たまに波がやってくる


自分のいる場所が窮屈に感じてしまう波


毎日、同じ美容室に行って、家族といて、気楽で楽しいことの方が多いんだけど


それでもたまに窮屈に感じるときがある


わたしのホルモンバランスの影響とか、月の影響とかで

不機嫌、イライラ、ふてくされる態度になったりすることがある


前はそんな自分も嫌で、我慢していたんだけど

我慢すればするほど家族は誰も悪くないのに家族のせいにしちゃったり、

それで気を遣わせてしまったりしていて

まさに公害になっていた



自分に

今、どうしたい??
って聞いてみると、大概


離れたい

家に帰りたい

っていう。

公害(みんなに迷惑かける)ならいっそのこと、

仕事を早く終わらせて先に上がらせてもらうことが一番の解決法なのに、

それがどうしても気を遣って言えなくなるという、、

家族に気を遣わせて、更に自分が気を遣うという意味不明なループに陥っていた



どうして先に上がらせてもらうことが言えないのか。


·親より先に帰るのは申し訳ない
·父は機嫌損ねて先に上がるなんてしたことない
·そんな心境を理解してもらえるはずない
·どうしようもない娘だと思われたくない
·頑張ってる姿を見せたい(安心させたい)


↑こんなことよく思っていたんだよね


家族とはいえど、それぞれの価値観、考え方、生き方、やり方
は個々でみんな違うのに、わたしは父と同じ美容師という職業を選んだから(そして尊敬していたから)

美容師としての考え方を合わせようと努力した


でも時代も考え方も全然違う、父とわたし。

7年一緒に仕事してきてやっぱり完全に合うなんてことないんだよね


もう合わせる必要ない!
違っていいよね!
嫌われないし!

って言い聞かせて、びびりながらも
少しずつ先に上がってみたり、ゆっくり行くようにしてみたり。

毎回、心がドキドキ、怖かったりしてたけど

経験を積むために(家族にも慣れてもらうために)
今年は自分の心地よさを優先するために取り組んだ


我慢してるときは本当に窮屈で呼吸もちゃんとできなかった

言いたいことを我慢してるせいか、いつも喉に手を当てていたもの



少しずつ、少しずつ、

今の自分の心地いい環境を作ってあげられるようになった




ここ最近2日間くらい、窮屈な気持ちがあったのを見てみぬふりしてたのはわかっていた


そして昨日、
あーーーーーーー。もうだめだ。窮屈で無理だ😫
帰りたい😫
家でちょっと寝たい😫






うぅ。

言いにくい…

先に帰るなんて言いにくい…😣

15分くらい、ウダウダして意を決してさらっと
体調悪くなりそうだから先に上がらせてもらうね。と一言


みんな、「うん」


あっさり🆗もらえるのはわかっているのだ
それでもやっぱり先に帰るのは申し訳ないと思ってしまうんだけど、


外に出て、運転し始めるとどんどん解放てきになって元気になる


わたしの解決法は、その場を離れるということが一番いいのだ


で、このときに考え方が少し変わってたことに気づいた


前までは、ちょこちょこ来るこの波に
あーーーーーーー。またこの波が来た。

わたしはいつになったらこの波を消せるんだろう…って思ってた


波自体を消そうとしていて、でも消えないから、波が来る度にまたこのループ…って落ちていたんだ


だけど、波って乗り越えるものだよなって気づいた

消すんじゃなくて、乗り越える。

その乗り越える解決法が、窮屈になったら先に上がらせてもらうってこと。


それをやれば心地よさが戻るのだから、それやればいいだけじゃん!って。


前までは消そうとするから、解決法は
美容師を辞めるってなってしまってて、苦しかったんだよ…(辞めたいわけじゃないから)




結局、“今”は
今この3秒くらいの“今”の連続で起きていて、

自分の興味すら一瞬、一瞬で新しく生まれて、終わっているとするなら、


感情すら、一瞬、一瞬で生まれて、終わっているとするなら、


窮屈な気持ちも一瞬で生まれて、ちょっとしたら終わっているってことになる


本当は一瞬で終わってるのに、思い出してまた生まれて、また忘れてって、また思い出して生まれて…
とやってるのは自分じゃん…



そしたら、窮屈な気持ちはその瞬間に新しく生まれているってことだ


本当は波でもなく、ループでもなく…

それは自分が前の感情を思い出して波とかループだと決めつけているからなのでは?
と気づいたのです!!!




あーーーーーーー。
なんて楽になったのだろう☺️


その瞬間、瞬間に生まれて、すぐ終わって(忘れて)いく。


生まれたらそのとき心地のいい選択をしていけばいいだけのことだ

前の感情や、経験を引っ張ってきたりしなくていい


全て新しく生まれているのだから😆



わたしはこの彼の一瞬、一瞬で変わる感情を目の当たりにして
気がついたことだった
Photo Chikako Takazawa

一瞬にして感情が生まれて、一瞬にして終わる

また新しいさっきに似た感情が生まれて一瞬にして終わるの。

思考がない、そのまんまの状態ってこのことだと気づかされた✨

それはまさに今を生きるそのものだった



Photo Chikako Takazawa