2月も半ばを過ぎると春の兆しを感じますね。

先週は日中はとても暖かい日々でした。

 

さて、本日は備忘の為に受傷5年半後の今の身体の状況を記しておきたいと思います。

 

 痛みと痺れの問題

 

両腕の痺れと痛みは今もずっと続いています。おそらく一生治らないだろうなという慢性的な感覚。

 

ただ痛みの度合いは普段は軽く、慣れてしまって日常はあまり考えずに済んでいます。寒い日とか手を洗う時とか、ふと我に返った時痛いなあと思うことがありますが、治まっています

薬は当初のリリカ、トラムセットから、リリカ断薬→トラムセット断薬がもう4年くらい前になるのかな。

 

熊本で営業に復帰した時に長距離運転をするので断薬して今まで続いています。ただ、頭痛もちなのでロキソニンをよく飲みますが、当時ロキソニンはこの痛みにまるきり効かなかったですが今は時折飲むロキソニンで十分になりました。

 

 筋力低下の問題

リハビリを頑張っていた最初の頃と比べて明らかに落ちてきています。しないでもある程度普通に暮らせることからさぼり続け日常生活に追われているうちに。

 

握力は本気出しても両手とも28キロがやっと。

リハビリで頑張って30キロ台だった4年前と比べるとダメダメで、最近特に、ペットボトルの蓋を開けるのに苦労する時があります。

公園で高鉄棒にぶらさがりはリハビリで一時期5秒から10秒くらいできたのですが、手に力が入らず最近は1秒もぶらさがれなくなりました。これは何とかしなくてはなりません。

 

足に力が入らず、歩くのが遅い問題は、見た目健常者にするため、普段とても気を付けて背筋を伸ばして一定に歩くようにしています。最近手の痙性は起きなくなり、不意にコーヒーをぶちまけたりしなくなりましたが、足の痙性はまだほぼ毎日出るので、走ったりはとても無理。

 

ただ、ここだけの話ですが、最近の身体のなまり具合がひどすぎて、休日に1万歩歩くだけでは足りない感じなので、土日に走る真似事を750mだけしています。スロージョギングのさらにジョグみたいな感じで、体を揺すりながら早歩きをする程度。これも、当初200mくらいで無理だったのですが、750mまで

伸びました。もちろん再度転んで首をやったら人生が終わるので、足元を見ながらつまづかないように、そうですね、キロ9分くらいなのかな。

 

でも足の筋肉が全部なくなっているので、300mくらいすると足の疲労感というか乳酸溜まり感がでてきて、ランニングしていたころの感覚で言うと、フルマラソンの30キロ超えてからくらいの足のしんどさが出ます。これ、慣れて5キロくらいいけるようになればいいんですけどね。

 

自転車に乗ると、これも300mくらいで足に乳酸が溜まってペダルを回せなくなる。全身的にそういう仕様になってしまったんでしょうね。

 

コロナ禍が終わり職場懇親で、直近にボーリング大会とゴルフコンペがありましたが、そういう類には残念ながら参加できなくなりました。手に力が入らない。軽いボールなら投げられるのかもしれませんが、そもそも足腰の筋力ないため敢えて危険を冒したくない。ゴルフも再度やってみたいなと思っていましたがクラブが握れずすっぽ抜けると危ないし迷惑をかけそうで、ゴルフセットも同僚に譲ってしまいました。

 

 排泄機能の問題

 

当時困っていたのは便意がなくおまけに便秘だったこと。マグミットを飲んで便を柔らかくしてトイレで目をつぶって遠いところにある便意を呼び起こす気持ちで20分くらいかけて少しずつという状況でしたが、熊本で1年くらい経った3年くらい前から便意が戻ってきて普通に近くなりました。マグミットはもう飲んでいません。運動をしないためか少し便秘気味ですがまあ問題ありません。

尿意の方は相変わらずで、膀胱のある一定まで溜まってから感じるのか、尿意を感じた時はもう限界に来ている状態なので、

外出時は尿意がなくてもこれでもかという感じでトイレに寄ることが多いです。

この状態にも慣れてしまい今はどうとも思いません。

 

熊本の頃悩まされていた、肩が痛いとか腰が痛いとかそういうスポット的なのはだいぶ減りました。50台の半分は50肩でしたし、55歳で受傷してから常に身体のどこかは痛い感じですけど

 

痛みで日常生活においていろいろな気力がそがれてしまう方もたくさんいると思います。痛みを抱えての毎日はほんとつらいです。私自身も受傷直後は両腕を切りおとしたいくらいの痛さで考える余裕もなく、しんどさにくじけそうな時期もありましたが、ここまで回復して本当によかったと思っています。

 

ではまた