こんばんは
Coeur(クール)のmakiです


資金無し、顧客無し、コネも無し
なんならネイルサロン経験も無し
そんな無謀なところから、自分でやりだして9年
今こうして仕事として成り立っていることを本当にありがたく思います




鬱になって色々悩んだ結果、1人でやっていくことを決める

エステサロン内のネイルブースを2店舗経験しただけ
無謀にもほどがあったけど、若さで乗り切れた

友人に来てもらうことはしたくなかったから始めたことは一部にしか言わず

5年経っても、これだけで生活できるようにならなかったら辞める、と決めて始めた

28歳で始めて5年なら、まだ33歳
これでダメなら自分が甘かったということだし、それを知ればその時は、大人しく属して働くしかないんだ、と諦められると思った

きっと30代後半になってしまったら、プライド的にも
年下の人を職場の先輩だからって、従えないんじゃないかと思った

だから意地でもこれだけで食えるようになってやる!と思ってた

その為になら、軌道に乗るまで掛け持ちして属すのは苦ではなかった

今まで書いたものを、ものすごーーーーく要約するとこんな感じです笑



さて、オープンした訳なんですが…
相変わらず5つの掛け持ちをしていました
さらにそこに、紹介していただいたサロンで委託ネイルをすることになりました

疲れてるし、職場を移動するたびに切り替えなきゃいけないし、眠いし(;´д`)
でも稼げない自分が悪い、分刻みで休まず働いていたある日
過労で倒れました!

3ヶ月以上、休みを作らずにいたツケが回ってきました
その日、たまたま久しぶりの休みで気が抜けていたのもあったのだと思います
病院へ行くと、すぐに点滴をされました

そして、医師にこんなようなことを言われました

“状況的に必死なのは分かる。頑張ろうとしてしまうのも分かる。でも、身体を壊してしまったら何にもならない。入院なんてことになったらどうする?体が資本なのだから、それをまず考えないと。時給ではなく、ストレスになっている仕事から減らしていきなさい”

今なら普通に分かりきっていることなんですが、当時の私はその自覚がありませんでした

なんの保障がある訳でもない、有給がある訳でもない
自分自身でしかお金を生めない仕事を選んだという自覚が

生活維持のためにとにかくお金を生む
でもそれは、働ける身体ありきのことです

身体にガタがきたら、なんてことをこうなるまで考えてもいませんでした

入る仕事は全部受けたい
断ったらお客様は離れてしまうかもしれない

そんな不安がありました
けれど、入院なんてことになったら…

体調を崩して、いつ予約を入れられるか分からない人の店へ行く、という選択肢を持つ人なんているのだろうか

私がその立場だったら、確実に営業している店を選ぶかな…

と言うことは…
もっと離れてしまうかもしれないというリスクが生まれるんだ!

個人差があるとは思うのですが、私は基本的に臨時休業や事前告知をするお店は別として、不定休としているお店を選ぶことがありません

この日に行きたいな、と思った時に行けないのは嫌だし、今週はいつ休みなんだろう?と考える時間が無駄だと思ってしまうタイプだからです

だからといって、このまま無休は多分、いや絶対に身体的に無理!

これまで全ての予約を受け、掛け持ちの仕事をしていた

とても不安で怖かったのですが、勇気を出して!←大袈裟

定休日を作ることに決めました!

すごくすごく不安だったのですが、そんな気持ちとはうらはらにお客様たちからは
“休み作ればいいのにと思ってたよー”と言われてしまいました(^_^;)

きっと見て分かるほどに疲れていたんだな、と思います

定休日を作ったこの頃はまだ、何も安定していなくて、休みの度に不安に襲われていました

けれど、身体と心は確実に楽になっていきました