次男の出産予定日は4月16日でした。

 
実際は3月29日。
コレ私が決めた誕生日。
 
 
もちろん自然分娩です。
 
20才の時には、いえ、多分幼稚園の先生になるって決めた小4の時から、気づいてたんだと思います。
 
見るだけでわかってしまう強み。
 
だから、あの日将来幼稚園の先生になるって決めたんだ❗️って気づきました。
 
20才で幼稚園の先生になった時、一番気になったのが4、5月生まれの子。
 
しっかりしているように見えるし、
さっと難なくこなしてしまう。
 
 
すると、バタバタしている4月の始まり期に何が起きるかって言うと、
 
担任1人でみんなを見ている訳ですから、全員には目が、手が、声が行き届かない。
 
 
すると出来ない子に先生がフォーカスしていく。
 
 
これはいいとか悪いとかじゃなく、現実的な話しでね。
 
しっかりしてる子、もしくは4月から6月生まれの子は、言葉で伝わるからやっといてもらってしまう。そこがミソ。見て欲しいのはみんな一緒。そこでその子たちは、言うの。
『私は褒められなかった。』『僕は褒められなかった。』『見てくれなかった。』って。
 
 
きっと褒めてるの。
 
 
決してないがしろになんかしてないの。
 
ただ、余裕がないだけ。
 
 
例えば成ちゃんは5月2日生まれ。
しっかり者だし、言葉だけでもちゃんと伝わる子だった。
 
だからこそ、ちゃんと伝えたい!って思って向き合って来た。出来過ぎるくらいできる子だったから伝えたい❗️って思ってきた。
 
 
彼はちゃーんと受け取ってくれていた。
 
 
30代になって話した時に出た話しが運動会のアンカーの話し。
 
 
何回やってもビリにしかなれない、運動苦手な子の多いクラスだった。
 
 
平気で周回遅れでゴールしていた。
 
 
それでも成ちゃんが毎回全力で諦めずにやれたのは、見ていることを受け止めてくれていたから。
 
『いつも両手を広げてゴールで待っていてくれたから』って言われた時には泣きそうだった。
 
 
もう、いい加減嫌になる。
順番を替えてくれって言われてもおかしくない。
 
 
でも彼は、いつもそこにいてくれた。
 
 
みーんな、本当は思ってるんだよ。
お母さんも先生も。
 
 
いっぱいいっぱいで、言葉が、表現が足りなかっただけなの。
 
 
だから、愛されていなかった、とか
褒められなかった、なんて思わないでね。
代弁するよ。『愛していたし、褒めていたよ!届いていなかったならゴメンね!』
 
そういう私だって、優ちゃんには届いていなかった。届いているとばかり思ってた。
 
ちゃんと伝えたよ!全身全霊伝えたよ。
今更かもだけど伝えたよ!
 
 
20才の独身の時の先生は、先生1年生でした。
教本と実習でしか学んでなくって、わからないことだらけでした。
 
 
だから言うの、
子育ては勉強や人真似じゃー、出来ない。
生身の人間なんだから、上手くいく方法論では育てられない。
1年生は1年生。
育てて来た先輩お母さんたちのお知恵を、経験を借りていくのが一番です。
目の前にいるお子さんは生身の人間です。
マニュアル子育てに惑わされないで欲しいな。
いけないとは言わないけど、『目の前子どもの話しを聞いてあげて欲しいな。』
それが私の切なる思い。
 
 
話しはそれちゃったけど、
子育てをして、そこに気づいて欲しい。
 
 
愛されていなかったんじゃない。
褒めてもらえなかったんじゃないよって。
 
 
Q:じゃあ、これからどうするの?
 
 
A:ご自分のお子さんを思いっきり愛して、思いっきり褒める。まるで舞台で叫ぶかのように大きく、わかりやすく。それであなたの中の小さな私にもその声が届きますから。
愛していない親はいない。
やり方、表現の仕方がわからないだけ。
 
シャカリキになって、ムキになって、必死になって色んなところにもっともらしい怒りを持って子育てをしている自分に気づいたら、
 
言ってあげて、
 
 
あなたはちゃんと愛されていたんだよ!
子どもを持つことでそれを知ったんだよ、って。
 
怒りが激しければ激しいほど癒されていなかった思いが大きかったのでしょう。
 
もっと、もーっと親に愛されたかった!と思っていたのでしょう。
 
この言葉に反論したら間違えないと思ってね。
 
 
あなたは誰よりも可愛い。
あなたは誰よりも愛おしい。
愛されるために生まれてきたんだよ!

 

 

 

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