保健師のめぐみです。



 

 

4/29は祝日のためブログをお休みしますので

ご了承ください。

 

 



生理でブログのお休みの記事には
みなさまのあたたかい反応をいただきありがとうございます。




あなたは体調がよくないときに、
「休みます」って伝えるのは勇気がいるほうですか?







私は中学のころから生理痛がひどくて、
社会時になっても子宮内膜症が見つかり、
生理痛がひどくなかった時期などほぼない人生なのですが、



母親が
「学校休むなんてダメ!生理痛くらい根性でガマンしなさい」


という根性論の人だったため、



中学・高校・学生のときも
「生理痛がつらいから学校を休む」と親に伝えて休むこともできずにいたこともあり、



生理で体調がよくない時に
「休みます」と伝えることがものすごくハードルが高い勇気がいることでした。




あなたの家庭ではどうでしたか?

 

 

 

 

 

 



今思うに、うちの親の根性論はかなりどうかと思います…


30年弱前くらいの私が子どもころは、
「生理痛ぐらいガマンするもの」という考えが
親世代でもまだまだ強かったように思いますが、


今では、生理痛をふくめ、
生理前の体の不調が出るPMSだって


「ガマンするものではなく、
体調がよくないなら休んだほうがいいし、

薬を使ってもいい」


という意識が少しずつですが浸透してきました。



生理痛だけではなく
体調がよくないと気にムリに学校や仕事に行っても
 

勉強や仕事に集中できるわけではないですし、
ふらっと倒れて転倒でもしたりしたら事故につながることもあるのですから、


生理のことじゃなくても、
体調がよくないときにムリをして
通学したり出勤することは
だれにとってもいいことではない
です。




私は悲しいかな、
生理痛で寝込んでしまいたいときでも
学校を休もうとすると母に烈火のごとく怒られるので、

なんとか痛みをこらえて学校に行き、
学校の保健室で1・2時間休ませてもらっていました。



学校の保健室で休む分には親にも知られないので、
むしろ安心して保健室のベッドで寝ていたものです。

体育の授業も休んでいました。


生理痛がつらいのに授業を受けるなんてムリですよ…





そんな子ども時代を送っていたせいか、
 

私は、生理で体調がよくないときに
「休みます」


って伝えるのは、


親に怒られたイメージしかなかったため、
なかなか伝える勇気が出ませんでした。
 

 

 

 

 

 


社会人になったらなったで、
子宮内膜症があることがわかり、

生理痛がつらいし、
痛み止めの薬をのんでもよくならないし、

ガマンして仕事をしようにも
集中力がまるでダメだったので、


ものすごく勇気をふりしぼって、

 

「子宮内膜症があることもあって
生理痛がつらいです。

痛み止めの薬もあまり効かないので、
生理痛が出たときは仕事を休むこともあります」



と、職場の先輩に伝えました。


生理痛にしろ、生理前の体の不調であるPMSにしろ、

産婦人科や婦人科でも治療の対象で

ガマンするものではないので、

 

 

「病院で〇〇の診断で、

つらいときには休んだほうがいいと言われた」

 

という感じで伝えると、

生理のことがわからない職場の男性や

家族の男性であっても、

 

「病院の医師がそう言ったんだったら

休んだほうがいいことなんだ」と理解してもらいやすいです。

 

 

 

 

 

 

 


私の職場の先輩は保健師だからけだったので、
そんなにイヤな顔はされないよねと思ってがんばってみたのですが、


中には、「生理痛が出たこともない」という先輩もいて、
イマイチな反応のパターンもありました。



人それぞれ考え方がちがうので、
同じことを10人に伝えても10人全員が理解してくれることはないってことですけれど。



私は、それまで「休みます」となかなか言えずにいて、
ものすごくもんもんとしたものを抱えながら
生理痛の痛みにも耐えていたので、

ものすごく勇気がいりましたが、



職場で
「病気で生理痛が出やすいから休みます」と言えたことで、




気持ちが一気に楽になりました。




体調がよくないときに一人でガマンしていても
体にはよくないですし、

家事や育児、仕事だって集中できずに
ケガなどの事故につながってしまうことだってあります。





体調がよくないときには
「休みます」と伝えてもいいのです。





私はこのブログで「休みます」と伝えても
あたたかい反応ばかりでとても安心しました。




生理にかぎらず
あなたが体調がよくないときには


伝えるのに勇気がいるかもしれませんが、
「休みます」と伝えて、

大事なあなたの体を休ませてあげてください。




あなたは世界にたった1人だけの大事な存在です。


世界でたった一人のあなたを

あなたが何よりも大事にしてあげてください。




参考になったらうれしいです。






めぐみ



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私が監修した新しい生理の本が出版予定です!

 

 



12回目の重版しました!
保健師めぐみが監修した
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