高橋真実子です。

 

アナウンサー

MCS認定ティーチャー兼トレーナー/TCS認定コーチ

などしております。

 

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「私はもっと講師力を上げたい!」

「講師のことを勉強したい!」

 

「講師 勉強」で検索!!

 

で、出てきた 全国講師オーディション

 

「え!なにこれ!面白そうだし、勉強にもなりそうー!」

と、軽い気持ちでエントリーしてしまいました。

で、1回目の感想がこちら・・・下差し下差し

 

 

 

 
自分のペラッペラな人生に向き合う羽目になっております絶望
 
「100年後まで伝えたいこと」ってなに?
 
平和に過ごしてきたと思っている私の人生ですが、
小さなことでも心が大きく動く瞬間がありました。
 
南京玉すだれの先生の一言のお話を書いているときに
思い出したことがあります。
(長文になりそう。長文注意です)



 
娘が4歳くらい、息子がもうすぐ1歳を迎えるかな?くらいのころ。
私は仕事に復帰しました。
 
ラジオの仕事と、家事と、子育て。
 
2人子どもを抱えての仕事と家事と子育ての両立は
想像をはるかに超えたものでした。
 
 
「可愛い^^」と息子の寝顔を見る間もなく
毎日毎日、気を失うように寝落ちしていました・・・
 
あっという間に朝が来る。
 
朝、キッチンを見ると、
まだ洗っていない昨日の夕飯のときの洗い物がどっさり。
 
保育園バックも、昨日の洗い物が詰まったまま・・。
 
はぁ~~と
大きなため息をつくことから1日が始まります。
 
また今日が始まる・・・・
 
バタバタと汚れたキッチンで朝ごはんを作り、
昨日の保育園バックから洗濯物を出し、
洗濯かごに放り込む。
 
今日こそ洗濯するぞー!と誓いを込めて放り込む。
 
 
そうしてまた、保育園へ送り、私は仕事へ。
 
生放送をしている時間だけが
現実から逃げられる時間でした。
 
皆さんからのメッセージを読ませてもらって、
リクエストや、自分で選んだ音楽をかける時間。
 
 
その生放送が終わると、
編集をしたり、事務的な仕事をしたり、取材に行ったり・・
夕方までバタバタと過ごし、あっという間にお迎えの時間。
 
 
(あぁ、ここまでやっておけば明日楽なのにな・・)と思うも
保育園のお迎えは待ってくれません。
 
 
「すみませーーん!遅くなりました!」とお迎えに行き、
スーパーへ寄ってから家に帰る。
 
そこからバタバタと夕食作り。
夕食を食べさせて、今日こそはと洗濯機を回し、お風呂を洗う。
 
お風呂に入れて、洗濯物を干して、あっという間に寝る時間。
そしてまた気を失うように眠る・・・
 
何も考える暇もなく、日々は過ぎていきました。
 
 
(いつまで続くんだろう・・)と不安もありました。
 
 
 
そんな時に、スーパーで娘の機嫌が悪くなりました。
 
確か、お菓子を買う、買わないと、言い合いをしていて
私が叱ったんだと思います。
 
ぎゃん泣きする娘の手を引っ張って、お会計を済ませ、
また娘の手を引きずって袋詰めの台へ。
 
そのころには娘は、泣きながら私の足元に座り込んでいました。
抱っこひもで抱っこしている息子も、なぜか泣き出し、
(何で泣くの!私のほうが泣きたいんだけど!)と思いながら
買ったものを詰めていました。
 
そこへ、おばちゃんが隣へやってきました。
泣いている娘を見つめているようでした
 
やばい!うるさいって言われるかも・・
 
そう思った私はとっさに
 
「すみません!すぐに出ます!」
 
と、謝っていました。
 
 
おばちゃんは、ニコッと笑って私を見て
 
「おかあさん、がんばっとるねぇ」
 
と、一言、つぶやくように言ってくれました。
 
 
 
わたしは
 
気が付けば、泣いていました。
 
 
遠くからヒックヒックと聞こえてくると思ったら
私が泣いていました。
 
 
え?
 
なんで?
 
何の涙?
 
 
そんなことを頭の片隅で考えながら、
涙を止めることはできませんでした。
 
 
 
娘は座りこんで泣き、
息子は私に抱っこされて泣き、
私はヒックヒックと泣いている・・
 
カオスです。笑
 
 
 
おばちゃんは、ちょっとビックリしたように私を見た後、
「おいで。」と、娘の手を引いて
スーパーの休憩コーナーへ連れて行ってくれました。
 
 
そこで、私の話をたくさん聞いてくれました。
 
 
 
・あっという間に朝が来ちゃって何もできないこと
・子育てに自信がないこと
・本当は息子の寝顔とか見てほっこりしたいこと
・家事が滞っていること
・料理が苦手なこと
・友達の子育てのインスタを見て落ち込むこと
 
 
泣き疲れたのか息子は、私の胸で眠り
娘は、いつの間にかおばちゃんからいただいたお茶を飲んでいました。
 
 
0歳、4歳二人を連れていると
おばちゃんから言われることは
 
「今が一番かわいい時よ!」ということ。
 
それもプレッシャーになっていることも
初対面のおばちゃんには話していました。
 
 
おばちゃんは、何も説教じみたことを言わずに
「そっかそっかー。」とただ聴いてくれていました。
 
(もっと、もっと、もっと頑張らないといけない!)
と、自分の出来ていないところばかり見ていて
苦しかった私は、「がんばっとるね」の一言で
私は頑張っているんだな・・と認めてあげることが出来ました。
 
そして、「そっか」とただ受け止めて話を聞いて下さったから
その頑張りを承認されて許された気持ちになりました。
 
 
 
ひとしきり話すと、なんだか私は恥ずかしくなり
「すみません!」と謝り、帰りました。
 
 
あの時、きちんとお礼を言えなかったことは今でも悔やんでいるけれど
あの時、「そっか」と聞いてくださった時間があったから
私は救われました。
 
 
「そっか」という言葉は、
目の前の人をまるごと受け止めることが出来る言葉です。
 
「そうなんだ」というのは少し遠い気がするし
 
「そうだよね」というのは共感しすぎる気もします。
 
 
「そっか」はそのまままるごと受け止める魔法の言葉。
 
 
 
 
今、子どもの話を聞くときにはまず
「そっか」と受け止めるようにしています。
 
話してくれてありがとう、という気持ちを込めて。
 
 
一言で救われることもある。
「そっか」の一言で、救われたお話でした。
 
そんな話もしてみようかな、と思っています
 
 
全国講師オーディション まだ受け付けていますよ。
 

 

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