最近、すごく感覚の近い、素敵な人や情報にばかり囲まれているので、
自分が世間一般ではマイノリティーなのだと忘れてしまいますうう

でも、“セルフイメージ”って、関わる人たちの持っているセルフイメージも伝染して取り込んじゃうみたいなので、関わる人は選ぶ必要があると思っています。

例えば、「わたしって本当にダメなんだよね~」と思っている人と関わっていると、
自分の中に数パーセント、その人の「わたしってダメなんだ」というマイナスのセルフイメージを取り込んでしまうらしい。


実際、自分がいかに成長できるかって、どれだけのセルフイメージを持てるかで変わってくる。

人間が持っているもともとの能力なんてそんなに大きく変わらないと思うけど、
「自分はこれだけのことが出来る人間になるんだ」というイメージを持っているか、
「世の中ただ仕事こなして消費するだけの毎日だよな」というイメージを持っているかで、
数年後全然違う人物になる。


わたしは子育てする上で一番気をつけているのは、
子どもが自己肯定感を持てるということ。

この世界で、自分は必要とされている、とか、
わたしはこの世界で役に立てる人間だ、とか、
そんな気持ちを持ってもらうこと。

わたしは愛されている、とかね。


で、先日わたしの敬愛する小泉マーリさんが、ブログで、自身が鑑定で関わった母娘さんについて書いていたのね。
これです→自信がないという罠

これはきつかったなー。
やっぱり同じ親として、娘が四つんばいで歩くようになったらどうなんだろうって。


子どもは純粋な存在として生まれるから、成長する中で何か大きな狂いが生じたら、
それはやっぱり母親に大きな責任があると思うのね。

でも自分を正当化して、被害者のように泣き続けるのでは、何も変わらないの。

何かあったときはチャンスで、「わたしはどうしたらいいか。どんな風に変わるべきか」考える。
そうすると、人生が開けてくるんです。

変わるのが怖い人、本当に多いんだよね。
他人のせいにするほうが楽なんだよね。



でもね、究極的に考えると、娘さんも、そういうお母さんを選んでいるんですよね。

だから、お母さんから離れる、否定する、そんな勇気も時には必要で・・・

13歳の少女に、あなたはあなたの人生を生きればいい、
お母さんの期待する人生を生きなくていい、ってわかるのかしら。



もしわたしがプロとして鑑定させていただくことになったとして、
そのような症例に出会ったら、何が出来るのかしら・・・。





わたしの子どもたちは、今世の中を善として受け止め、
自分を肯定できていると思う。

わたしはわたしで人生を楽しみ、
子どもは子どもでまっすぐに育って
と、そこは絶対に外さないようにしています。

子どもたちは、「家族大好き!」といつも言ってくれるし、
「早く大人になりたい。楽しそうだから」といいます。


いつかわたしの子どもたちも、この世の中はおかしい、とか、
親は間違っていた、と思う日がくるかもしれない。



でも、人は、自分の人生を構築するときに、
一旦いろんなものを否定するのだと思います。

真実の自分を選び取り、それにふさわしくないものにはNOと言う。

それを経て、ようやく自分自身の人生を生きて、
そして自分に最高のYESが言えた時、
その人は自分を生んでくれた親にYESが言える。


わたしはちょっと前まで、親にYESが言えないと
自分にもYESが言えないと思っていた。
親を否定しているうちは、自分を否定しているのと同じだと。

でも自分にYESを言い続け、自分が幸せであることが先だったのかな。


親や世界を否定する勇気。
自分の人生を受け入れるための第一歩はまずそれなのかなと思うのでした。


人は闇を知り、光を知り、調和を知るのだと思うのです。

大きな闇を知った人はその分、傷がふさがった時、
その傷跡から、たくさんたくさん、光があふれてくるのかもしれません。