今年も半分すぎるこの頃、急に真夏になり、体がついていきませんね。水分と塩分、糖分をこまめに摂りましょう。わたしは漢方薬の「麦味参顆粒」を梅よろしというジュースに溶かして夏バテ対策を取っています。

 

6月はコロナが今一瞬落ち着いているので、久しぶりに漢方相談に訪れた方も多かった一ヶ月でした。やはりface to faceはいいですね。会ってうれしいし、体型・顔色や表情などから健康状態が伺えるのもよかったです。

 

さて、7月FM世田谷毎週金曜日放送の「魯紅梅の健康アラカルト」では、飲む点滴:麦味参(バクミサン)、眠れない人には:酸棗仁湯(サンソウニントウ)、イライラに:加味逍遙散(カミショウヨウサン)、虫刺されに:中黄膏(ちゅうおうこう)、内臓からの健康情報:舌診の順に紹介しています。

 

夏が来たら麦味参(ばくみさん~)と覚えるのもいいでしょう。汗をかき、疲れやすい「気陰両虚」タイプに良いです。多くのビタミン剤のような第三類医薬品なので、副作用のリスクも心配なく、気軽に使えるのもよし。

 

寝苦しい夏の夜に必須漢方薬の一つに、酸棗仁湯(サンソウニントウ)!心と体をふわっとほぐし、ぐっすり眠れる有名な漢方睡眠剤です。脳を酷使する方にもよく使われています。

 

イライラしやすい方には加味逍遙散(カミショウヨウサン)がいいです。ホルモンの関係で女性に多くみられるヒステリー傾向に良いです。最近増えている男性更年期障害のイライラにも使えます。

 

蚊やダニなどに刺されやすい夏ですが、もちろん市販のムヒなども良い;漢方の塗り薬の中黄膏(ちゅうおうこう)も天然成分100%でおすすめです。ウコンが入っているので黄色く着色するのが難点ですが、打ち身や捻挫、化膿性ニキビなどにも使えるのでありがたい塗り薬です。

 

舌の診断:真夏に多いのはべったりくっつく白い苔;正常の場合は「薄白」、それがヨーグルトを塗ったように白いときには冷たい飲み物の取りすぎ(湿邪)か、冷えていること(寒邪:クーラー病も含む)を疑います。生物や冷たいものを控え、瓜や豆類、発酵食で湿邪と寒邪を取り除きましょう。暑くても時々外出して冷房で冷えた体を温めましょう。

 

詳細は、☆毎週金曜日、午後2:20ー2:30 FM世田谷HP https://fmsetagaya.com/

YOUTUBE「エフエム世田谷 のライブストリム」でも~お聞きいただけます。

健康に関する質問を受け付けています。834a(a→@に変換要)fmsetagaya.com

 

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