企業の人に限られていると思います。普通は、4、5日ぐらい、土日をくっつけても1週間ぐらいでしょう。それも、たいていゴールデンウィークなど、同じ時期にたくさんの人が一斉に休みを取るのでどこもいっぱいです。

幸せな小金持ちの人たちは、合理的に物事を考えます。店がいっぱいで、どこにいっても渋滞に巻き込まれるようなときに、旅行に出ようとはしません。そんなときこそ、仲間と庭でバーベキューしたり、近所を家族全員で自転車で探検したりということをやります。高速道路や主要な道路が渋滞しているときこそ、自転車でウロウロするのは快適です。行楽地に向かう道路でなければ、意外と町中はすいていたりします。リュックサックにおにぎりをつめて、数時間都市の中で、ウォーキングというのも楽しいと思います。お寺、神社、ショッピング街など、3時間ぐらい歩くと、結構おもしろいものを見て回ることが出来ます。

またバーベキューなら、材料代ぐらいしかかからないので、これだと誰でもできるのではないでしょうか。バーベキューは、最初にすべてのセットを揃えるのに少しお金がかかりますが、その後は食材だけでいいので、一番安い趣味のひとつでしょう。そもそも道具も、スキーやゴルフのように何万もしません。最近では100均でも売っているぐらいなので、一万数千円もあれば、すべて揃えられるでしょう。

ちなみに、幸せな小金持ちの家には、ミニバンかSUV、バーベキューセット3セット、自転車、テントが完備されています。そういうものをすぐに出せるようになっているのです。海外まで出なくても、いつでもごく身近で旅行気分を味わうことはできるわけです。車(あるいはレンタカー)で1時間も走れば、だいぶ景色は変わります。特に、混まなさそうなマイナーな場所なら、高速が大渋滞のときも無関係です。3家族と合同で日帰りバーベキューでもやれば、それだけで、とっても楽しいバケーションになります。

お金をかけてもかけなくても、楽しい時間を過ごすことはできるのです。そうやって、世間とちょっと違う方向で楽しむのもありでしょう。

本田健


 

「自分が話す言葉に注意しなさい」

これはある成功者が言っていた言葉です。

僕は色々な成功者にあって話を聞いてきましたが、彼らには面白い共通点があります。

それは、彼らのボキャブラリーが、自分の回りの友人とは違うということです。


成功者と普通の人では、話す内容や、会話のノリが違って、成功者をまねればそのリズムが自分にも入ってきます。

普段話している言葉が、その人の未来を作っていると確信しました。


具体的には、あなたが人の悪口、否定的なこと、ゴシップの話をすれば将来はネガティブなもので満たされる。

逆にあなたが希望、ビジョン、豊かさの話をすれば、人生は喜びと豊かさに満たされます。

成功している人は、普段話す言葉に思いやり、ビジョン、愛、感情、感謝がいっぱい詰まっていました。

成功者を見てもわかるように、未来は自分の言葉で作られていたんです。


これからは自分の話す言葉には注意して、普段話す何気ない言葉が、あなたの運命を作っていることを、忘れないようにしてください。

本田健

 

先日、作家が本を書くネタについて聞かれました。
「本を書く人って、どういうときにアイデアを思いつくのですか?」

確かに、執筆はゼロから何かを生み出す作業なわけで、人によっては、うんうん唸りながらひねり出しているイメージがあるのではないでしょうか。作家と言っても、小説などの文芸部門とビジネス書などの実用書の作家ではだいぶ違うと思います。ミステリー作家や小説を書く人は、時事ネタから本の材料を拾ってきている人も多いようです。もちろん、そこからヒントを得てということになると思いますが、ある事件をきっかけとして、そこから空想の世界で新しいドラマを展開させていく感じです。複数の事件を上手に組み合わせて物語を作ったなと感じる小説もありますね。中には、こうやってデフォルメしたなとか、うまいひねりだなと感心する小説もあります。

ビジネス書を書く人は、自分が体験してきたことをベースにしている人が多いようです。現場でこういうことがあった、そこからこういう学びがあった、こうすれば能率がよくなりますよ、というわけです。これが、まさしくビジネス書の著者が数冊で終わってしまう理由でもあります。保険のおばちゃんが、家族、友人を勧誘してそこで終わってしまうのと同じで、自分の体験を書いたらそれでネタがなくなってしまうのでしょうね。

 

本田健