こんばんは
Coeur(クール)のmakiです



資金無し、顧客無し、コネも無し
なんならネイルサロン経験も無し
そんな無謀なところから、自分でやりだして9年
今こうして仕事として成り立っていることを本当にありがたく思います



ネイリストになる、を決めたのは親に頭を下げてから1年弱くらいだったと思います

1年半と期限を決め、経済的支援をしてもらっている間、通院もしていました
中々しっくりくる医師に出会えず、3、4回病院を変えました
あくまでこれは私の意見ですが、病院選びはとても大切です
心療内科、精神科は人の心の問題を扱う所なのに、予約制で今どうにかしてほしいのに予約を取れるのが最短でも3ヶ月かかるとか、すぐに行けてもただやたらと薬を出すだけだったり、話をきちんと聞いてくれない医師が多い…
患者数が多いので仕方ないのかもしれませんが

“タチの悪い鬱”と言ってくれた医師は、最後に選んだ病院でした
“アナタみたいな人は薬を飲んでも気休めにもならない”
“薬がないといられない薬依存になる方が嫌だと思っているんでしょ”など、私の求める、ビジネスとして以上の回答をしてくれる方でした

毎回、“今日は薬はいる?”“頓服だけにしとく?”“出したのを全部まとめて飲んでも致死量ではないから死ねないよ”と見透かされているようでした

なので信じることが出来た

ですが私は突然通院を辞めました
他人を信じられずに生きてきた当時の私は、信じられる人やものを見つけた時の依存が尋常なものではなかったからです

このままでは依存してしまう

そんな自分が怖かったし、繰り返すのも嫌だった
今後も薬がないと不安になるような毎日を、過ごしていくなんて嫌でした

服用を突然辞めるのはよくない、とされているのは知っています
だけどこれらの病気は気持ちの問題からくるものです

人の気持ちを、人が作ったものなんかで完治するはずがない
効いている間、軽減されることはあっても根本的なものは変わらない

自分の気の持ちようでどうにでもなるはずだ、とある日突然思いました

服用と通院を続けていたら、私はそこに依存して治るものも治らないのかも、そっちの方が怖くなりました

1人で出来る仕事をしようと決め、通院も辞め、薬も全部捨て、ネイリストになろう!と決めた数日後、タイミングよくネイルスクールの無料体験募集の記事を見つけました(これは偶然ではなく必然だった気がします)

知らない人しかいない所へ、しかも幼少期から大嫌いだった女子の群れに飛び込むことは、すごく葛藤がありました
ですが自分がやるときめたことなので、予約を入れることにしました

それまで1年以上、死ぬことにしか前向きでなかった私が初めて、別なものに前を向けた久しぶりのことでした