わたしは、健康とか食とか、生とか死とかについて判断する時、
「本当に大切なことは100年以上前と変わらないことだ」と考えるようになりました。

資本主義とか経済とかが優先になって、ここ数十年、無駄なものばかりが蔓延している。
無駄なだけじゃなくて、自然の力をダメにするもの、本来の力をなくし、健康を害するものばかりです。


わたしは、長女を初めてお腹に宿したときに、いろんな本を読んで勉強したのだけれど、
わたしの目を開かせてくれた大切な本としては、妊娠7ヶ月の時に読んだ、
大葉ナナコさんの『体と心にやさしいナチュラルなお産』があります。
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ここにははっきり、「お産で行われている医療行為はほとんどいらない」
むしろ「医療行為の多くは生まれてくる子どもへの暴力的な行為である」と書かれています。

陣痛や出産までのメカニズム、ホルモンの働きなどに言及し、
女性の子どもを産む力の素晴らしさ、
赤ちゃんの産まれ出る力の素晴らしさが説明されているうえに、
陣痛促進剤、会陰切開、吸引、その後の母子分離・・・などがいかに不要で赤ちゃんに暴力的で
病院の都合に合わせたものなのかが書かれています。


わたしはあわてて、産院を変えることにしました。
もともと、母乳育児がしたかったし、母子分離はいやでした。
会陰切開も怖い。いらないことなら、やる必要はない。

助産院を三箇所くらい比較し、家から車で40分かかる場所でしたが、とてもいい助産院を見つけることが出来ました。

助産院での検診は、病院とは全然違います。
最終的に自分の赤ちゃんを取り上げてくれる助産師さんがずっと見てくれて、様々なアドバイスをしてくれます。
そうして信頼関係を築いた助産師さんに取り上げてもらうから、お母さんもリラックスできる。

わたしが経験したお産は、本当に素晴らしいものだった!わたしは助産院を選んで本当に良かった!
ちゃんと知ると、病院でのお産は逆に怖くて無理です。





その後、当然のように布オムツ、母乳で育児をしました。

そしていろんなことに気がつくことになります。
 ・紙おむつ、粉ミルク、市販の離乳食、さらには世間一般の食品まで、いかに不要で体に悪いものが多いか。
 ・わたしたちの自然に備わる力が一番尊くて、それを大切にするべきであること。
 ・病院の薬に頼ると、自然治癒力の発動を妨げ、体に悪影響であること。
 ・予防接種は全く不要であること・・・

とにかく、この数十年で、社会は毒物だらけになっていると思いました。
この気づきと、いったいどう折り合いをつけていくか、未だにバランスをとるのが難しいです。

この気づきを受け入れると、今まで信じていたもの、自分のやり方、考え方、
ひいてはそれを教えてきた親や世間一般を一度否定する必要が出てくる。
これはなかなかしんどいことです。

でも世の中にはけっこうあるのです。
自分はそう信じてやってきた、でも間違っていた、
そういって代替医療に移る人、
薬の害を抜くための病院を始めた医者、
薬を出さない精神科医・・・
原子力を夢見て研究してきたけど、その恐ろしさに気づき反原発を訴えるようになった人・・・とかね。
(ちょっとずれるけど)

世間の考えではなく、自分の直感や経験を重視し、自分で判断し、行動して生きる人。
どうですか?そういう人の言うことのほうが信頼できませんか?
わたしは自分もそういう生き方を選択することにしました。
前回の自分自身を生ききる とか、自分の人生をひきうける 、ということにも繋がります。


そして、長女を身ごもり出産の素晴らしさ、自然の奇跡の素晴らしさを知ったわたしは、今までの自分ではなくなりました。

その後、元夫との間にはもう一人、男の子を産みました。
ただ、妊娠中にいろいろと大変で・・・。その話はまたいつか。
無事に生まれるかはらはらしたけれど、つるりととてもかわいい赤ちゃんとして生まれてくれた息子!
この子の妊娠中はホメオパシーによるケアをしたので、ホメオパシーベイビーです^^






出産から始まり、ケミカルフリーの育児、ホメオパシー等の代替医療や自然のお手当て、
食についての考え方・・・そういったことも少しずつ綴っていきたいと思います。



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